投資運用業者FOLIOについて
2015年12月に設立されたFOLIOは、オンライン証券会社でもある運用会社であり、2021年8月31日よりSBIグループに参画しています。2020年1月には、AIを本格的に資産運用に取り入れたロボアドバイザー「FOLIO ROBO PRO」をローンチし、2021年1月からは、「4RAP(フォーラップ)」という名称で、金融機関向けに、投資一任サービス(ファンドラップ・ロボアドバイザー)の基盤システムSaaS事業を開始しています。FOLIOは、SBIラップの商品開発の過程において、AIを活用した資産運用に関するノウハウを提供するとともに、投資運用業者としてSBIラップの投資判断を行い、また、基盤システムとして4RAPの提供も行っています。実績のあるFOLIOの「AI投資」
FOLIOが自社で提供するAI投資のロボアドバイザー「FOLIO ROBO PRO」は、金融庁公表データにおいて、2022年末までのロボアドバイザーの過去3年のパフォーマンスおよびシャープレシオ(運用効率)でNo.1(※1)の実績となりました。※1 金融庁公表「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の別添「2022年末(4)ファンドラップ関連」より
※ 金融庁公表「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の別添「2022年末(4)ファンドラップ関連」よりFOLIO作成。 年率リターンは費用控除後で、月次平均リターンの12倍ベースを表示。運用実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※ 「FOLIO ROBO PRO」はサービス開始が2020年1月15日のため、計測期間の3年は20年1月15日から22年末までの約3年間で計算されています。
※ 信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。シャープレシオは「年率リターン÷年率リスク」であり、無リスク資産のリターンはゼロと仮定して計算されています。シャープレシオはあくまで過去の運用実績を評価したものであり、将来の運用成果を示唆または保証するものではありません。
※ 本グラフは「FOLIO ROBO PRO」の過去の運用実績であり、「SBIラップ」のものではありません。SBIラップとFOLIO ROBO PROは同じAIを搭載していますが、異なる運用戦略を用いた別の金融商品です。
上記グラフは、横軸に「年率リスク」、縦軸に「年率リターン」を表示した散布図で、右にいけばいくほどリスクの高い商品で、上にいけばいくほどリターンの高い商品であることを表します。「FOLIO ROBO PRO」の年率リターンは10.95%と比較対象の中では唯一の二桁パーセントとなり、他社サービスの最もリスクが高いコースの年率リターンを超えて最高となりましたリスクに対するリターンの比率がシャープレシオという指標で、一般に数値が大きいほど運用の効率が高いと解釈されます。結果として「FOLIO ROBO PRO」は0.851と他社サービス比で最高となり、サービスリリース以降約3年間において、リスクを抑えつつ、リターンを獲得する比較的効率の良い運用を行えたと評価することができます。「FOLIO ROBO PRO」と同じAIで相場を予測する「SBIラップ」
SBIラップは、FOLIOが持つAI投資に関するノウハウを活用しSBI証券とFOLIOが共同開発したサービスで、「FOLIO ROBO PRO」と同じAIを搭載し相場を予測しています。主に以下の点において「FOLIO ROBO PRO」と異なる商品特性を持ちます。- SBIラップは、常に8種類のアセットクラスに分散投資を行います(「FOLIO ROBO PRO」はAI予測に基づき最小2種類、最大8種類のアセットクラスに分散投資)。そのため、AIの予測に基づき投資配分の変更が行われた場合であっても、「FOLIO ROBO PRO」と比べて極端に偏った投資配分にはなりにくく、分散投資に伴うリスク低減効果を享受しやすい仕組みになっています。
- SBIラップの手数料は0.66%(年率・税込、この他に各投資信託の信託報酬等、間接的にご負担いただく費用があります)であり、年率最大0.2%のポイントプログラムも設けており、長く続けやすい仕組みを用意しています。
「SBIラップ」のパフォーマンス
2022年度の株式市場は、インフレ動向や各国の金融引き締め政策の行方等に一喜一憂する相場が続き、また為替市場においては、日米金利差の拡大などを背景に2022年10月には記録的な円安水準となりました。さらに2023年3月には米地銀が経営破綻に陥り金融不安が広がる場面もあり、総じて歴史に残る激動の1年となりました。そのような背景の中で「SBIラップ」は、2022年度の上期および下期において以下のようなパフォーマンスとなりました。AIが金利動向等を分析して相場を予測し、市場のリスクを踏まえて柔軟に投資配分を変更したことで、結果として2022年度通期では一般的なロボアドバイザーを1.26%上回る結果となりました。 SBIラップは、実績のあるFOLIOの「AI投資」のノウハウを活用し、人を凌駕するパフォーマンスを目指します。※ SBIラップの運用実績について:表示している期間においてSBIラップに投資していた場合の運用実績です。過去の運用実績であり将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。 リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。
※ 一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションについて:一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出)を用いて、投資対象ファンドに分散投資を行ったと仮定したシミュレーション結果を示しています。
※ 運用実績又は運用シミュレーションの計算方法について:表示している期間における投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用、投資対象ファンドを通じて保有するETFの分配金が考慮されています。)をもとに、「(計算期間終了日時価/計算期間開始日時価)-1」で計算したものを%表示しています。運用手数料を年率0.66%(税込)徴収したと仮定して計算を行っています。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算後の数値の小数第3位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※ SBIラップに投資していた場合の運用実績+0.77%と、一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーション-0.49%との比較です。数値の差は小数第3位以下を切り捨てて表示しています。表示上の数値を用いて計算すると数値が一致せず誤差が生じる場合があります。
会社概要
社名:株式会社FOLIO所在地:東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4階事業内容 :第一種金融商品取引業、投資運用業、金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号加入協会 :日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会代表者 :代表取締役CEO 甲斐真一郎設立 :2015年12月10日資本金(資本剰余金を含む) :141億2万6,106円(2023年3月末時点)金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の価格変動等により損失が生じるおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面の内容を十分にご確認ください。手数料・リスク等はこちら※SBIラップと「FOLIO ROBO PRO」は同じAIを搭載していますが、異なる運用戦略を用いた別の金融商品です。
※本コラムについて
・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、作成時点での当社の見解をご紹介するために作成した資料です。
・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。
・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。