下落相場をチャンスに変える!相場下落時に有効な「打診買い」とは?

相場急落でもあわてない! NISAでの投資

デジタル営業部 マーケティング推進チーム

相場が急落したとき、焦らず冷静に行動することが大切です。本記事では下落相場で行える「打診買い」という投資方法をご紹介します。

まずは焦らない。そのうえでどう行動する?

市場が急落したとき、一番大切なことは「焦らないこと」です。相場の急激な下落は誰しもが不安を感じますが、冷静に行動することが長期的な成功に繋がります。次の記事では焦らず、長期的な視点を持ち、投資を行うことの重要性を解説しています。相場下落時に抑えるべきポイントを押さえているので、ぜひ本記事と併せて読んでみてください。

NISA口座で120万円投資していた場合
相場急落でもあわてない! NISAでの投資

焦らず行動することを前提として、下落相場では「打診買い」が有効な投資手法の一つと考えられます。「打診買い」とは少額ずつ市場に参加をしながら、相場の動きを見極める戦略です。具体的には以下で説明します。

相場急落時に有効な「打診買い」とは?

打診買いとは、下落した銘柄を少額ずつ購入する投資方法です。
市場が急落すると多くの銘柄が一時的に割安になります。株価が回復する前に購入できれば、市場が回復したときに大きな恩恵を受けられます。ただし、「相場下落は終わりだ」と考えて購入をしても、株価がさらに下落してしまう可能性もあります。
波乱相場が終わり、株価が回復するタイミングを見極めることはプロの投資家でも非常に難しいことです。

そのため、いきなり大きな額を投資するのではなく、まず少額で試しに購入してみる「打診買い」を検討しましょう。相場がさらに下がった場合でも、損失を最小限に抑えつつ、反発した際には利益を得ることができます。

S&P500(米ドル建て)と日経平均のグラフ

打診買いを効果的に行うポイント

打診買いを効果的に行うには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

  1. ①余力を残し、少額から徐々に購入する
    相場が不安定な局面で多くの資金を投資すると、相場の影響を大きく受けやすくなってしまいます。余力を残しつつ、少しずつ買い進めましょう。具体的には、前もって投資予定額を決め、例えば投資予定額の20%程度から購入し、残りの金額はさらに下落したときのために備えましょう。
     
  2. ②ルールを決めて購入する
    感情に流されないために、購入ルールを事前に決めておくことが重要です。例えば「ある時点から5%下落するごとに追加購入を行う」や、「ある金額まで下落した場合、追加購入を行う」など、ルールを設けることで戦略的な行動をとることができます。

まとめ

相場の急落はリスクでもありますが、チャンスでもあります。今回ご紹介した打診買いはリスクをコントロールしつつ、投資機会を見逃さない投資手法です。波乱相場を上手に乗り越えるため、打診買いを賢く活用してみてはいかがでしょうか。

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