レポート・コラム

<SBIラップ AI投資コース 2023年7月の実績>

<SBIラップ AI投資コース 2023年7月の実績>

リリース来の実績

「SBIラップ AI投資コース(愛称:AIラップ)」(以下、「AIラップ」といいます)は、AIを使って市場動向を先読みしながら投資配分の最適化を目指し、人を凌駕するパフォーマンスを目指す資産運用サービスです。2022年3月31日より提供を開始し、2022年4月7日に運用を開始しています(※1)。運用開始日の2022年4月7日から2023年7月31日の期間で、AIラップの運用実績は+9.51%(※1,3)となり、一般的なロボアドバイザー(※2,3)との比較では-1.92%(※4)となりました。以下の折れ線グラフは「AIラップ(※1)(青色線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアドバイザー(※2)(水色線)」の比較グラフで、開始点は2022年4月7日です。
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AIラップの投資対象である8種類の専用投資信託(以下、「投資対象ファンド」と表示)は、米国市場の終値を翌営業日に取り込み基準価額に反映しています。本レポートの2023年7月の運用実績は、7月28日までの米国市場の値動きが反映されています。

また以下は、直近1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月及びAIラップのリリース来のパフォーマンスです。(※5)
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※運用実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

2023年7月の実績、投資配分、寄与度

2023年7月の株式市場は、先月に続きリスクオンの相場となりました。米国を中心に各国でインフレの鈍化が観測された結果、米利上げの長期化懸念が後退したことを背景に株式市場に安心感が広がったことで、主要各国の相場は概ね堅調に推移しました。為替市場においては、米国の長期金利が低下したこと等を受けて日米の金利差の縮小を意識した円買いドル売りが進行しました。以下は、そのような環境下における2023年7月の約1ヵ月間のAIラップのパフォーマンスとAIラップに組み込まれている各アセットの騰落率、およびAIラップの投資配分です。(※6)
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 以下は7月7日時点におけるAIラップの投資配分です。
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 AIラップの2023年7月7日のリバランス時点における投資配分は、前月とほぼかわらず、新興国株式約48%、米国債券約21%、金約20%で、引き続き市場全体への警戒感を持ちつつも、過度にリスクオフの姿勢はとらず、上昇局面にも一定程度対応できる余地を残すものでした。結果としては、8つの資産のうち、新興国株式を比較的多く保有していたことがプラスに寄与した一方で、新興国株式の次に保有比率の多かった米国債券および金の下落がマイナスに影響し、2023年7月の1ヵ月のパフォーマンスは+1.09%となりました。以下のグラフは、AIラップのリターンに対する各資産の寄与度(どの資産がどのくらいAIラップの騰落に影響を与えているか)です。(※6)
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※1 AIラップの運用実績について 2022年4月7日(サービスリリースした3月31日に申込を行い最短で運用を開始した場合の投資対象ファンドの買付約定日)から表示日まで、または表示している期間において、AIラップに投資していた場合の運用実績です。過去の運用実績であり将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。 リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。(※3)

※2 一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションについて 一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出)を用いて、投資対象ファンドに分散投資を行ったと仮定したシミュレーション結果を示しています。(※3)

※3 運用実績または運用シミュレーションの計算方法について 2022年4月7日から表示日までの、または表示している期間における、投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用、投資対象ファンドを通じて保有するETFの分配金が考慮されています。)をもとに、「(計算期間終了日時価/計算期間開始日時価)-1」で計算したものを%表示しています。運用手数料を年率0.66%(税込)徴収したと仮定して計算を行っています。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算後の数値の小数第3位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

※4 表示期間における、AIラップの運用実績と一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションの比較です。小数第3位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を用いて計算すると数値が一致せず誤差が生じる場合があります。

※5 1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヵ月前の資産の評価額と2023年7月31日おける評価額を元に計算しています。AIラップリリース来のパフォーマンスは、2022年4月7日の資産評価額と2023年7月31日における評価額を元に計算しています。表示している割合は年率ではありません。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

※6 騰落率グラフは2023年6月30日の基準価額を0として、2023年7月31日における各投資対象ファンド及び、AIラップのリターンを示したものです。各投資対象ファンドの騰落率の計算は、「(7月31日時点の基準価額/6月30日時点の基準価額)-1」で行い%表示をしています。寄与度グラフは騰落率グラフのデータを用いて、AIラップの投資配分(指定期間の途中で行われたリバランスも考慮)に従って、AIラップのリターンに対する各投資対象ファンドの寄与度を示したものです。計算期間中に実施されるリバランスの影響により、騰落率グラフが示す各投資対象ファンドのリターンがプラスであっても、寄与度グラフにおいてはマイナスとなる場合があります(逆の場合もあり)。AIラップのリターンの算出方法については、※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

2023年7月のマーケットを振り返る

ここで2023年7月のマーケットを振り返ります。 【米国市場概況】
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米国株式の指標の一つであるS&P500は上旬、FRB(米連邦準備理事会)による金融引き締めの長期化懸念が高まったことで、軟調な推移から始まりましたが、その後反発しました。中旬に入ると、CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回ったことで、FRBによる利上げが長期化する警戒感が和らぎ、米国景気が大幅な悪化を回避できるとの観測により上昇、2022年4月以来の高値をつける場面もありました。中旬以降は企業の好決算が好感された一方で、利上げ継続観測が嫌気される等で一進一退の動きとなりましたが、7月全体では堅調に推移し、最終的に前月比+3.11%で終えました。 【先進国市場概況】
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日本株式市場の指標であるTOPIXは上旬、企業の景況感改善等が好感され33年ぶりの高値をつけるも、世界景気の先行き不透明感等から軟調な推移となりました。中旬も下落基調でしたが、米国の利上げ警戒感が和らいだことから上昇に転じました。下旬には日銀が金融政策を維持するとの観測から円安・ドル高が進み、輸出採算の改善期待が好感され、最終的に前月比+1.48%で終えました。欧州株式市場の指標であるストックス欧州600指数は前半、世界景気の減速懸念で下落する場面がありましたが、その後は欧米の金利上昇の一服が好感され反発しました。下旬にかけては欧米の中央銀行による金融引き締めの終了観測等が好感され、最終的に前月比で+2.03%となりました。 【新興国市場概況】
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中国株式市場の指標である上海総合指数は、前半から中盤にかけては、国内景気の先行き不透明感や米中対立が重石となる一方で、政府による景気対策への期待もあって一進一退の動きでした。下旬にかけては一時的に軟調になるも、政府が掲げた不動産政策の適時調整やサービス消費拡大などの方針が好感され、最終的に前月比で+2.77%となりました。インド株式市場の指標であるインドSENSEXは前半、国内消費の改善や政府の景気対策が期待されるも、米国の追加利上げ懸念が重石となり一進一退の動きでした。 その後中盤にかけては経済指標の改善や外貨の流入期待から上昇するも、下旬に入ると企業決算の悪化やインフレ率の加速懸念が重石となり上昇幅が縮小、最終的に前月比で+2.79%となりました。 【為替・その他】
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ドル・円為替相場は上旬、米国の非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回ったことなどから米国金利の先高行観が後退し円高・ドル安となりました。中旬には米CPI上昇率が予想を下回り、さらに円高・ドル安が進行しました。下旬には日銀のYCC(長短金利操作)修正報道を受けて一時的に137円台をつける場面もありましたが、結果として政策の大きな方針転換には至らず、日米の金融政策の違いが改めて意識されたことで、円安・ドル高が進行しました。米国10年債利回りは、7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げを示唆する発言や、雇用統計が堅調であったこと等から一時的に4%を越えました。その後は物価の上昇ペースが鈍化したことで金融引き締め懸念が後退して下落するも、再び月末にかけ上昇して7月を終えました。

各指数等のデータはBloombergが提供する値を用いています。表示されている値(米国10年債利回りを除く)は、小数第3位以下を切り捨てています。

運用会社FOLIOからのメッセージ

AIラップの7月の月間パフォーマンスはプラス着地となりましたが、1ヵ月間で1.39%「円高/ドル安」に振れたことにより、プラス幅が押し下げられました。AIラップは円建てで投資を行い投資対象ファンドを通じて外貨資産を購入しているため、その評価額は為替変動の影響を受けることになります。足もとでは為替のボラティリティが高まっており、今後さらに「円高」に振れることがあれば、その分運用資産の評価額が目減りする可能性があります。しかし、仮に一時的に円高となった局面は、海外旅行にかかる費用が円建てでは安く済むのと同じように同額の円資産でより多くの外貨資産を購入できる機会とも考えられます。その際、自身で円高のタイミングを見極めて追加投資を行う事ができれば理想的ですが、為替市場は動きが速く、円安・円高に振れるタイミングを正確に予想することは非常に難しいため、誰もが手軽に実践できる取り組みとして、積立投資によって為替による影響を平準化することが挙げられます。AIラップでは、毎月1回1,000円から積立投資を行うことが可能です。円高局面に直面しても、淡々と積立投資を行い資産運用を継続していただくことが大切だと考えています。 最新の投資配分の確認方法AIラップではAIによる予測技術を利用して投資配分を決定しています。最新の投資配分が気になる方は、AIラップ契約後のサマリー画面にてご確認いただくことができます。口座開設・ログインはこちら スマートフォンでの利用方法SBI証券スマートフォン専用サイトや各種アプリを経由して、スマートフォンでもAIラップを便利にご利用いただけます。詳しくはコラムでご紹介しています。

■本資料について

・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や作成時点での見解をご紹介するために、AIラップの投資運用業務を行う株式会社FOLIOが作成した資料です。

・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。

・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

■株式会社SBI証券

金融商品取引業者、商品先物取引業者 関東財務局長(金商)第44号  加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

■株式会社FOLIO

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会