「生きた証を遺せた」遺贈寄付をした3人が感じた充足感 (一般社団法人日本承継寄付協会 2025.1.30)

「遺贈寄付」と一口に言っても、遺言書による寄付、相続財産からの寄付など様々な方法があります。

また、遺贈寄付だけでなく、生前から寄付をする方法もあります。

実際に寄付を行った3名の方々にインタビューし、その想いと体験を語っていただきました。

体験談1)募金は、受け取る学生さんも寄付する私も、双方が喜びを感じる瞬間(遺児支援を行うNPOへ 継続寄付および遺贈寄付の遺言書の作成をした60代男性・独身の場合)

Q1.なぜ遺贈寄付をしようと考えたのですか?

大きな病気を機に、遺贈を考えるようになりました。独身の私は、自分の財産の行方を命あるうちに自分で考えなければいけない…と気付いて、遺言書を作成しました。

Q2.寄付をする際に悩んだことは? どのように解決しましたか?

寄付をするのに悩んだことはありません。最初にあしなが学生募金に寄付をしたのは37年前のことですが、募金は受け取る学生さんも寄付する私も双方が喜びを感じる瞬間です。遺児を支援している団体(一般財団法人 あしなが育英会)への遺贈も募金の延長として自然に考えることができました。

Q3.遺贈寄付をして感じたことはありますか?

遺贈は自分が生きてきた証です。命なき後も誰かの役に立てるのが嬉しいです。死がいつ訪れるかは知るよしもありませんが、遺言の準備は今できることです。長生きを前提に、備えをするのはいいことだと思います。

一般財団法人 あしなが育英会:https://www.ashinaga.org/

体験談2)戦後の苦労を知る父の思いに寄り添って(ウクライナ避難民支援を行うNGOへ お父様の相続財産から現金500万円を寄付した女性の場合)

Q1.なぜお父様の遺産を寄付しようと考えたのですか?

父から相続した財産の一部を、ウクライナ避難民を支援している日本の団体(認定特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”)に寄付しました。戦後の混乱期に苦労した父は幼いときの体験が強く心に残っていたようで、決して贅沢をすることのない人でした。晩年は、自分の遺産を戦争や災害で苦しむ人々に役立ててほしいと言い残していました。私たち遺族としても、父の気持ちにそって寄付をすることにしました。

Q2.寄付をして感じたことはありますか?

父の相続財産で支援をした団体の活動がニュースなどで報道されるたび、嬉しく思います。戦火にさらされた方々にとって、今回の寄付が少しでも命を守る助けになれば、父もきっと喜ぶだろうと思います。

認定特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”https://arrows.peace-winds.org/

体験談3)遺贈が決まり胸のつかえが取れ、とてもスッキリした気持ちです(子ども支援を行うNPOへ 最期に残った全ての財産を寄付する遺言書を作成した60代男性・独身の場合)

Q1.なぜ遺贈寄付をしようと考えたのですか?

以前から自分が遺した財産は日本の子どもたちのために使ってほしいという漠然とした思いを抱いていました。そんな矢先、唯一の相続人である弟が亡くなり、また自身の体調面の不安もあり、遺贈先の選定や遺言作成について具体的に検討することにしました。

Q2.遺贈寄付の手続きをする際に悩んだことは? どのように解決しましたか?

財産について誰に相談していいものか悩んでいた折、弟の相続手続をサポートしてくれた取引銀行に団体さん(認定特定非営利活動法人 フローレンス)のことを教えてもらいました。子育てを社会全体で支える活動に奔走されていることを知り、最期に遺った財産はこの団体に任せたい!と強く思いました。

Q3.遺贈寄付をして感じたことはありますか?

今は胸のつかえが取れ、とてもスッキリした気持ちです。自分が遺した財産が日本の将来を担う子どもたちのために活かされる。こんな喜びはありません。自分が生きた証にもなるでしょう。私と同じような思いを抱いておられる方々は、ぜひ遺贈をお考えになってはいかがでしょうか。

認定特定非営利活動法人 フローレンス:https://florence.or.jp/

3人の体験談を読み、遺贈寄付や寄付を身近に感じ、心に変化をもたらしてくれるものだと思われた方も多いのではないでしょうか。

本体験談は一般社団法人日本承継寄付協会が発行する遺贈寄付情報誌『えんギフト』から参考に作成したものです。『えんギフト』は遺贈寄付の手順や寄付先をわかりやすく解説した、無料でご請求いただける冊子です。さらに詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

遺贈寄付情報誌『えんギフト』:https://www.izo.or.jp/service/gift.html

監修:一般社団法人日本承継寄付協会

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