レポート・コラム

投資運用業者FOLIOについて

投資運用業者FOLIOについて

AI運用のノウハウを持つ「FOLIO」

2015年12月に設立されたFOLIOは、オンライン証券会社でもある運用会社であり、2021年8月31日よりSBIグループに参画しています。2020年1月には、AIを本格的に資産運用に取り入れた全自動運用サービス「FOLIO ROBO PRO」をローンチし、2021年1月からは、「4RAP(フォーラップ)」という名称で、金融機関向けに、投資一任サービス(ファンドラップ・ロボアドバイザー)の基盤システムSaaS事業を開始しています。FOLIOは、SBIラップの商品開発の過程において、AIを活用した資産運用に関するノウハウを提供するとともに、投資運用業者としてSBIラップの投資判断を行い、また、基盤システムとして4RAPの提供も行っています。FOLIO ROBO PROは、AIによる相場予測に基づき、最低2~最大8種類のETFに投資を行い、投資配分を毎月ダイナミックに変更することでパフォーマンスを追求する全自動資産運用サービスです。なお、サービスリリース(2020年1月15日)から、2022年2月末までの間のパフォーマンスは+31.17%*となっています。[これまでの主な実績]
  • 2020年3月のコロナショックを先読みし、事前に債券への投資比率を高めた保守的なポートフォリオを組み下落幅を抑制
  • コロナショック後の回復相場にて、株式の保有比率を一時最大約7割まで増やしリターンを獲得
  • 2022年1月の米国株式の下落を予知し、同月は米国株を保有しないポートフォリオを組んでいたことで下落幅を抑制
graph robopro

*本グラフは、ROBO PROの過去の運用実績であり、SBIラップのものではありません。

*本グラフは、過去の実績を示すものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

*ROBO PROの運用実績(①)は、サービス開始当初(2020年1月15日)から2022年2月28日まで、ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。

*「一般的なロボアドバイザー」の運用実績(②)は、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用したシミュレーション結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。

*運用実績①および②は、円建てで計算し、運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。

SBI証券×FOLIOによる共同開発「SBIラップ」

SBIラップは、FOLIOが持つAI運用に関するノウハウを活用し、SBI証券とFOLIOが共同開発したサービスであり、主に以下の点において、FOLIO ROBO PROと異なる特性を持ちます。
  • SBIラップは、専用の投資信託を通じてETFに投資を行い、常に8種類のアセットクラスに分散投資を行います。そのため、投資配分の変更が行われた場合であっても、FOLIO ROBO PROと比べて極端に偏った投資配分にはなりにくく、リスクをコントロールしながらコア資産運用を行うことが可能です。
  • SBIラップの手数料は0.66%(年率・税込)(※)であり、ポイントプログラムも設けており、長く続けやすい仕組みを用意しています。
※上記の他に各投資信託の信託報酬等、間接的にご負担いただく費用があります。
graph bakctest

*本グラフは、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

*バックテストの期間は2012/1/4から2021/12/30とし、運用にかかる費用については、SBIラップは手数料および信託報酬として運用資産額の0.746%(年率・税抜)を、一般的なロボアドバイザーでは手数料として運用資産額の1%(年率・税抜)を徴収し、分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れたものとして計算しています。なお、本テストにおける実績は、当該期間における実質的な投資対象となるETFの時価評価額を用いて計算を行っているため、当該ETFの経費率も考慮されています。分配金やリバランス時の譲渡益にかかる税金は考慮していません。

*「一般的なロボアドバイザー」の運用実績は、一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出)を用いて、8種類の資産クラスのETFに分散投資を行ったと仮定したシミュレーション結果を示しています。



会社概要

社名:株式会社FOLIO所在地:東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4階事業内容 :第一種金融商品取引業、投資運用業、金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号加入協会 :日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会代表者 :代表取締役CEO 甲斐真一郎設立 :2015年12月10日資本金(資本剰余金を含む) :109億2万3,806円(2021年12月末時点)金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の価格変動等により損失が生じるおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面の内容を十分にご確認ください。手数料・リスク等はこちら

※本コラムについて

・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、作成時点での当社の見解をご紹介するために作成した資料です。

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