2025年度の金融市場の振り返り
2025年度の金融市場は、株式・為替・金利のいずれにおいても変動の大きい一年となりました。 2025年4月から5月にかけては米国の強硬な関税政策などを背景に株式市場の急落と急反発を経験した一方で、2025年後半は株式市場が比較的堅調に推移する局面もありました。そして、2026年3月には中東情勢の悪化に伴い再び株価が大きく調整するなど、市場環境は一方向ではなく、強弱が目まぐるしく入れ替わる展開となりました。 2025年度は、資産運用において「短期的な値動きにどのように向き合うか」が改めて問われる1年であったと言えるでしょう。相場の変動の大きさを前提としたレバナビの運用設計
「SBIラップ レバレッジ運用 レバナビコース(以下、「レバナビ」といいます。)では、2025年度のような市場動向を「想定外の出来事の連続」として捉えるのではなく、資産運用において往々にして起こりうる「前提条件」と位置づけています。市場は常に上下を繰り返しており、一時的な調整や急騰は、長期投資の過程において避けられないものです。 そのため、レバナビでは「平均回帰性」という、短期的には上下に変動しながらも、長期的には一定のリターンに収束していくという市場の性質を重視し、運用を行っています。具体的には、一定期間の実績リターンが、長期的に大和アセットマネジメントが想定する期待リターンを大きく下回る場合には、レバレッジ倍率を引き上げ、実績リターンが期待リターンを大きく上回る場合にはレバレッジ倍率を引き下げることで、平均回帰に基づいた安定的なリターンの確保を目指しています。 レバナビのレバレッジ倍率は、「高・中・低」の3つのリスク段階に分かれており、各段階に設定された範囲内で自動的に調整されます。
※ 目標リスクはレバナビの価格変動リスクの目安を示したものです。
※ 目標リスクはポートフォリオのファンド配分を決定する際の目標値として使用します。
※ 実勢のリスク水準が目標リスクを上回る場合や下回る場合があります。
※ 黄金比ポートフォリオの推定リスク(7%~10%)に応じて、レバレッジ倍率も一定の範囲内で変動します。
※ 実勢のレバレッジ倍率は、レバナビコースの価格変動に伴い日々変動しており、上記レンジを上回る場合や下回る場合があります(1.1倍を下回る場合もございます)。
2025年度のレバナビ運用の振り返りと足もとの運用状況
2025年2月にレバレッジ倍率を中立水準として運用を開始したレバナビは、4月に米国が関税政策を発表し、相場が下落したことを受けて、レバレッジ倍率を3段階のうち、最も高い水準に引き上げました。結果的に、このような機動的なレバレッジ倍率の調整により、株価急落後の反転局面でリターンを獲得できました。 その後、7月には実績リターンが概ね期待リターンの水準まで回帰したことを受けて、レバレッジ倍率を中立水準に戻しました。9月には実績リターンが期待リターンを大きく上回ったことを受けて、レバレッジ倍率を3段階のうち最も低い水準に引き下げました。その後、翌年2月にかけて市場は堅調に推移したため、レバレッジ倍率を抑えた状態での運用を継続しました。 ここで、2026年度の初めとなる足もとの状況を確認すると、米国・イスラエルとイランの軍事衝突を背景とした下落局面を受けて、4月にレバレッジ倍率を引き上げ、中立水準へと戻す調整を行いました。 このように、レバナビは人の裁量を介さず、事前に設定されたルールに基づいて、「平均回帰性」の考え方に則ったレバレッジ倍率の調整が行われる仕組みとなっています。そのため、市場の短期的な値動きに対して都度判断を行う必要がなく、運用の継続性を保ちやすい点に特徴があると言えます。 以下で、より具体的に当該期間のレバナビのパフォーマンスと一定期間における世界株式のリターンを確認することで、レバレッジ倍率の変遷を確認してみましょう。
※ レバナビの運用実績について
2025年2月14日(サービスリリースした2月8日に申込を行い最短で運用を開始した場合の投資対象ファンドの買付約定日)から2026年4月30日まで、投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用が考慮されています。)をもとに計算した、レバナビに投資していた場合の運用実績です。投資顧問報酬として年率0.77%(税込)徴収したと仮定して計算を行っています。過去の運用実績であり将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。 リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。
※ 世界株式の対120営業日前リターンの推移について
世界株式の対120営業日前リターンは、Bloombergが提供するMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)のデータを基に、2025年2月14日から2026年4月30日まで、「(各日における値/120営業日前の値)-1」で計算したものを%表示しています。
レバナビを活用し、短期的な変動に振り回されない一貫した運用を
現在においても、イラン情勢に代表されるように、先行きの読みにくい不安定な市場環境が続いています。 このような環境下では、相場の急変やニュースを受けて不安や期待が先行しやすく、結果として「下がると怖くて売ってしまう」「上がるとさらに上昇を期待して買う」といったように、人の感情が売買判断に影響しやすくなります。そのため、冷静かつ一貫した運用を行うことは容易ではありません。 レバナビでは、「平均回帰性」や分散の考え方を活かして、下がったら買う、上がったら売るという一貫した運用をお客様に提供することで、長期的な資産形成をサポートしてまいります。最新の投資配分の確認方法
最新の投資配分が気になる方は、レバラップ契約後のサマリー画面にてご確認いただくことができます。口座開設・ログインはこちら
スマートフォンでの利用方法
SBI証券スマートフォン専用サイトや各種アプリを経由して、スマートフォンでもレバラップを便利にご利用いただけます。詳しくはコラムでご紹介しています。■本コラムについて
投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、作成時点での当社の見解をご紹介するために作成した資料です。
記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。
信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。



