レポート・コラム

<SBIラップ AI投資コース 2026年6月の実績>

<SBIラップ AI投資コース 2026年6月の実績>

2026年6月の実績、投資配分、寄与度

「SBIラップ AI投資コース(愛称:AIラップ)」(以下、「AIラップ」といいます)は、AIを使って市場動向を先読みしながら投資配分の最適化を目指し、人を凌駕するパフォーマンスを目指す資産運用サービスです。2022年3月31日より提供を開始し、2022年4月7日に運用を開始しています。(※1)2026年6月の世界の株式市場を振り返ると、米国で高まった利上げ観測や、AI関連企業の業績見通しへの一喜一憂などから荒い値動きが続きました。結果として、ハイテク関連銘柄は軟調な一方で、欧州や一部の新興国は堅調な値動きを見せるなど、まちまちな展開となりました。為替市場は、日米当局による為替介入が警戒されつつも米金利の先高観を反映してドル買いの動きが続き、円安・ドル高が進みました。以下は、そのような環境下における2026年6月の約1ヵ月間のAIラップのパフォーマンス(※1,4)とAIラップの各投資対象ファンドの騰落率(※5)です。
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AIラップの投資対象である8種類の専用投資信託(以下、「投資対象ファンド」と表示)は、米国市場の終値を翌営業日に取り込み基準価額に反映しています。本レポートの2026年6月の運用実績は、6月29日までの米国市場の値動きが反映されています。

2026年6月のリバランスの内容

AIラップの2026年6月5日のリバランス時点における投資配分(※6)をリバランス前と比較すると、配分比率が約29%と最も多く保有していた米国株式を約19%に、約19%保有していた先進国株式を約13%にそれぞれ減らし、約18%保有していた米国不動産を約30%に、約10%保有していた米国債券を約13%に、約6%保有していた金を約11%にそれぞれ増やしたことが主な変更点となりました。結果として前月に引き続き株式資産から米国不動産へシフトを行い、比較的リスクの高い資産間で配分を調整しました。同時に米国債券や金の比率を高めることで、全体としてはバランスを意識した投資配分としました。
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2026年6月のパフォーマンスの振り返り

2026年6月のマーケットを振り返ると、AI関連銘柄の業績見通しへの不透明感が相場を左右しました。ドル/円為替は、米利上げ観測などから円安・ドル高が進みました。投資対象ファンドの動きを見ると、中東沈静化やドル高観測等で資金が流出した金を除き、残りの7資産はすべて上昇しました。AIラップにおいては、下落した金の保有等がマイナスに影響しましたが、配分を増やした米国不動産の上昇等がプラスに寄与したため、2026年6月の月間パフォーマンスは+1.39%となりました。以下のグラフは、AIラップのリターンに対する各投資対象ファンドの寄与度(どの資産がどのくらいAIラップの騰落に影響を与えているか)です。(※5)
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リリース来の実績

以下の折れ線グラフは「AIラップ(※1)(青色線)」と「一般的なロボアドバイザー(※2)(水色線)」、「TOPIX(※3)(灰色線)」の比較グラフで、開始点はAIラップが運用を開始した2022年4月7日です。運用開始日の2022年4月7日から2026年6月30日の期間で、AIラップの運用実績は+94.32%(※1,4)となり、一般的なロボアドバイザー(※2,4)との比較では+2.41pt(※7)となりました。
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また以下は、直近1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年およびAIラップのリリース来のパフォーマンスです。(※8)
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※1 AIラップの運用実績について

2022年4月7日(サービスリリースした3月31日に申込を行い最短で運用を開始した場合の投資対象ファンドの買付約定日)から表示日まで、または表示している期間において、AIラップに投資していた場合の運用実績です。過去の運用実績であり将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。 リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。(※4)

※2 一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションについて

一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出)を用いて、投資対象ファンドに分散投資を行ったと仮定したシミュレーション結果を示しています。(※4)

※3 「TOPIX」はBloombergが提供するデータを基にFOLIOにて計算し作成しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。またAIラップの運用実績に市場価格が反映されるタイミングを考慮し、計算期間開始日および終了日を前倒して表示しています。

※4 運用実績または運用シミュレーションの計算方法について

2022年4月7日から表示日までの、または表示している期間における、投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用、投資対象ファンドを通じて保有するETFの分配金が考慮されています。)をもとに、「(計算期間終了日時価/計算期間開始日時価)-1」で計算したものを%表示しています。運用手数料を年率0.66%(税込)徴収したと仮定して計算を行っています。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算後の数値の小数第3位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

※5 騰落率グラフは2026年5月29日の基準価額を基準として、2026年6月30日における各投資対象ファンドおよび、AIラップのリターンを示したものです。各投資対象ファンドの騰落率の計算は、「(2026年6月30日時点の基準価額/2026年5月29日時点の基準価額)-1」で行い、%表示をしています。寄与度グラフは騰落率グラフのデータを用いて、AIラップの投資配分(指定期間の途中で行われたリバランスも考慮)に従って、AIラップのリターンに対する各投資対象ファンドの寄与度を示したものです。計算期間中に実施されるリバランスの影響により、騰落率グラフが示す各投資対象ファンドのリターンがプラスであっても、寄与度グラフにおいてはマイナスとなる場合があります(逆の場合もあります)。AIラップのリターンの算出方法については、※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

※6 表示の投資配分はリバランス実施時に目標とする比率であり、実際の運用では市場変動等の影響により表示の比率と乖離が発生することがあります。

※7 表示期間における、AIラップの運用実績と一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションの比較です。小数第3位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を用いて計算すると数値が一致せず誤差が生じる場合があります。

※8 1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月および1年のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヵ月前およびN年前の資産の評価額と2026年6月30日における評価額を元に計算しています。AIラップリリース来のパフォーマンスは、2022年4月7日の資産評価額と2026年6月30日における評価額を元に計算しています。表示している割合は年率ではありません。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

運用会社FOLIOからのメッセージ

資産配分を意識しつつ、機動的な配分変更で最も多く保有する米国不動産が牽引

6月は、米・イランの戦闘終結合意を受けて地政学リスクは後退した一方、AI関連銘柄の先行きに対する期待感と警戒感が交錯し、株式市場は一段と不安定な値動きとなりました。AIラップは、毎月のマーケット状況に合わせて投資配分を機動的に変動させる運用サービスです。6月のリバランスでは、米国株式を中心に株式資産の比率を減らして米国不動産を増やし、米国株式に代えて米国不動産を最も高い配分としました。一方で、比較的リスクの高い資産(株式資産・米国不動産)全体の比率は大きく変更しておらず、同時に米国債券や金の保有も増やすことで、資産分散にも配慮した運用を行っていました。 その結果、米国不動産が最もプラスに寄与したほか、幅広い資産からリターンを確保することができました。分散投資によってリスクを抑制しつつ、機動的な資産配分により収益機会を捉えるという当戦略の特徴が有効に機能したものと考えられます。是非、あらゆる相場局面に対応することを目指す「AIラップ」を継続してご活用ください。

2026年6月のマーケットを振り返る

ここで2026年6月のマーケットを振り返ります

【米国市場概況】

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米国株式市場の指標であるS&P500は月初、米半導体メーカーのAI向け新製品発表などを受けて、AI関連銘柄が牽引する形で最高値を更新する場面もありましたが、その後は、米半導体大手の業績見通しへの懸念や、堅調な雇用統計を背景とした金利上昇が重荷となり調整しました。中旬には米国・イランの戦闘終結合意が伝わり、地政学リスクの後退が好感され反発しましたが、FOMC(米連邦公開市場委員会)で年内利上げの可能性が示唆され、再び上値の重い展開となりました。下旬に入っても、AI・半導体関連銘柄に対する過熱感の修正や利益確定売りにより不安定な展開が続きましたが、月末にかけて中東情勢の緊張緩和等を背景に持ち直しの動きも見られ、最終的に前月比−1.06%となりました。

【先進国市場概況】

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日本株式市場の指標であるTOPIXは上旬、米利上げへの警戒感や米半導体株安などを受けて軟調に推移しました。中旬には、市場の予想通りに利上げを決定した日銀政策決定会合を波乱なく通過し、米国とイランの戦闘終結合意などを背景に上昇に転じました。下旬には、世界的な半導体株安を受けて調整する場面もありましたが、最終的に前月比+0.94%となりました。 欧州株式市場の指標であるストックス欧州600指数は上旬、米半導体株安などの影響を受けて軟調に推移しました。中旬は、ECB(欧州中央銀行)の利上げペースが和らぐとの見方や中東情勢の緊張緩和などが追い風となり堅調に推移しました。下旬は、世界的なハイテク株安が重荷となり一進一退で推移しましたが、月末に再上昇し最高値を更新して、最終的に前月比+2.51%となりました。

【新興国市場概況】

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中国株式市場の指標である上海総合指数は上旬、米国による対中半導体規制や中東情勢等への警戒感から調整しましたが、中旬には、米国とイランの戦闘終結合意が市場心理を改善させて上昇に転じました。下旬は世界的な半導体株安等の影響を受けて下落しましたが、月末にかけては、中国人民銀行による緩和策や経済指標の改善等を下支えに反発し、最終的に前月比+0.63%となりました。 インド株式市場の指標であるインドSENSEXは上旬、中東情勢の緊迫化やインド準備銀行による慎重な経済見通し等を受けて軟調に推移しました。中旬に米国・イランの戦闘終結合意による原油急落を追い風に航空・エネルギー株を中心に大幅高となった後、下旬は世界的なハイテク株安が重荷となり一進一退で推移し、最終的に前月比+2.27%となりました。

【為替・その他】

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ドル/円相場は、月初から日米金利差の拡大観測を背景に円安・ドル高基調で推移し、月央にかけて161円台後半となりました。中旬には、日銀が利上げを決定しつつも、ハト派的な姿勢を示したことなどで円安地合いは継続しました。この間、円買い介入への警戒感が高まったものの、月末には約39年半ぶりとなる162円台まで下落して、最終的に前月比2.05%の円安・ドル高となりました。 米国10年債利回りは上旬、好調な雇用統計を背景に利上げ観測が高まり水準を切り上げ、一時4.5%台後半まで上昇しました。中旬もFOMCで示されたタカ派的な姿勢等を受けて高止まりましたが、下旬にかけては世界的な株安を受けた債券買いや原油安によるインフレ期待の後退、物価指標の落ち着きなどで低下に転じ、最終的に4.4%台で月末を迎えました。

各指数等のデータはBloombergが提供する値を用いています。表示されている値(米国10年債利回りを除く)は、小数第3位以下を切り捨てています。

最新の投資配分の確認方法AIラップではAIによる予測技術を利用して投資配分を決定しています。最新の投資配分が気になる方は、AIラップ契約後のサマリー画面にてご確認いただくことができます。口座開設・ログインはこちらスマートフォンでの利用方法SBI証券スマートフォン専用サイトや各種アプリを経由して、スマートフォンでもAIラップを便利にご利用いただけます。詳しくはコラムでご紹介しています。

■本資料について

・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や作成時点での見解をご紹介するために、AIラップの投資運用業務を行う株式会社FOLIOが作成した資料です。

・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。

・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

■株式会社SBI証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 資産運用業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会

■株式会社FOLIO

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 資産運用業協会