IFAコラム

 
資産運用

シングルの女性が考えておくべきマネープランとは

シングルの女性が思うこと

現在シングルの女性は、「この先結婚するつもりはない」「仕事が一番」「結婚できても離婚する可能性だってある」と、考え方がさまざまです。そのため、「結婚をしない」という選択肢を選ぶことは珍しくありません。

しかし、結婚をしない選択をした女性には、共通する悩みが出てきます。それは生活していくうえでのお金の問題です。人生の中でお金がかかるものは「住宅資金」「教育資金」「老後資金」といった、いわゆる「人生の三大資金」になります。その中でシングルの女性にも関わってくるものが「住宅資金」と「老後資金」です。この「住宅資金」と「老後資金」を、これからのライフプランにそって考えていかなければなりません。

ライフプランがマネープランになる

「住宅資金」と「老後資金」について考えるにあたり、これからどのように生活していくかといった長期のライフプランが必要になります。ライフプランを描くことによって、どの部分にどれくらい基本的な資金が必要なのか、マネープランを決めることができるからです。

シングルの女性の住宅資金

まず、住宅資金に着目してみましょう。

住宅といえば「賃貸か購入か」が大きな課題になってきます。生涯賃貸で暮らす場合に払い続ける家賃の総額と、ローンを組んで住宅を購入する際の金額を比べた時、単純な計算では購入の方が安くなります。それならば購入した方が良いのかというと、購入した住宅には固定資産税や維持費などがかかってくるため、結果的に賃貸と大差がありません。

しかし、それはひと昔前の考え方と言われています。現在、住宅ローン減税制度により金利負担の軽減が行われているため、その制度を上手に利用すればマネープランにおける住宅資金を抑えることができるのです。今のうちに住宅ローン減税を利用して、住宅の購入を検討してみてもいいかもしれません。

また、住宅を購入後シングルで過ごすつもりでも、ご縁があって結婚することになる可能性もあります。そのような場合、2人で別な場所に住むことになると、購入した物件を売却や賃貸に出すことになるでしょう。そのため売却や賃貸に備えて、買い手借り手が見つかりやすく、損をしない物件を選ぶことがポイントです。

購入時には、新築物件が魅力的に見えるかもしれません。もちろん住み続けるには問題がありませんが、売却や賃貸を少しでも考えているのであれば、新築物件は買った瞬間に価値が下落すると言われていることを考慮する必要があるでしょう。

シングルの女性の老後資金

誰しも将来的に待っているのが老後です。そこで必要になるものが老後資金です。

最近の調査によると、女性の平均寿命は86歳に延びています。現在30代の方は、これから50年以上の人生が待っていることになります。定年が65歳だったとして、単純に21年間は公的年金と貯蓄してきた老後資金で自分の面倒を見ることになります。現状からみて、将来的に公的年金が65歳から開始されるとは限りません。また、生活に十分な額がもらえる保証もありません。

この不安をぬぐうためにも、老後資金のマネープランが必要になります。マネープランを立てるにあたり、老後の生活にどのくらいの金額がかかるのか情報収集をしておくべきでしょう。シングルの方で1ヵ月の生活費が20万円程度と仮定すると、年間の必要額は240万円になり、21年間では5,040万円になります。

ただし、この金額は通常の生活をしていた場合の仮定になります。介護を受けたり、老人ホームに入所したりすることになった時には、さらに金額が増えることになります。シングルの30代にとって、そのような状況は未知の領域と言っても過言ではないでしょう。

今できることとお金のプロへの相談

では、シングルの女性が今、将来を見据えてできることとはなんでしょうか。まずはライフプランを立て、それに基づいたマネープランを立てることです。そのためにも、自分の貯金の現状や生活スタイルなどを振り返ること、住宅資金や老後資金に関して知らない知識を得ることが必要となるでしょう。

マネープランを立てるうえで、考えが行き詰まることもあるでしょう。シングルの女性だからこそ、お金に関する悩みができた時、同じ目線に立って相談に乗ってくれる人が周囲にいないことが多いのです。そんな時は、お金の専門家と言われるIFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)やFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみてはいかがでしょうか。自分のライフプランを明確に持っていれば、より的確なマネープランのアドバイスをもらえることでしょう。

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