レポート・コラム

<SBIラップ 2023年2月実績>

<SBIラップ 2023年2月実績>

リリース来の実績

SBIラップは、AIを使って市場動向を先読みしながら投資配分の最適化を目指し、グローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指す資産運用サービスで、2022年3月31日より提供を開始し、2022年4月7日に運用を開始しています(※1)。運用開始日の2022年4月7日から2023年2月28日の期間で、SBIラップの運用実績は+0.004%(※1,3)となり、一般的なロボアドバイザー(※2,3)との比較では-0.039%(※4)となりました。以下の折れ線グラフは「SBIラップ(※1)(青色線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアドバイザー(※2)(水色線)」の比較グラフで、開始点は2022年4月7日です。
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SBIラップの投資対象である8種類の専用投資信託(以下、「投資対象ファンド」と表示)は、米国市場の終値を翌営業日に取り込み基準価額に反映しています。本レポートの2023年2月の運用実績は、2月27日までの米国市場の値動きが反映されています。

2023年2月の実績、投資配分、寄与度

2023年2月の世界の株式市場は、米国の金利動向の影響を受けつつも、各国を取り巻く個別事情を要因として国や地域ごとに異なる値動きとなりました。為替市場においては、米長期金利の上昇を受けてドル高が進行しました。SBIラップにおいては、ドル高によって米国資産を投資対象とするファンドの円建て評価額が上昇しましたが、比較的多く保有していた新興国株と金が下落したため、2023年2月の1ヶ月のパフォーマンスは+0.41%(※1)となりました。以下は2023年2月の約1か月間におけるSBIラップのパフォーマンスと、SBIラップに組み込まれている各アセットの騰落率です。(※5)
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 以下は2月7日時点におけるSBIラップの投資配分です。
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 主な資産の内訳は新興国株約43%、米国債約15%、金約19%です。以下のグラフは、SBIラップのリターンに対する各資産の寄与度(どの資産がどのくらいSBIラップの騰落に影響を与えているか)です。(※5)
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※1 SBIラップの運用実績について 2022年4月7日(サービスリリースした3月31日に申込を行い最短で運用を開始した場合の投資対象ファンドの買付約定日)から表示日まで、または表示している期間において、SBIラップに投資していた場合の運用実績です。過去の運用実績であり将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。 リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。(※3)

※2 一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションについて 一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出)を用いて、投資対象ファンドに分散投資を行ったと仮定したシミュレーション結果を示しています。(※3)

※3 運用実績又は運用シミュレーションの計算方法について 2022年4月7日から表示日までの、または表示している期間における、投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用、投資対象ファンドを通じて保有するETFの分配金が考慮されています。)をもとに、「(計算期間終了日時価/計算期間開始日時価)-1」で計算したものを%表示しています。運用手数料を年率0.66%(税込)徴収したと仮定して計算を行っています。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算後の数値の小数第4位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※4 SBIラップに投資していた場合の運用実績+0.004%と、一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーション+0.044%との比較です。小数点以下第4位を切り捨てて計算している箇所があるため、小数点以下第3位の数値が必ずしも一致しない場合があります。

※5 騰落率グラフは2023年1月31日の基準価額を0として、2023年2月28日における各投資対象ファンド及び、SBIラップのリターンを示したものです。各投資対象ファンドの騰落率の計算は、「(2月28日時点の基準価額/1月31日時点の基準価額)-1」で行い%表示をしています。寄与度グラフは騰落率グラフのデータを用いて、SBIラップの投資配分(指定期間の途中で行われたリバランスも考慮)に従って、SBIラップのリターンに対する各投資対象ファンドの寄与度を示したものです。SBIラップのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

2023年2月のマーケットを振り返る

ここで2023年2月のマーケットを振り返ります。 【米国市場概況】
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米国株式の指標の一つであるS&P500は、業績懸念の後退や長期金利低下を受けてハイテク株を中心に上昇してスタートしました。しかしその後は、米雇用統計や米ISM非製造業景況感指数から米国景気の底堅さが観測されFRBがさらなる利上げの必要性を示唆し長期金利が上昇したことにより株式市場は下落、中旬までは金利動向や景気見通しを巡り一進一退の推移となりました。下旬に入るとインフレの高止まりが継続していることなどから、FRBによる利上げ停止時期が先送りされる警戒感等で下落する場面が続き、最終的に前月末比で-2.61%となりました。 【先進国市場概況】
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日本株式市場の指標の一つであるTOPIXは、企業決算や米国市場の影響を受けて変動する場面がありました。後半には、次期日銀総裁に内定した植田氏の発言を受け、現在の金融緩和政策が当面維持されるとの見方が広まり上昇する展開となりました。その後一時的に下落する局面もありましたが再び上昇し、1ヶ月を通じて大きく相場が動く展開にはならず、最終的に前月末比+0.91%となりました。欧州株式市場の指標の一つであるストックス欧州600指数は前半、金利見通しを巡り一進一退の推移となりました。後半に入っても同様の展開が続きましたが、下旬には原油相場の上昇が好感される場面がありました。全体としては、金利に敏感な銀行株の上場が指数を牽引し、最終的に前月末比+1.74%となりました。 【新興国市場概況】
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中国株式市場の指標の一つである上海総合指数は、5ヶ月半ぶりの高値でスタートするも、その後は米国の金融引き締め長期化や米中対立への懸念が強まり軟調な展開となりました。 中旬以降、国内経済の再開と当局への政策期待が好感される場面もありましたが、米中対立への懸念は消えず、一進一退の展開となり、最終的に前月末比+0.73%となりました。インド株式市場の指標の一つであるインドSENSEXは前半、景気対策への期待から上昇して推移するも、アダニ・グループの不正問題を巡り機関投資家が同グループの株式を手放す等、外資流出の動きが重石となり、その後は小幅な値動きの推移となりました。後半は、欧州市場の下落や米国の金融引き締め長期化懸念などを要因に下落基調で2月を終え、最終的に前月末比-0.98%となりました。 【為替・その他】
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ドル・円為替相場においては、米長期金利が上昇するなかで日銀が緩和政策を継続する姿勢を維持していることから、再び日米金利差が意識され円安・ドル高が進行しました。米国10年債利回りは、米雇用統計や景況指数から米国景気の底堅さが観測され、FRBがさらなる利上げの必要性を示唆したことから上昇しました。

各指数等のデータはBloombergが提供する値を用いています。表示されている値(米国10年債利回りを除く)は、小数第3位以下を切り捨てています。

運用会社FOLIOからのメッセージ

SBIラップは2月のリバランスにて、新興国株式への投資配分を約4割まで高めていました。当時のAIの判断の背景には、中国景気の回復や、インドの高成長が継続するとの期待感があったものと考えられます。しかし、中国の偵察気球を巡る問題が米中関係悪化の火種となり中国企業の経済活動にも影響を及ぼすとの懸念が広まったことや、インド財閥アダニ・グループの不正会計等を巡る問題がインド市場に対する投資家心理を悪化させたこと等の要因が重なり、新興国株式は軟調な推移となりました。(前述の騰落率グラフ参照)月次パフォーマンスについては、新興国株式以外の資産にも分散投資を行っていたことや、円安が進行したこと等により、結果としては+0.41%(※1)となりましたが、前述のような予測困難な突発的事象が重なったことがマイナスに影響しプラス幅を伸ばすことができませんでした。株式市場では、今後も誰もが予想し得ない突発的な事象によって過度に価格が変動する可能性がありますが、時間の経過とともに実態に見合った価格に収束していくことが一般的です。SBIラップは、AIを活用してマーケットデータの機微を捉え投資対象エリアの経済の実態を踏まえて投資配分を変更することで、パフォーマンスの最大化を目指していきます。 最新の投資配分の確認方法SBIラップではAIによる予測技術を利用して投資配分を決定しています。最新の投資配分が気になる方は、SBIラップ契約後のサマリー画面にてご確認いただくことができます。口座開設・ログインはこちら スマートフォンでの利用方法SBI証券スマートフォン専用サイトや各種アプリを経由して、スマートフォンでもSBIラップを便利にご利用いただけます。詳しくはコラムでご紹介しています。

■本資料について

・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や作成時点での見解をご紹介するために、SBIラップの投資運用業務を行う株式会社FOLIOが作成した資料です。

・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

■株式会社SBI証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号  加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会

■株式会社FOLIO

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会