投信はつみのNISAメニュー 2025年1月 ~S&P500を上回る 優等生ファンドは?~

投信はつみ

2025/01/30

投信はつみです。新NISA2年目となる2025年が始まりました。皆さん、NISAの積立設定は1年目と同じでしょうか? それとも一部変更しましたでしょうか?
2025年もNISA・成長投資枠で検討してみたい好成績ファンド、NISAメニューをご紹介します。
過去のNISAメニューはバックナンバーを見てもらえると嬉しいです!

日本で最も残高の多いファンドはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(以下、S&P500ファンド)ですが、今回はこのS&P500ファンドと比較して、リターンが1年でも3年でも5年でも、すべての期間で上回っているファンドをご紹介します。
S&P500ファンドの1年リターンは+40.78%と好成績でしたが、さらに3年リターン(年率+21.19%)でも5年リターン(年率+23.19%)でも上回るという、安定的に高いリターンを上げているファンドが対象となります。
そのような優等生ファンドが存在するのか、SBI証券取り扱いでインデックスファンドとアクティブファンドの両方でチェックすると図表1にある合計7ファンドとなりました。

7ファンドをカテゴリー別で見ると、国際株式・北米が6本、国際株式・グローバル・含む日本が1本となりました。
インデックスファンドは3本で、アクティブファンドが4本です。アクティブファンドはすべて「長期投資×好実績」のSBIセレクトのファンドとなっています(SBIセレクトの詳細はこちら)。

2025年からのNISA・成長投資枠を使って、新たなファンドへの投資を検討されている方もいらっしゃるのではないかと思います。
高いリターンのファンドは相対的にリスク(値動きの振れ幅を示す標準偏差)が大きくなる傾向があります。
積立投資によってリスクを分散させて、高いリターンを狙いたい方は、好成績のS&P500ファンドをコンスタントに上回る優等生ファンドが選択肢になるのではないでしょうか。
これらのメニュー(ファンド)への分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。

図表1 NISA・成長投資枠 1年・3年・5年リターンでS&P500を上回るファンドの5年リターンランキング


ファンド名 運用会社
(略称)
カテゴリー 1年
リターン
3年
リターン
(年率)
5年
リターン
(年率)
5年
標準偏差
(年率)
インデックス
・アクティブ
備考
1 iFreeNEXT FANG+インデックス 大和 国際株式・北米 70.75% 35.00% 43.08% 28.41% インデックス  
2 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 野村 国際株式・グローバル・含む日本 74.07% 36.53% 41.59% 29.88% アクティブ SBIセレクト
3 イノベーション・インデックス・AI 三井住友DS 国際株式・北米 47.94% 22.75% 29.83% 23.77% インデックス  
4 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 大和 国際株式・北米 41.93% 21.69% 28.89% 20.96% インデックス  
5 米国NASDAQオープン Bコース(為替ヘッジなし) 野村 国際株式・北米 48.93% 23.17% 27.98% 21.35% アクティブ SBIセレクト
6 フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし) フィデリティ 国際株式・北米 51.37% 21.22% 24.51% 18.56% アクティブ SBIセレクト
7 フィデリティ・米国優良株・ファンド フィデリティ 国際株式・北米 45.15% 22.03% 23.55% 17.72% アクティブ SBIセレクト
参考 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 三菱UFJ 国際株式・北米 40.78% 21.19% 23.19% 17.39% インデックス  
  • ※ウエルスアドバイザーのデータをもとにSBI証券作成
  • ※NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い)で、5年リターン最上位のS&P500インデックスファンド(参考)の1年・3年・5年リターンすべてで上回るファンドを5年リターン順に表示(2024年12月末基準)
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません

【投信はつみ プロフィール】
投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める20代。
父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。
はつみは2018年のつみたてNISA制度開始から米国株式インデックスファンドを中心につみたて投資をはじめる。
6年間のつみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。
2024年からの成長投資枠でアクティブファンドなどへの分散投資を検討し、成長投資枠でつみたて投資をはじめることに。 

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