カバード・コール戦略で高い利回りを獲得

Global X Japan
2025年6月6日
第2次トランプ政権の動向や地政学リスクの高まりなどを背景に、国内外で相場環境の不確実性が高まっています。相場の先行きが不透明な今だからこそ、安定した運用を目指したい投資家も多いのではないでしょうか?そのような方に注目していただきたいのが『グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(2865)』です。
この商品の核になっている「カバード・コール戦略」の仕組みと魅力についてご紹介します。
長期にわたる高い利回りと分配実績
このETFの最大の特徴は、毎月、安定した分配金を長期にわたり実現している点です。直近1年間の分配金の推移を見ても安定しているのが分かるかと思います。過去1年の分配金利回りは約11%*を実現しています。
*2025年4月30日時点


2022年9月の設定以来、毎月安定した分配金を出し続けているのが特徴です。
毎月分配金を受け取りながら、市場変動に備える「カバード・コール戦略」
ではなぜ、当ETFがこのような高水準の分配金を安定して支払えるのか。それは「カバード・コール戦略」にあります。
この戦略は、株式を保有しながら同時にその株式の「コール・オプション(買う権利)」を売却するという手法です。簡単に言えば、株価が一定以上に上昇した場合の値上がり益を放棄する代わりに、「プレミアム」と呼ばれる収入を得る仕組みです。
例えば、100ドルで株式を保有している場合、「30日以内に100ドルで買える権利」を誰かに売り、その対価として3ドルのプレミアムを受け取ります。これにより:
1. 株価が100ドルを超えた場合:プレミアムは得られますが、それ以上の値上がり益は放棄
2. 株価が横ばいの場合:通常なら利益ゼロですが、プレミアムで収益を確保
3. 株価が下落した場合:含み損は出ますが、プレミアム分だけ損失を軽減
プレミアムは株価の値動きが大きいほど高くなる傾向があります。当ETFが対象としているNASDAQ-100指数はアップルやマイクロソフトなどのハイテク株が中心で値動きが比較的大きいという特徴があります。そのため、より高いプレミアム収益が狙えます。今年に入り、株式市場に不透明感が高まり、急落、急騰がたびたび起き、ボラティリティが高まっていることから、プレミアム収益も増加傾向にあります。
株式市場が不透明な時こそ力を発揮する「カバード・コール戦略」
このETFが特に力を発揮する相場環境やぴったりな投資家は以下のとおりです。
【相場環境】
- 相場の先行きが不透明で方向感がない局面
- 株価が横ばいまたは緩やかな下落が予想される局面
【投資家タイプ】
- 安定した分配金収入を求める投資家
- 株式投資のリスクを抑えつつ、預金よりも高い利回りを期待する投資家
- 少額から米国株への投資を始めたい投資家
現在のような相場環境において威力を発揮してくれるカバード・コール戦略ですが、決して万能ではありません。カバード・コール戦略は一定水準以上の値上がり益を放棄することから、相場が大きく上昇した場合には、その恩恵を十分に受けることができません。つまり、権利行使価格を超える値上がり益は得られないため、相場が急騰する局面では、通常の株式投資やインデックス投資に比べてリターンが限定されます。
『グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(2865)』は、安定した分配金収入を求める投資家にとって魅力的な選択肢です。特に今のような先行き不透明な相場環境では、ポートフォリオの安定性を高める「守りの要」として機能することが期待されます。もっと、カバード・コール戦略、当ETFのことが知りたいという方のために初級編と中上級編の2本の動画をご用意しましたので、ぜひご覧ください。
<関連動画>
【ミニセミナー】<QYLD初級編>10%以上の利回り実績・毎月分配に期待!※YouTubeに遷移します。
紹介ETF:QYLD、2865
【ミニセミナー】<QYLD中上級編>超わかりやすいカバコ戦略!※YouTubeに遷移します。
紹介ETF:QYLD、2865
投資リスク
当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。「株価の変動(価格変動リスク・信用リスク)」、「為替リスク」、「カントリー・リスク」、「カバードコール戦略の利用に伴うリスク」、「その他」※基準価額の動きが指数と完全に一致するものではありません。※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。※くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「投資リスク」をご覧ください。
ファンドの費用
ETFの市場での売買には、証券会社が独自に定める売買委託手数料がかかり、約定金額とは別にご負担いただきます。(取扱会社証券会社ごとに手数料率が異なりますので、その上限額を表示することができません。)保有期間中に間接的にご負担いただく費用として運用管理費用(信託報酬)がかかります。グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの運用管理費用は0.60%(税込)、実質的な信託報酬率は0.6275%(税込)程度です。また、その他の費用・手数料としては、組入有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、監査報酬等を信託財産でご負担いただきます。※「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。※手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。また、上場投資信託および上場不動産投資信託は市場価格により取引されており、費用を表示することができません。※詳しくは、金融商品取引所で取引をされる際にご利用になる証券会社にお訊ねください。※設定・交換のお申込みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書) の「ファンドの費用・税金」をご覧ください。