- Q1なぜ今、中小型株に注目するのか
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A高いリターンを獲得するために有効な手法
中小型株への投資は、高いリターンを獲得するために有効な手段と考えているからです。
中小型株は、企業の利益成長力を背景に中長期で株価が大きく上昇する可能性を持っています。
社会に新しい価値をもたらす革新的な技術やサービスは成熟した大企業より、創業間もない中小企業や新興企業から生まれることが多く、そのような将来的に成長のポテンシャルが大きい企業を選別して投資することで、大きな投資リターンを獲得したいと考えています。
- Q2ファンドのコンセプトは
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A主に4つの着目点から飛躍的な成長企業を選ぶ
大きく4つ(高い技術力、優れた商品開発力、特徴のあるビジネスモデル、事業構造の改革など)に着目して、飛躍的な成長が期待される企業の株式を選別して運用を行います。
- Q3中小型株の特徴は
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A成長期待企業が存在する
中小型株は、一般的にリサーチカバレッジが少ないことから、将来有望な企業であっても十分に市場から評価されずに、割安に放置されているケースが数多く存在しています。
また事業規模が小さいため、業績の変化率が大きくなりやすいという特徴があります。株価は業績の変化の影響を受けやすいため、大型株と比較して、中小型株の株価変動率は大きくなる特徴があります。東証の時価総額別銘柄数とカバーアナリストの人数2023年3月31日現在
(出所)Bloombergのデータを基にSBI岡三アセットマネジメント作成
- Q4実際、どのように銘柄選定するのか
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A企業への直接取材が最も重要
投資時の時価総額の上限は5,000億円程度を目安とし、下限は流動性リスクなどを考慮して50億円とします。その範囲に当てはまる企業を投資対象としてウォッチします。その中から、企業業績の分析、企業取材などを行い投資魅力度の高い銘柄を絞り込んでいきます。
銘柄選別は、企業への直接取材を重要視します。
各企業の業績変化、イノベーションの発生等を踏まえて、有望と思われる銘柄を選定します。
- Q5実績報酬型なのは
運用に自信があるからですか -
A類似ファンドでの好パフォーマンス実績
類似の運用コンセプトで2014年3月に設定した中小型成長株オープンの設定来のリターンは、2023年4月末時点で+170.67%と、市場指数であるTOPIXや、中小型株のTOPIX Small を上回る良好なパフォーマンスとなっています(TOPIX Small 同+74.8%)。
今回、新しく設定するファンドに関しても、従来と同様の運用手法を採用することで、中長期で投資リターンを積み上げることが可能と考えています。
- Q6今後の見通しを教えてください
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A景気サイクルに関係なく、
独自の成長要因がカギ今年に入ってからの中小型株のパフォーマンスは、大型株と比較して大きく劣後しています。 大型株は、株主還元策の拡充やドル高円安の進行による業績拡大期待などを追い風に資金が流入しています。ただし、グローバル景気については、依然不透明感が残っていること、また金融不安に関しても完全には払拭できていないと考えています。
今後、外部環境の不透明感が意識されるタイミングでは、景気サイクルに関係なく独自の成長要因を持つ中小型株の投資魅力が高まる局面を迎える可能性が高いと考えています。中小型成長株オープン※の基準価額の推移(設定来)(2014年3月10日(設定日)~2023年3月31日、日次)
※2014年3月10日を100として指数化
※「中小型成長株オープン」(2014年3月10日設定)は、当ファンドのパフォーマンスではありません。類似運用コンセプトで運用する中小型株式を投資対象としたファンドです。(出所)Bloombergのデータを基にSBI岡三アセットマネジメント作成