【動画レポート】新NISAどう使う? 24歳投資家てるぞう、等身大の選択肢

【動画レポート】新NISAどう使う? 24歳投資家てるぞう、等身大の選択肢

大和アセットマネジメント/積立てるぞう

2023/11/06

新NISAがはじまる2024年に向けて、若い世代でも資産運用に対する関心が高まっています。そこで今回はYouTubeチャンネル「てるぞうお金塾」(2023年9月末時点登録者数1.02万人)を運営する“積立てるぞう”さんの動画をレポート形式でお届けします。
投資歴3年半、現在24歳の積立てるぞうさんが考える新NISAの対象ファンドや投資額など、等身大の投資戦略とは!?

※積立てるぞうさんのYouTubeチャンネルに遷移します。

どうも! 現在24歳。大学生時代から投資をはじめて3年半、「つみたてNISAに人生を変えられた男」積立てるぞうです! 僕は小さい頃にお金の事情で少しつらい思いをしたことがあったので、「お金に振り回される人をゼロに」を目標に情報を発信しています。

2020年1月からつみたてNISAで投資をはじめ、2023年7月現在の資産合計は151万351円、3年半で+37万円です。

今回は、2024年から始まる新NISAで僕がどのような商品にどのくらい投資するか、若い投資家の等身大の目線でお話ししていきます!

新NISAの重要なポイント

実際の投資戦略についてお話しする前に、新NISAの重要なポイントを簡単におさえておきましょう。どんな選択をするか判断するためには前提となる知識が必要です。特に重要だと思うポイントは以下の3つとなります。

1. 年間の限度額が360万円になった

これまでのNISA制度では、つみたてNISAの年間投資限度額が40万円、一般NISAの上限額が120万円でしたが、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年間360万円が上限となりました。

2.非課税期間が無期限に

つみたてNISAは20年、一般NISAは5年とされていた非課税期間について、2024年以降は無期限となる予定です。

3.非課税枠が再利用可能に

新NISAでは生涯で投資できる上限(生涯投資枠)が1,800万円と定められましたが、売却すれば翌年枠は復活します。

何を買う? どのくらい買う?

投資信託を毎月5万円ずつ積み立てる

実際に新NISAで買おうと思っている商品は「投資信託」です。
投資信託とは「金融商品の福袋」とも例えられるもので、1つの企業だけでなく複数の企業や商品に分散して投資することができます。

新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がありますが、つみたて投資枠で買えるのは投資信託のみ。そのため、現在つみたてNISAで投資している商品と同じく、米国の代表的な指数であるS&P500に連動したインデックスファンドを買おうと思っています。

投資額は毎月5万円とする予定ですが、収入の変動によって検討するつもりです。

S&P500に連動するインデックスファンドに投資するか、全世界株式型のインデックスファンドに投資するか悩みましたが、個人的には今後20〜30年はまだS&P500のほうがリターンは大きいのではないかと予想しています。

ただ、新NISAは非課税期間の制限がなく投資枠の再利用もOKなので、全世界株式のほうが良いと判断した場合は、そのタイミングで積み立てる商品を切り替えるかもしれません。

S&P500に連動する商品を買うということは、アメリカのトップ500社に投資をすることでもあります。過去の歴史を見ても、S&P500が全世界株式のパフォーマンスを上回っています。
※計測期間が異なれば結果も異なることにご留意ください。

※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

S&P500を選んだ理由

過去のパフォーマンス以外にも、S&P500を選んだ理由は3つあります。

  1. 1.アメリカは移民を受け入れているため人口が増えやすい
  2. 2.企業の入れ替えが早い健全な指数である
  3. 3.考えすぎるよりはやったほうがいい

「S&P500 VS 全世界株式のパフォーマンス」というのは、かなり色々なところで議論され続けているテーマですが、僕はどちらを選んだとしても貯金よりはプラスになると考えています。
※個人の見解です。計測期間が異なれば結果も異なることにご留意ください。運用成果は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
とはいえ、未来は誰も予想できないため、僕の場合は投資商品の選択だけではなく投資金額でもリスクを調整するようにしています。

応援したい企業の個別株を買う

投資信託のほかに新NISAで投資しようと思っているのが「個別株」です。個別株はつみたて投資枠では購入できないので、成長投資枠で買う予定です。今までもちょっとずつお試し感覚で色々な会社の株を買っていたのですが、チャレンジを続ける中で「自分の理解できる会社の株を買う」ということが大事だと感じています。

例えば、僕の大好きなスターバックスや、動画の撮影や台本の制作で製品を使用しているアップルやマイクロソフトなど。自分が普段利用して、お世話になっているサービスに対し、感謝の気持ちを込めて投資しようと思っています。

つみたて投資の金額と比べたら少ないかもしれませんが、具体的には、スターバックスとアップルの個別株を毎月1株ずつ購入する予定です。マイクロソフトは少し株価が高いので、収入が増えたらチャレンジしたいと思っています。

特定口座の商品は売却して新NISAへ

これまで特定口座で買っていた商品についても、今後どうする予定かお話しします。特定口座とは、一言でいうと「NISAとは違って税金がかかる口座」です。

現行のつみたてNISAの投資上限額は年間40万円しかなかったため、例えば1年で50万円分の投資をしたかったら、はみ出た10万円分は税金がかかる特定口座で運用する必要がありました。

新NISAでは上限額が大幅に増えたため、今まで税金がかかる特定口座で投資していた分を新NISAで運用したいというわけです。

これまで特定口座で保有してた商品を新NISA口座に移動させることはできません。そのため、2023年末頃に、これまで特定口座で買っていた株と投資信託をどちらも全部売って現金にし、そのお金で新NISAの枠内で同じ商品を買い直すつもりです。税制優遇のメリットを考えると、個人的には効率的に資産を増やす方法だと思っています。
※上記は積立てるぞうさんの見解です。現金化するタイミングによっては資産が目減りする可能性や、信託財産留保額等費用が発生する商品もあるのでご留意ください。

証券口座はどうする?

新NISA開始のタイミングで、証券口座をSBI証券に変更しようと思っています。これは以前から決めていたことなのですが、理由は2つあります。

  1. 1.手数料が安くてポイントがつく
  2. 2.フォロワーさんから情報を求められている

特に2つめが主な理由です。特定口座は複数の証券会社で開設できますが、NISA口座は1つの金融機関でしか開設できません。そのため、手数料の高い対面の銀行や証券口座でNISAをはじめたフォロワーさんから、できれば手数料の安いネット証券に変更したいという声が上がっていました。

NISA口座の変更方法を調べてみても、自分でやってみるのは難しいという悩みも耳にしていたので、自分自身が実際にNISA口座を変更し、その手順を発信することで情報提供をしたいと考えています。

若いうちから投資をはじめよう!

まだ投資をはじめていない方に伝えたいことは、「なるべく若いうちから投資をやろう」です! 長期分散投資は経済の波にのる投資方法で、一般的に早くはじめて長く続けるほうが勝ちやすいといわれています。投資や経済に詳しくなれるというのも、投資をはじめる大きなメリットです。

成人年齢の引き下げにより18歳から親の許可無く投資をはじめられるようになりました。個人的には成人になったら、100円からでもいいので投資をはじめ、投資の勉強をしていく世の中になったらいいなと思います。まだ投資をはじめていない方はぜひ行動に移してみてはいかがでしょうか。

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