投信はつみのNISAメニュー 2024年4月

投信はつみ
2024/04/18
投信はつみです。新NISAの成長投資枠で検討してみたい4月の投資信託(ファンド)、NISAメニューをご紹介します!
4月も1月から3月までと同じ条件でメニューを提示してみます。同じ条件でも季節(期間)が変わるとメニューの一部が変更となりました。1月から3月までのNISAメニューはバックナンバー(こちら)をご覧いただければと思います。
同じ条件とは、期間1年、3年、5年リタ―ンのすべてでオルカンの実績を上回っているアクティブファンド(2024年3月末基準、図表1)です。そのファンド数は3月(2024年2月末基準)は30ファンドでしたが、4月(2024年3月末基準)は27ファンドとなりました。オルカンの実績を上回っている27ファンドは、カテゴリー別(投資対象別)のファンド数では、国際株式・北米が13(前月比+2)で最も多く、国際株式・グローバル(日本を含む/日本を除く)が6(同+2)、国際株式・インドが4(同-8)、国内株式が4(同+1)となりました。前月比では国際株式・インドが減少し、国際株式・北米、国際株式・グローバル、国内株式がそれぞれ増加しました。
4月の新メニューは、iTrustロボ、米国インフラ関連株式ファンド(為替ヘッジなし)(愛称:グレート・アメリカ)、野村未来トレンド発見ファンド Bコース(為替ヘッジなし)(愛称:先見の明)、先進国好配当株式ファンド(年2回決算型)、先進国好配当株式ファンド(3ヵ月決算型)、三井住友DS 日本バリュー株ファンド(愛称:黒潮)の6ファンドになりました。
SBIセレクトは12ファンドです。
出会いの季節となる4月、オルカンとは値動きが異なるファンドを探して、成長投資枠における分散投資をご検討されてみてはいかかでしょうか!
図表1 成長投資枠でオルカンの運用実績(1年・3年・5年)を上回るファンド
順位 | ファンド名 | 運用会社 (略称) |
カテゴリー | 1年 リターン |
3年 リターン (年率) |
5年 リターン (年率) |
10年 リターン (年率) |
ファンド レーティング |
備考 |
1 | 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 野村 | 国際株式・グローバル・含む日本 | 106.94% | 40.92% | 42.55% | 28.52% | ★★★★★ | SBIセレクト |
2 | 米国NASDAQオープン Bコース(為替ヘッジなし) | 野村 | 国際株式・北米 | 75.87% | 24.28% | 26.63% | 20.51% | ★★★★★ | |
3 | 三菱UFJ NASDAQオープン Bコース | 三菱UFJ | 国際株式・北米 | 69.79% | 22.98% | 25.66% | 19.05% | ★★★★★ | |
4 | iTrustロボ | ピクテ | 国際株式・グローバル・含む日本 | 57.92% | 19.58% | 25.07% | - | ★★★★ | 新規 |
5 | 米国インフラ関連株式ファンド(為替ヘッジなし)(愛称:グレート・アメリカ) | アセマネOne | 国際株式・北米 | 43.37% | 22.72% | 24.01% | - | ★★★★ | 新規、SBIセレクト |
6 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) | アライアンス | 国際株式・北米 | 56.03% | 22.82% | 23.28% | 19.75% | ★★★★★ | SBIセレクト |
7 | netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) | ゴールドマン | 国際株式・北米 | 67.08% | 19.46% | 23.19% | 19.74% | ★★★★ | SBIセレクト |
8 | HSBC インド・インフラ株式オープン | HSBC | 国際株式・インド | 75.97% | 34.82% | 23.02% | 15.36% | ★★★★ | SBIセレクト |
9 | フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし) | フィデリティ | 国際株式・北米 | 64.04% | 23.95% | 22.64% | - | ★★★★★ | SBIセレクト |
10 | フィデリティ・米国株式ファンド Dコース(分配重視型・為替ヘッジなし) | フィデリティ | 国際株式・北米 | 63.21% | 23.80% | 22.47% | - | ★★★★★ | |
11 | フィデリティ・米国優良株・ファンド | フィデリティ | 国際株式・北米 | 52.45% | 23.54% | 22.44% | 15.57% | ★★★★ | SBIセレクト |
12 | 米国成長株式ファンド | 三井住友トラスト | 国際株式・北米 | 61.48% | 20.98% | 22.21% | 17.41% | ★★★★ | |
13 | トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド | 三井住友DS | 国内株式・大型ブレンド | 84.92% | 24.43% | 21.66% | 12.23% | ★★ | |
14 | 日興グラビティ・アメリカズ・ファンド(愛称:ビバ・アメリカズ) | 日興 | 国際株式・北米 | 61.06% | 24.09% | 21.24% | 13.83% | ★★★★ | |
15 | イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド | イーストスプリング | 国際株式・インド | 69.37% | 29.25% | 20.91% | 15.42% | ★★★★ | |
16 | 野村未来トレンド発見ファンド Bコース(為替ヘッジなし)(愛称:先見の明) | 野村 | 国際株式・北米 | 58.12% | 19.44% | 20.67% | - | ★★★★ | 新規、SBIセレクト |
17 | 明治安田アメリカ株式ファンド(愛称:グレートイーグル) | 明治安田 | 国際株式・北米 | 48.42% | 22.67% | 20.63% | 15.35% | ★★★★ | |
18 | イーストスプリング・インド消費関連ファンド | イーストスプリング | 国際株式・インド | 52.75% | 25.21% | 20.16% | 15.80% | ★★★★ | SBIセレクト |
19 | SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド | SBI | 国際株式・インド | 56.84% | 30.02% | 20.13% | 13.24% | ★★★★ | |
20 | EXE-i 先進国株式ファンド | SBI | 国際株式・グローバル・除く日本 | 41.85% | 20.77% | 19.54% | 13.66% | ★★★★ | |
21 | ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし) | ブラックロック | 国際株式・グローバル・含む日本 | 44.14% | 20.49% | 19.39% | - | ★★★★★ | SBIセレクト |
22 | 日経平均高配当利回り株ファンド | 三菱UFJ | 国内株式・大型バリュー | 54.64% | 30.90% | 19.30% | - | ★★★★ | SBIセレクト |
23 | 先進国好配当株式ファンド(年2回決算型) | 三菱UFJ | 国際株式・グローバル・含む日本 | 41.54% | 23.19% | 19.14% | - | ★★★★★ | 新規 |
24 | 先進国好配当株式ファンド(3ヵ月決算型) | 三菱UFJ | 国際株式・グローバル・含む日本 | 41.78% | 23.15% | 19.11% | - | ★★★★★ | 新規 |
25 | DIAM 割安日本株ファンド(年1回決算型) | アセマネOne | 国内株式・大型バリュー | 53.71% | 21.35% | 19.10% | 12.12% | ★★★★★ | |
26 | 次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー) | 三菱UFJ | 国際株式・北米 | 48.85% | 19.89% | 18.78% | 14.69% | ★★★★ | |
27 | 三井住友DS 日本バリュー株ファンド(愛称:黒潮) | 三井住友DS | 国内株式・大型バリュー | 51.86% | 20.67% | 18.51% | 12.23% | ★★★★ | 新規、SBIセレクト |
参考 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ | 国際株式・グローバル・含む日本 | 41.10% | 18.87% | 18.23% | - | ★★★★ |
- ※新NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い、積立可のファンド)で、1年・3年・5年すべてでオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))を上回ったファンドを5年リターン順に掲載(2024年3月末基準)、残高10億円未満のファンドを除く
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません
【投信はつみ プロフィール】
投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める20代。
父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。
はつみは2018年のつみたてNISA制度開始から米国株式インデックスファンドを中心につみたて投資をはじめる。
6年間のつみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。
2024年からの成長投資枠でアクティブファンドなどへの分散投資を検討し、成長投資枠でつみたて投資をはじめることに。
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