レポート・コラム

<SBIラップ AI投資コース 2024年12月実績>

<SBIラップ AI投資コース 2024年12月実績>

2024年12月の実績、投資配分、寄与度

「SBIラップ AI投資コース(愛称:AIラップ)」(以下、「AIラップ」といいます)は、AIを使って市場動向を先読みしながら投資配分の最適化を目指し、人を凌駕するパフォーマンスを目指す資産運用サービスです。2022年3月31日より提供を開始し、2022年4月7日に運用を開始しています。(※1)2024年12月の世界の株式市場を振り返ると、欧州や一部新興国では月間を通して低調な推移となりました。米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)で慎重な利下げ見通しが示されたことを受けて下落する場面もありましたが、その後は反転して11月末の水準を概ね回復した後に、月末に再度下落する等、比較的大きく変動しました。為替は、円安・ドル高の傾向が続きました。日本時間でFOMCと同日の発表となった日銀の金融政策決定会合で利上げを実施しなかったこと等から日米金利差が拡大し、一層の円安・ドル高が進む展開となりました。以下は、そのような環境下における2024年12月の約1ヵ月間のAIラップのパフォーマンス(※1,4)とAIラップの各投資対象ファンドの騰落率(※5)です。
202412aigraph01

AIラップの投資対象である8種類の専用投資信託(以下、「投資対象ファンド」と表示)は、米国市場の終値を翌営業日に取り込み基準価額に反映しています。本レポートの2024年12月の運用実績は、12月27日までの米国市場の値動きが反映されています。

2024年12月のリバランスの内容

AIラップの2024年12月6日のリバランス時点における投資配分(※6)をリバランス前と比較すると、約36%保有していた米国株式を約24%に、22%保有していた先進国株式を約14%に減らした代わりに、2%保有していた新興国株式を約10%に、約15%保有していた米国不動産を約20%に増やしました。結果的に株式(米国株式、先進国株式、新興国株式)と米国不動産という比較的リスクが高い資産の合計比率を減らし、さらにその中で組み入れが低位だった新興国株式を増やすことで、ポートフォリオ全体の分散を強めました。
202412aigraph02

2024年12月のパフォーマンスの振り返り

2024年12月のマーケットを振り返ると、米大統領選を勝利したトランプ氏の政策により米国の財政赤字が拡大するとの懸念が高まり、またFRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに慎重な姿勢を示したことから米国金利が上昇して、米国や先進国を中心に多くの株式市場の上値が抑えられる展開となりました。米国不動産は米国金利上昇が重荷となり比較的大きく下落しましたが、円安・ドル高の進行もあり、最終的には米国不動産を除くすべての投資対象ファンドが上昇しました。AIラップにおいては、米国不動産を比較的多く保有していたことはマイナスに影響しましたが、米国株式や金の保有がプラスに寄与して、2024年12月の月間パフォーマンスは+2.17%となりました。以下のグラフは、AIラップのリターンに対する各投資対象ファンドの寄与度(どの資産がどのくらいAIラップの騰落に影響を与えているか)です。(※5)
202412aigraph03

リリース来の実績

以下の折れ線グラフは「AIラップ(※1)(青色線)」と「一般的なロボアドバイザー(※2)(水色線)」、「TOPIX(※3)(灰色線)」の比較グラフで、開始点はAIラップが運用を開始した2022年4月7日です。運用開始日の2022年4月7日から2024年12月30日の期間で、AIラップの運用実績は+41.48%(※1,4)となり、一般的なロボアドバイザー(※2,4)との比較では-3.83%(※7)となりました。
202412aigraph04
 また以下は、直近1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年およびAIラップのリリース来のパフォーマンスです。(※8)
202412aitable

※1 AIラップの運用実績について

2022年4月7日(サービスリリースした3月31日に申込を行い最短で運用を開始した場合の投資対象ファンドの買付約定日)から表示日まで、または表示している期間において、AIラップに投資していた場合の運用実績です。過去の運用実績であり将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。 リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。(※4)

※2 一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションについて

一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出)を用いて、投資対象ファンドに分散投資を行ったと仮定したシミュレーション結果を示しています。(※4)

※3 「TOPIX」はBloombergが提供するデータを基にFOLIOにて計算し作成しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。またAIラップの基準価額に市場価格が反映されるタイミングを考慮し、計算期間開始日および終了日を前倒して表示しています。

※4 運用実績または運用シミュレーションの計算方法について

2022年4月7日から表示日までの、または表示している期間における、投資対象ファンドの基準価額(信託報酬やその他の費用、投資対象ファンドを通じて保有するETFの分配金が考慮されています。)をもとに、「(計算期間終了日時価/計算期間開始日時価)-1」で計算したものを%表示しています。運用手数料を年率0.66%(税込)徴収したと仮定して計算を行っています。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算後の数値の小数第3位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

※5 騰落率グラフは2024年11月29日の基準価額を基準として、2024年12月30日における各投資対象ファンドおよび、AIラップのリターンを示したものです。各投資対象ファンドの騰落率の計算は、「(2024年12月30日時点の基準価額/2024年11月29日時点の基準価額)-1」で行い、%表示をしています。寄与度グラフは騰落率グラフのデータを用いて、AIラップの投資配分(指定期間の途中で行われたリバランスも考慮)に従って、AIラップのリターンに対する各投資対象ファンドの寄与度を示したものです。計算期間中に実施されるリバランスの影響により、騰落率グラフが示す各投資対象ファンドのリターンがプラスであっても、寄与度グラフにおいてはマイナスとなる場合があります(逆の場合もあります)。AIラップのリターンの算出方法については、※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

※6 表示の投資配分はリバランス実施時に目標とする比率であり、実際の運用では市場変動等の影響により表示の比率と乖離が発生することがあります。

※7 表示期間における、AIラップの運用実績と一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションの比較です。小数第3位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を用いて計算すると数値が一致せず誤差が生じる場合があります。

※8 1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月および1年のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヵ月前およびN年前の資産の評価額と2024年12月30日における評価額を元に計算しています。AIラップリリース来のパフォーマンスは、2022年4月7日の資産評価額と2024年12月30日における評価額を元に計算しています。表示している割合は年率ではありません。将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。

運用会社FOLIOからのメッセージ

「SBIラップ残高1,200億円*突破!スペシャルイベント&運用報告セミナー」を開催します

SBIラップは多くのお客さまにご利用いただき、2022年3月のサービス提供開始から約3年で残高1,200億円*を突破しました。日頃のご愛顧の感謝を込めて、スペシャルイベントを開催します!第1部では、特別ゲストを招いたトークショーにてSBIラップの新たな魅力を会場にお越しいただいた方にご紹介します。第2部では、オンライン中継も行い、まだまだ成長中のSBIラップ(AIラップ/匠ラップ)の運用状況を報告&事前にお寄せいただいた質問に回答します。匠の運用コースの市場環境判断を担う「グローバルマクロ戦略委員会」って何をしているの?AI予測をどのように運用に活用しているの? 等、気になるポイントを直接解説します。2025/1/29(水)12:00まで**以下のリンク先にて参加申し込みいただけます。皆様のご応募をお待ちしております。
202412aigraph05

* 「SBIラップ(AI投資コース、匠の運用コース)」と「SBIラップ×(SBI新生銀行、投資信託相談プラザ)」の合計。(2024年12月19日時点)

** 対面参加のお申し込みにつきましては早期に締め切らせていただく可能性がございます。

2024年12月のマーケットを振り返る

ここで2024年12月のマーケットを振り返ります。

【米国市場概況】

202412tableus
米国株式市場の指標であるS&P500は上旬から中旬にかけて、利下げ期待と高値警戒感が相まって方向感の乏しい小幅な推移となりました。しかし、17~18日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)で市場の予想通り利下げが実施されたものの、2025年の利下げ回数の見通しが従来想定の半分とされたことから、米金利の高止まりが懸念され大きく下落しました。下旬には、過度な金利高止まり懸念が解消されて前月末水準まで戻す場面はあったものの、薄商いの中で年間を通して上昇した銘柄への利益確定売り等に押されて、最終的に前月比-2.49%となりました。また、米国の長期金利が月間を通して上昇したこと等が逆風となり、米国の不動産は下落しました。

【先進国市場概況】

202412tabledc
日本株式市場の指標であるTOPIXは上旬に、米ハイテク株の上昇や円安・ドル高等を受けて上昇しましたが、中旬には、日米の金融政策決定の不透明感やFOMC後の米株安を受けて下落しました。下旬には、自動車大手の経営統合見通しや、さらに進んだ円安・ドル高等から反転し、最終的には前月比+3.88%となりました。欧州株式市場の指標であるストックス欧州600指数は上旬に、内閣不信任決議案の可決に伴う混乱が一旦は収束したフランスの株式市場の復調等を背景に上昇しました。中旬にはECB(欧州中央銀行)が利下げを決定したものの、FOMCで示された慎重な利下げ見通しに起因する米国株安を受けて株価が下落した後は、薄商いのなかで小幅に推移し、最終的には前月比-0.51%となりました。

【新興国市場概況】

202412tableec
中国株式市場の指標である上海総合指数は上旬に、当局による景気支援策への期待から、金融セクターを中心に上昇しました。中旬には、国内の重要な経済会議で新たな政策の発表がなかったこと等から下落、その後は方向感の乏しい動きとなり、最終的には前月比+0.76%となりました。インド株式市場の指標であるインドSENSEXは上旬に、景気支援策としての預金準備率の引き下げ等が好感され小幅に上昇しました。中旬以降は、アジア開発銀行による成長率の見通し引き下げや、高止まりする米金利に対して、インドルピーが対ドルで過去最安値を更新したこと等が下押し圧力となり、外国人投資家の売り越しも相まって下落し、最終的に前月比-2.08%となりました。

【為替・その他】

202412tableex
ドル/円為替相場は、月間を通して円安・ドル高が進行しました。上旬は、日米それぞれの金融政策の見通しが定まらず、小幅な推移となりました。FOMCは利下げを、日銀の金融政策決定会合は金利据え置きを決定しましたが、堅調な米国の物価指標等も受けて米国の2025年の利下げペースが想定以上に鈍化する見込みであること等から米長期金利が高止まりし、最終的に前月比で4.96%の円安・ドル高となりました。米国10年債利回りは、インフレ圧力が根強く残る物価指標の発表等から利下げペースの鈍化が予測され、更にFOMCでも2025年の利下げ回数が予測より更に少ない見通しとなったことから、上昇を続けて、最終的に4.56%台で12月を終えました。

各指数等のデータはBloombergが提供する値を用いています。表示されている値(米国10年債利回りを除く)は、小数第3位以下を切り捨てています。

最新の投資配分の確認方法AIラップではAIによる予測技術を利用して投資配分を決定しています。最新の投資配分が気になる方は、AIラップ契約後のサマリー画面にてご確認いただくことができます。口座開設・ログインはこちらスマートフォンでの利用方法SBI証券スマートフォン専用サイトや各種アプリを経由して、スマートフォンでもAIラップを便利にご利用いただけます。詳しくはコラムでご紹介しています。

■本資料について

・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や作成時点での見解をご紹介するために、AIラップの投資運用業務を行う株式会社FOLIOが作成した資料です。

・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。

・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

■株式会社SBI証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会

■株式会社FOLIO

金融商品取引業者(第一種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業) 関東財務局長(金商)第2983号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会