「NISAで積立」のお悩み解決!! 人気海外ETFが高くて買いづらい方に代替銘柄をご提案

投資情報部 榮 聡
2026/08/26
株価が上がって、これまでの予算では積立を続けにくくなった…。そんな銘柄に代わる選択肢として、人気の海外ETFをご紹介します。
図表1 ご提案銘柄
| 銘柄 | 株価(8/25) | 52週高値 | 52週安値 | 最低購入金額 (8/25) |
| インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM) | 292.66ドル | 308.21ドル | 228.75ドル | 46,533円 |
| ST SPDR ポートフォリオ S&P500 ETF(SPYM) | 90.15ドル | 91.74ドル | 74.06ドル | 14,334円 |
| FT ナスダック 半導体 ETF(FTXL) | 222.80ドル | 297.36ドル | 95.74ドル | 35,425円 |
注:最低購入金額は、1株当たりの購入金額を1ドル=159円で円換算しています。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
(1)人気海外ETFの代替候補銘柄
『「NISAの成長投資枠」で海外ETFに積立投資しようとしているが、株価が高くなってしまって予算を超えてしまい、思うように積立ができない』というお悩みはないでしょうか?
今回は、そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、積立投資で人気の海外ETFについて、株価が低い代替候補銘柄をご提案します。
図表2では、当社の積立買付で人気上位の海外ETF銘柄のうち、株価が300ドルを超えている銘柄をリストアップし、それぞれについて代替が可能と考えられる銘柄をあげています。
【 インベスコ QQQ トラストシリーズ1 ETF(QQQ)をインベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)で代替する 】
両ETFともナスダック100指数が連動対象で、運用会社もインベスコで同じです。株価が低い代替商品として、代替性は非常に高いと考えられます。しかも、経費率はQQQが0.20%であるのに対して、QQQMが0.15%と低くなっています。
【 バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)をST SPDR ポートフォリオ S&P500 ETF(SPYM)で代替する 】
投資対象は、VTIが米国の全上場株式、SPYMがS&P500指数と異なっています。しかし、米国の全上場株式に占めるS&P500指数の比率は約80%と高いため、代替性はかなり高いと考えられます。
一方、小型株が大型株に対して大幅にアウトパフォームする、またはアンダーパフォームするような局面では、パフォーマンスに違いが出る可能性はあります。第2節の代替可能性の検証をご確認ください。
【 バンガード S&P500 ETF(VOO)をST SPDR ポートフォリオ S&P500 ETF(SPYM)で代替する 】
運用会社はVOOがバンガード、SPYMがステート・ストリートと異なりますが、両ETFともS&P500指数を連動対象とするため、代替性は高いと考えられます。経費率は、VOOが0.03%、SPYMが0.02%と代替候補のほうが低くなっています。
【 ヴァンエック 半導体 ETF(SMH)をFT ナスダック 半導体 ETF(FTXL)で代替する 】
SMHは「MVIS米国上場半導体25指数」、FTXLは「ナスダック・US・スマート・セミコンダクター指数」を連動対象としています。前者は時価総額に沿って組み入れるパッシブ運用で、後者は「スマートベータ(ファクター加重)型」の株価指数に連動する運用のため、パフォーマンスには違いが出る可能性があります。
FTXLはボラティリティ(価格変動)、バリュー、グロースのスコアを組み合わせて銘柄を選定し、組入比率を調整しています。パフォーマンスの違いについては、第2節の代替可能性の検証をご確認ください。
経費率は、SMHが0.35%、FTXLが0.60%です。
【 State Street SPDR S&P500 ETF トラスト(SPY)をST SPDR ポートフォリオ S&P500 ETF(SPYM)で代替する 】
両ETFともS&P500指数が連動対象で、運用会社もステート・ストリートで同じです。株価が低い代替商品として、代替性は非常に高いと考えられます。しかも、経費率はSPYが0.09%であるのに対して、SPYMが0.02%と低くなっています。
図表2 当社「積立買付」の人気上位銘柄とその代替候補
(2)代替可能性の検証
図表3 過去3年騰落率と経費率
図表4 各組のETFのチャート比較(2026年8月21日まで)
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・レバレッジ型・インバース型 ETF等(ETN含む)は、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品です。レバレッジ指標の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率のレバレッジ倍(またはマイナスのレバレッジ倍)とは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。上記の理由から、一般的に長期間の投資には向かず、比較的短期間の市況の値動きを捉えるための投資に向いている金融商品といえます。投資経験があまりない個人投資家の方が資産形成のためにこうしたETF等を投資対象とする際には、取引の仕組みや内容を十分理解し、取引に伴うリスク・コストを十分に認識することが重要です。レバレッジ型・インバース型 ETF等に係る商品の特性とリスクについてはこちらのリーフレットをあわせてご確認ください。