金で守る、金で増やす

金で守る、金で増やす

Global X Japan

2025/10/17

安全資産として歴史的に信頼されてきた「金」が、今あらためて注目を集めています。世界的な金融緩和やインフレの進行に伴い主要通貨の価値が相対的に下がる一方、金は希少性から価値を保ち続け、足元では史上最高値を更新中です。東証に低コストで取引できる金ETF(為替ヘッジあり・なし)が上場し、少額・日本円での売買やNISA活用も可能になりました。株式中心の資産運用に金を組み入れることで分散効果やパフォーマンスの向上が期待できます。

安全資産として信頼される「金」

金は安全資産として最も信頼されている実物資産です。図表1は過去のショック時における、直前の高値から3か月後のパフォーマンスを比較したものです。2000年のITバブル崩壊、2007年の世界金融危機や2020年のコロナショック、そして2022年のロシアによるウクライナ侵攻など、株式市場はショックと呼ばれる大きな下落に何度も見舞われてきました。そういった局面で投資家はリスク回避の一環で株式の売却に走るため、株価は大きく下落します。一方で、ショック時のような不透明感が高まる局面では安全資産である金への需要が増え、金価格が上昇する場面も見られています。

金はその稀少性から世界共通で価値が認められている存在です。図表2は金に対する主要通貨の相対価値を示していますが、米ドル・ユーロ・円の価値はいずれも金価格に対し大きく下落しています。下落の背景には様々な理由がありますが、最も大きな影響を与えているのは、米国をはじめとした各国中央銀行による大規模な金融緩和です。通貨の供給量が拡大し通貨の価値が減る一方で、価値を保つと期待される金の価格は相対的に上昇を続けています。さらに昨今のインフレ環境が通貨価値の下落に拍車をかけており、相対的な金の価値が大きく高まっているのです。

金価格は史上最高値を更新中

歴史的にも金のパフォーマンスは好調です。図表3は金価格と世界株式、米国株式指数の過去25年間の推移です。特に2010年以降の相場では、米国株式や世界株式はマグニフィセント・セブンに代表されるハイテク株の上昇にけん引され、大幅に上昇しています。そうした中でも金価格はそれらの株価指数を大きく上回る上昇を見せています。足元では過去最高値を連日更新し続けており、世界中で金への関心が高まっている状況です。

このように金には安全資産として資産を守るだけでなく、稀少価値の高い実物資産として資産を増やす効果も高いことが分かります。

低コストで金に投資できるETFが登場

9月26日に、グローバルX ゴールド ETF(為替ヘッジあり)【424A】グローバルX ゴールド ETF【425A】が東証に上場しました。為替ヘッジを行う【424A】は金価格そのものの動きに注目したい方、為替ヘッジを行わない【425A】は円安の恩恵も取り込みたい方に向いているでしょう。東証ETFのため日本時間に日本円で少額(約3,000円)から売買が可能です。また、NISAの成長投資枠も利用できるほか、信託報酬は金を投資対象とする東証ETFで最安水準となっています。

金は株式と異なる値動きが期待される資産です。株式中心のポートフォリオに金を組み入れることで分散効果を発揮し、不透明な相場環境でも底堅いパフォーマンスが期待できるでしょう。また、金価格の上昇によるパフォーマンスの向上も十分に期待されます。動画では金投資についてさらに詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。

関連動画
【新規上場】グローバルX ゴールド ETF(為替ヘッジあり:424A / なし:425A)※YouTubeに遷移します。

投資リスク

当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。「金の価格変動(価格変動リスク・信用リスク)」、「為替リスク」、「カントリー・リスク」、「その他」※基準価額の動きが指数と完全に一致するものではありません。※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。※くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「投資リスク」をご覧ください。

ファンドの費用

ETFの市場での売買には、証券会社が独自に定める売買委託手数料がかかり、約定金額とは別にご負担いただきます。(取扱会社証券会社ごとに手数料率が異なりますので、その上限額を表示することができません。)保有期間中に間接的にご負担いただく費用として運用管理費用(信託報酬)がかかります。グローバルX ゴールド ETF(為替ヘッジあり)とグローバルX ゴールド ETFの運用管理費用は0.0275%(税込)、投資対象とするETFの運用管理費用は年率0.15%、実質的に負担する運用管理費用は年率0.1775%(税込)程度です。また、その他の費用・手数料としては、組入有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、監査報酬等を信託財産でご負担いただきます。※「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。※手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。また、上場投資信託および上場不動産投資信託は市場価格により取引されており、費用を表示することができません。※詳しくは、金融商品取引所で取引をされる際にご利用になる証券会社にお訊ねください。※設定・交換のお申込みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)の「ファンドの費用・税金」をご覧ください。
Global X Japan株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3174号 一般社団法人日本投資顧問業協会会員 一般社団法人投資信託協会会員