前編のおさらい
前編では「オルカン」についてみていきました。
オルカンとは一言で表すと「世界中の株式市場にまとめて投資できる商品」でしたね。
自分で企業を選ぶ手間なく世界の優良企業にまとめて幅広く投資することができる商品であることを覚えていただけるとうれしいです。
しかし、投資の対象は全世界の株式といっても、アメリカの割合が約6割と圧倒的に多い点はあらかじめ理解しておきたいポイントだったこともお忘れなく。
さて、今回の後編では「S&P500」についてみていきましょう!
※オルカン:オール・カントリーの略でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の愛称。ここでは世界の株式に投資をする投資信託の総称をオール・カントリーと記載する。
今さら聞けない!S&P500とは?
■S&P500とは
S&P500(指数)とは、アメリカにおける主要な株価指数のひとつです。
なお、このS&P500という株価指数に連動する投資成果をめざす投資信託なども「S&P500」と呼ばれることがあります。
本記事では、投資信託としてのS&P500を理解するために、まずはS&P500がどのような指数なのかチェックしてみましょう🔍
S&P500は、アメリカを代表する企業503社(2026年2月5日時点)の時価総額をもとに算出されていて、アメリカの市場全体の動きを表す指数とみなされています。
この指数は、時価総額加重平均型という方法で算出されています。
これは、時価総額の大きい企業ほど、指数に与える影響が大きくなる仕組みです。
そのため、S&P500はアメリカ市場の中で中心的な企業の動向が反映されやすい指数といえます。
ちなみに、アメリカを代表する株価指数は3つあります。
ご説明したS&P500のほかに、主要30社の平均株価を示す「NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)」と、ハイテク企業の割合が比較的高い約3,300銘柄で構成される「NASDAQ総合指数」があります。
アメリカの株価指数について詳しくはこちら
■実際に商品を見てみましょう!
S&P500とは何を指すのかがわかったところで、さっそく商品を見てみましょう。
当社の販売金額ランキングの2位は、S&P500指数に連動する投資成果を目指す投資信託である「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」となっています(2026年2月5日時点)。
この商品は、S&P500指数に連動する投資成果を目指して運用されているため、組入業種や銘柄構成は指数の特徴を色濃く反映しています。
現在の上位組入業種は以下のようになっています(図表1)。
オルカンと同様に、S&P500一本に投資することで多くの業種に分散して投資することができることがわかりますね。
組入上位銘柄にもオルカン同様、エヌビディアやアップル、アマゾンといった有名企業が並びます(図表2)。
図表1・2 組入業種比率および組入上位銘柄TOP10
ではオルカンとS&P500を両方買えばいい…?
ここまで、オルカンとS&P500について整理してきました。
「じゃあ当社の販売金額ランキング1位と2位のオルカンとS&P500を両方買えばいい?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、分散投資という観点で見ると必ずしもおすすめとは言えない場合があります。
なぜなら、前編でご説明したように、
オルカンの投資対象は全世界の株式といっても、約6割はアメリカの株式です。
そこに、アメリカの株式に特化したS&P500を組み合わせると、結果としてアメリカへの投資割合が高くなることになります。
つまり、オルカンとS&P500を両方買っても投資対象が大きく広がるわけではなく、アメリカの株式への集中度を高める形になりやすいのです。
それぞれの商品がどの地域・どの業種・どの企業に投資しているのかを理解したうえで自分に合った選択をすることが大切です。
オルカンとS&P500は、どちらがより優れているという商品ではなく、目標(ベンチマーク)や特徴が異なる商品です。
今回の前編・後編を通じて、その違いを知るきっかけとなりましたら幸いです。
■今回のチェックポイント✏️
今回チェックしたポイントは「組入業種比率」と「組入銘柄上位TOP10」です。
これらは以下の手順で当社メインサイトから確認することが可能です(図表3)。
①まずは、当社メインサイトにアクセスし、ログイン後に「投資信託」をクリック
②左側にある「投資信託 取引メニュー」内の「ランキング」をクリック>販売金額ランキングにて2位(2026年2月5日時点)の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」をクリック
③ページ中央部にある「運用方針・構成」をクリック
④「組入銘柄上位TOP10」より、本商品に組み入れられている企業TOP10を確認することができます。
⑤組入業種比率など、S&P500に関するさらに詳しい情報はページ上部「月次レポート」で確認することができます!
他の投資信託についても同様の手順で確認ができますので、ぜひお試しください。
今回は前編とあわせて、オルカンとS&P500について簡単に解説させていただきました!
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今月は26日にも更新予定です。またお会いしましょう👋🏻
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図表3 当社メインサイトでの確認手順
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