投信はつみのNISAメニュー 2024年1月

投信はつみのNISAメニュー 2024年1月

投信はつみ

2024/01/29

投信はつみです。このコラムでは、投資信託(ファンド)について、さまざまな角度から主にランキング形式でNISAメニューとしてご紹介します。

初回となる今月は、まだ間に合う!新しいNISA徹底攻略法(成長投資枠編)で、にぐ先生がコメントされていた成長投資枠はどう選ぶ? で取り上げていた「過去の実績」に注目しました。
NISAで人気のオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))よりも優れた運用実績の成長投資枠対象ファンドを探したいと思います。
今回こだわったのは、オルカンは5年2ヵ月の運用実績がありますが、期間は5年だけではなく、3年、1年でもオルカンの実績を上回って勝ち続けているアクティブファンドです。アクティブファンドとは、指数(インデックス)を上回る、または指数に捉われずにリターンの獲得をめざす投資信託です。図表の12ファンドとなりました。
12ファンドのうち1ファンドは10年の実績がありませんが、残りの11ファンドは10年でも好成績となっています。
12ファンドではSBIセレクトが6本、そのうちプレミアムセレクトが3本となっています(SBIセレクト、SBIプレミアムセレクトの詳細はこちら)。

SBI証券の取り扱いの成長投資枠対象ファンドは1,100本以上あり、つみたて投資枠にはない魅力的なファンドがあるといえます。これらのファンドを組み合わせて「自前オルカン」(例えば、米国株式+新興国株式+日本株式)として、つみたて投資するのも良いのではないでしょうか。

図表 成長投資枠でオルカンの運用実績(1年・3年・5年)を上回るファンド

順位 ファンド名 運用会社
(略称)
1年リターン 3年リターン
(年率)
5年リターン
(年率)
10年リターン
(年率)
ファンド
レーティング
SBIセレクト/
プレミアムセレクト
1 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 野村 93.57% 33.90% 37.19% 24.49% ★★★★★ プレミアムセレクト
2 米国NASDAQオープンBコース 野村 63.89% 17.87% 24.82% 17.59% ★★★★★ -
3 三菱UFJ NASDAQオープン Bコース 三菱UFJ 61.95% 18.04% 24.33% 16.46% ★★★★★ -
4 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) アライアンス 42.47% 18.19% 22.26% 17.12% ★★★★★ プレミアムセレクト
5 フィデリティ・米国優良株・ファンド フィデリティ 37.59% 21.33% 21.27% 13.28% ★★★★ SBIセレクト
6 HSBC インド・インフラ株式オープン HSBC 47.70% 39.61% 19.98% 13.90% ★★★ SBIセレクト
7 イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド イーストスプリング 39.35% 31.65% 19.64% 14.88% ★★★ -
8 明治安田アメリカ株式ファンド(愛称:グレートイーグル) 明治安田 32.43% 21.57% 19.51% 13.28% ★★★★ -
9 日興グラビディ・アメリカズ・ファンド(愛称:ビバ・アメリカズ) 日興 41.33% 21.54% 19.22% 11.56% ★★★★ -
10 ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし) ブラックロック 32.29% 18.80% 19.12% - ★★★★ SBIセレクト
11 明治安田セレクト日本株式ファンド(愛称:初くん) 明治安田 37.60% 23.06% 19.11% 9.98% ★★★★★ プレミアムセレクト
12 次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー) 三菱UFJ 34.02% 19.34% 17.87% 12.73% ★★★★ -
参考 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ 30.42% 17.79% 17.70% - ★★★★ -

※新NISA・成長投資枠の5年リターンランキング(SBI証券取り扱い、積立可のファンド)(2023年12月末基準)
※1年、3年、5年でオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))を上回るファンドを掲載、残高10億円未満(1/19基準)のファンドを除く
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません

【投信はつみ プロフィール】
投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める20代。
父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。
はつみは2018年のつみたてNISA制度開始から米国株式インデックスファンドを中心につみたて投資をはじめる。
6年間のつみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。
2024年からの成長投資枠でアクティブファンドなどへの分散投資を検討し、成長投資枠でつみたて投資をはじめることに。

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