第3回 はじめて信用®ってなに?

第3回 はじめて信用®ってなに?

デジタル営業部 上田 郁実

2025/2/12

はじめに

第2回のコラムでは現物取引と信用取引のちがいについてご紹介い たしました。
今回は、SBI証券独自のサービスである「はじめて信用®」についてご説明します。
信用取引は投資上級者向けのリスクの高い取引だと思っていた方も、「はじめて信用®」でリスクを抑えつつ信用取引でしかできない投資手法を試してみてはいかがですか。
まずはこのコラムでチェックしてみましょう。

「はじめて信用®」ってなに?

はじめて信用を一言で説明すると、投資経験なしで申込できる初心者向けに設計された信用取引です。

信用取引が危ないと言われる理由は、自己資金以上の取引ができることから、現物取引と異なり投資額以上の損失が発生するためです。
つまり、レバレッジがかかることが大きな理由と言われています。
はじめて信用はレバレッジ1倍なので、信用買いからはじめれば自己資金以上の損失が出ないようコントロールすることができます。

信用売りの場合は、株価が上がると損が増えるので、レバレッジ1倍にしていたとしても自己資金以上に損失が出る可能性があるので注意が必要です。

はじめて信用はレバレッジをかけられないよう制限されているので、リスクは抑えて、信用取引でしかできない回転売買や売りからも取引ができるという、投資初心者でも安心して利用できるサービスです。

「はじめて信用®」のメリット・デメリット

はじめて信用はリスクを抑えた商品設計になっているので、安心して利用できる分、制限もあります。
現物取引、はじめて信用、通常の信用取引の3つを比較してご説明します。

※建玉上限:建玉とは、信用で買った株、売った株を合計した金額のことです。最大いくらまで建玉を保有できるか上限が定められています。

信用取引の最大のメリットは回転売買、売りから取引ができることです。
はじめて信用でも、通常の信用取引と同じようにできます!
ただし、新規で建てた当日に決済しなければいけない日計り信用やHYPER空売りなどの比較的値動きの激しい取引は制限されているので安心です。

回転売買

1日に同じ資金で同じ銘柄を何度も買い売り繰り返して取引ができるため、資金効率が良い

売りから取引(空売り)

株を借りて売る→株を市場で買い戻して返すことで、株価が下がるときでも収益チャンスがある

「はじめて信用®」からのステップアップ

はじめて信用は、現物取引だけで資産運用するより格段に収益を上げる手段が増えますが、
先にご紹介したように、通常の信用取引と比較するとリスクを抑えた分、信用取引でできることが制限されます。

はじめて信用は、現物取引から信用取引へステップアップするための教習所のような位置付けです。
はじめて信用で経験を積み、信用取引の取引方法や、リスクコントロールを学んだら、通常の信用取引でさらにできることを増やして積極的な資産運用にチャレンジしましょう。

ステップアップするには、はじめて信用口座とは別に通常の信用取引口座の開設が必要になります。
信用取引の口座開設基準を満たしたら、通常の信用取引の口座を開設できるようになります。

担当者の一言メモ
はじめて信用は、投資初心者の方が信用取引の壁につまづくことなくレベルアップしていただくことを目的として作られたSBI証券独自のサービスです。
はじめて信用で信用取引に慣れていただき、リスク管理を学びつつ、チャンスでは積極的に運用できる投資家を目指しましょう。

前回コラムのアンケートで、はじめて信用と信用取引の違いについて解説してほしいというご意見をいただきました。
お客さまからご要望いただいた内容を参考にさせていただき、次回以降も連載してまいります。

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