「匠の運用コース」のリリースで唯一無二のラップサービスに
2022年3月31日のサービス開始より多くのお客さまから高い関心を寄せていただき、現在まで引き続きご好評いただいています。おかげさまで、足もとのお預かり資産は800億円(※1)を超えております。※1 「SBIラップ×SBI新生銀行」(2022年10月以降)、「SBIラップ×投資信託相談プラザ」(2023年8月以降)を含む。SBI証券調べ。
サービス開始2年目の7月には、従前よりご提供していた「SBIラップ AI投資コース(旧「SBIラップ」)」(以下「AIラップ」)に加えて、「SBIラップ 匠の運用コース」(以下「匠ラップ」)の提供を開始しました。「匠ラップ」の提供により、「SBI ラップ」はネット証券5社(※2)で唯一、1つの証券口座で複数の運用戦略をお選びいただけるようになり、特色ある運用コースからお客さまのご興味や目的に応じて、どちらかの運用戦略を選ぶことも、同時に組み合わせて利用することもできる新しいラップサービスとなりました。※2 auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、SBI証券の5社
2022年度に続いてご契約増加件数 業界No.1
2022年度に続き、2023年度も第3四半期までファンドラップ・ロボアドバイザーのご契約増加件数は業界No.1(※3)となるなど、年代を問わず幅広いお客さまにご利用いただいています。※3 一般社団法人日本投資顧問業協会が公表している統計資料「契約資産状況『ラップ業務』」に記載されている、協会会員の「投資運用」契約件数(個人および法人の合計数)を用いて、2023年3月末時点から2023年12月末時点までの増加件数を計算し、同期間におけるSBIラップの契約増加件数と比較した結果を示すものです。
本グラフは、上記基準にて集計した結果の上位10社(SBIラップの運用会社であるFOLIO社を除く)の値を示しています。SBI証券調べ。
「SBIラップ」と新NISAの組み合わせで資産全体のリスクコントロールを
2024年から始まった新NISA制度は、投資枠の拡大や非課税期間の無期限化など、さらに使い勝手が良くなり資産形成を強く後押しする制度であり、高い注目を集めています。現時点では「SBIラップ」は新NISA制度に対応していませんが、「SBIラップ」をご契約いただいているお客さまの約4割(2024年3月5日時点)がSBI証券内でNISA口座を利用されています。NISA口座では主に全世界株式や米国株式の指数に連動するインデックス・ファンドなどを保有されている方が多く、比較的高いリターンが期待できることから非課税枠の活用には適していると考えられます。 一方で株式資産を中心に非課税枠を活用している場合、保有資産全体のリスクが相応に高くなってしまっている可能性があることには注意する必要があります。 例えば、コロナ・ショックでマーケットが大きく動揺した2020年3月末時点の2019年12月末と比較した下落幅(バックテスト)は、「AI投資コース」が-13.93%、「匠の運用コース」は-10.27%に対して、世界株式やS&P500は-20%を超える下落となりました。 コロナ・ショック時は株式市場が比較的早く回復しましたが、2008年の世界金融危機(リーマン・ショック)時には回復まで数年を要しており、株式資産への集中投資はパフォーマンスが不安定になる危険もあります。「AIラップ」は、資産運用にAIを活用して市場動向を先読みすることで、「匠ラップ」は、野村アセットマネジメント独自の投資戦略を活用することで、資産配分を柔軟に変更しあらゆる相場局面に対応することを目指します。特にNISA口座で株式資産を中心に運用をされている場合には、「SBIラップ」を同時に活用いただくことで、資産全体のリスクを相場局面に合わせてよりコントロールする効果に期待できます。※4「AI投資コース」のバックテストは、本コラム作成時点の最新の運用戦略に基づき投資を行っていたと仮定して、実質的な投資対象とするETFの価格(経費率が考慮されています)を用いて、信託報酬として0.1606%(年率/税込)を差し引いて計算したシミュレーション結果であり、運用実績ではありません。手数料については、0.66%(年率/税込)を徴収したものとして計算しています。分配金は投資の拠出金に自動的に組み入れたものとし、手数料等にかかる消費税率は時期により適用する税率を変更して計算しています。計算において、リバランス時の譲渡益にかかる税金は考慮していません。
※5「匠の運用コース」のバックテストは、過去データを用いたシミュレーション結果であり、「匠の運用コース」の運用実績ではありません。「匠の運用コース」の将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。運用にかかる費用については、手数料および信託報酬として運用資産額の年1.46%(年率/税込)を控除しています。分配金やリバランス時の譲渡益にかかる税金は考慮していません。詳しくはWebページ「シミュレーションの前提条件について」をご参照ください。
※6 「AI投資コース」については、2012年12月末~2022年4月6日の期間はバックテスト、それ以降は運用実績を合成しており、「匠の運用コース」については、2012年12月末~2023年7月まではバックテスト、それ以降は運用実績を合成しています。運用実績は、「AI投資コース」については信託報酬やその他の費用、投資対象ファンドを通じて投資するETFの経費率や分配金を考慮し、手数料0.66%(年率/税込)を徴収して計算しており、「匠の運用コース」については 投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用が考慮されており、分配金は当該ファンドに再投資したものと仮定しています。)をもとに、運用手数料0.77%(年率/税込)を徴収したと仮定して計算を行っています。年率リスク・年率リターンは月次データを用いて計算しています。
※7 世界株式とS&P500、世界債券は、Bloomberg社が提供するMSCI ACWI(配当込み)とS&P500(配当込み)、FTSE世界国債インデックスの円換算データを基に計算しています。
お客さまの声に向き合い改善に努めてまいります
「匠ラップ」サービス開始以外にも、2023年7月にお客さまからのご要望にお応えすべく以下の機能改善対応を行いました。(詳細はリンク先のページにてご紹介しています)- 積立金額が千円からだったら使いやすいという声に対応
- 積立投資の最低金額を1,000円に引き下げ、さらに新規拠出完了前でも設定可能に
- 投資金額に対しての損益が見えるようにしてほしいという声に対応
- ラップサマリー画面に「通算損益」の表示を追加
- 売買のリアルタイム通知設定ができるようにしてほしいという声に対応
- 各種通知機能を強化
本コラムについて
投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、作成時点での当社の見解をご紹介するために作成した資料です。
記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。
信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。