投信はつみのNISAメニュー 2025年2月 ~オルカンに勝ち続けた 5ツ星ファンドは?~

投信はつみ

2025/02/21

投信はつみです。新NISA2年目となる2025年は円高外国通貨安となっていますね。そのため、保有している国際株式ファンドの基準価額は上がりにくくなっていますが、このような環境だからこそしっかりと積立投資を続けていきたいと思っています。
今回もNISA・成長投資枠で検討してみたい好成績ファンド、NISAメニューをご紹介します。
過去のNISAメニューはバックナンバーを見てもらえると嬉しいです!

今回は2024年最も人気となったファンドといえるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)と比較して、リターンが1年でも3年でも5年でも、すべての期間で上回っているファンドをご紹介します。
この条件でファンドを探すと数がかなり多くなってしまいましたので、指数に連動をめざすインデックスファンドを除いたアクティブファンドで、カテゴリー内での相対評価を示すウエルスアドバイザーのファンドレーティングが5段階で最上位となる5ツ星(★★★★★)で絞りこんでみました。(ファンドレーティングの詳細はこちら(外部サイトに遷移します)をご参照ください。)
皆さんは旅行先のホテルを選ぶ時は星の数を参考にしていませんか? 私はファンド選びでも実践しています。
私が選んだ5ツ星ファンドを一覧にしてみたのが図表1の7ファンドとなります。

選ばれた5ツ星ファンドをカテゴリー別で見ると、国際株式・北米が5本、国際株式・グローバル・含む日本が2本となりました。また、「長期投資×好実績」のSBIセレクトが5本となっています。

2025年からのNISA・成長投資枠を使って、新たなファンドへの投資を検討されている方もいらっしゃるのではないかと思います。
高いリターンのファンドは相対的にリスク(値動きの振れ幅を示す標準偏差)が大きくなる傾向があります。
積立投資によってリスクを分散させて、高いリターンを狙いたい方は、オルカンに勝ち続けた5ツ星のファンドが選択肢になるのではないでしょうか。
これらのメニュー(ファンド)への分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。

図表1 NISA・成長投資枠 1年・3年・5年リターンでオルカンを上回るファンドの5年リターンランキング


ファンド名 運用会社
(略称)
カテゴリー 1年
リターン
3年
リターン
(年率)
5年
リターン
(年率)
5年
標準偏差
(年率)
ファンド
レーティング
備考
1 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 野村 国際株式・グローバル・含む日本 47.09% 40.92% 40.21% 30.07% ★★★★★ SBIセレクト
2 米国NASDAQオープン Bコース(為替ヘッジなし) 野村 国際株式・北米 33.06% 28.70% 26.46% 21.41% ★★★★★ SBIセレクト
3 フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし) フィデリティ 国際株式・北米 37.96% 27.02% 24.00% 18.55% ★★★★★ SBIセレクト
4 フィデリティ・米国株式ファンド Dコース(分配重視型・為替ヘッジなし) フィデリティ 国際株式・北米 36.48% 26.55% 23.68% 18.48% ★★★★★  
5 フィデリティ・米国優良株・ファンド フィデリティ 国際株式・北米 33.34% 25.17% 22.93% 17.77% ★★★★★ SBIセレクト
6 キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカICA キャピタル 国際株式・北米 32.50% 25.65% 22.49% 16.26% ★★★★★  
7 ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし) ブラックロック 国際株式・グローバル・含む日本 26.04% 22.05% 20.17% 17.52% ★★★★★ SBIセレクト
参考 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ 国際株式・グローバル・含む日本 25.58% 20.33% 18.88% 16.20% ★★★★★  
  • ※ウエルスアドバイザーのデータをもとにSBI証券作成
  • ※NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い)で、オルカンの1年・3年・5年リターンすべてで上回るアクティブファンドを5年リターン順に表示(2025年1月末基準)
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません

【投信はつみ プロフィール】
投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める20代。
父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。
はつみは2018年のつみたてNISA制度開始から米国株式インデックスファンドを中心につみたて投資をはじめる。
6年間のつみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。
2024年からの成長投資枠でアクティブファンドなどへの分散投資を検討し、成長投資枠でつみたて投資をはじめることに。 

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