投信はつみのNISAメニュー 2024年3月

投信はつみのNISAメニュー 2024年3月

投信はつみ

2024/03/22

投信はつみです。新NISAの成長投資枠で検討してみたい3月の投資信託(ファンド)、NISAメニューをご紹介します!

1月、2月はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))よりも優れた運用実績の成長投資枠対象ファンドをご紹介しましたが、3月も同じ条件でメニューを提示してみます。同じ条件でも季節(期間)が変わるとメニューの一部が変更となりました。なお、2月のNISAメニューはこちらをご覧いただければと思います。
同じ条件とは、期間1年、3年、5年リタ―ンのすべてでオルカンの実績を上回っているアクティブファンド(2024年2月末基準)です。そのファンド数は2月(2024年1月末基準)は22ファンドでしたが、3月は30ファンドまで増加しました。対象ファンド(メニュー)が増えすぎたため、今回は新規にオルカンを上回ったファンド「春の新メニュー」のみを図表1でご紹介しています。
2月末基準でオルカンの実績を上回っている30ファンドは、カテゴリー(投資対象別)では、国際株式・インドが12本で最も多く、国際株式・北米が11本、国際株式・グローバル(日本を含む/日本を除く)が4本、国内株式が3本となりました。オルカンの実績を大きく上回るファンドのメニュー(常連メニュー)については2月のNISAメニューをご参考にしてみてください。

3月・春の新メニューはSBIセレクトが1本(日経平均高配当利回り株ファンド)となっています(SBIセレクト、SBIプレミアムセレクトの詳細はこちらを)。ファンドのリスクとリターンを勘案したカテゴリー内での高評価ファンドといえるレーティング5ツ星ファンドはDIAM割安日本株ファンド(年1回決算型)となっています。

3月・春の新メニューと2月の常連メニューを参考にして、オルカンとは値動きが異なるファンドを探して、成長投資枠における分散投資をご検討されてみてはいかかでしょうか!

図表1 成長投資枠でオルカンの運用実績(1年・3年・5年)を上回るファンド 「春の新メニュー」は?

順位 ファンド名 運用会社
(略称)
カテゴリー 1年リターン 3年リターン
(年率)
5年リターン
(年率)
10年リターン
(年率)
ファンド
レーティング
備考
1 米国成長株式ファンド 三井住友TAM 国際株式・北米 56.67% 20.82% 21.91% 16.61% ★★★★
2 トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド 三井住友DS 国内株式・大型バリュー 77.23% 26.24% 19.48% 11.55% ★★
3 EXE-i 先進国株式ファンド SBI 国際株式・グローバル・除く日本 35.58% 21.97% 18.68% 13.27% ★★★
4 T&Dインド中小型ファンド(愛称:ガンジス) T&D 国際株式・インド 50.90% 21.59% 18.37% 16.58% ★★★★
5 HSBC インド オープン HSBC 国際株式・インド 46.76% 22.98% 18.14% 13.08% ★★
6 日経平均高配当利回り株ファンド 三菱UFJ 国内株式・大型バリュー 46.25% 32.22% 18.10% - ★★★★ SBIセレクト
7 イーストスプリング・インド株式オープン イーストスプリング 国際株式・インド 43.00% 22.62% 32.22% 18.10% ★★★
8 明治安田DC外国株式リサーチオープン(愛称:DCジェットストリーム) 明治安田 国際株式・グローバル・除く日本 36.06% 19.58% 17.99% 12.95% ★★★
9 イーストスプリング・インド株式ファンド(3ヵ月決算型) イーストスプリング 国際株式・インド 43.04% 22.55% 17.99% 13.19% ★★★
10 新光 ピュア・インド株式ファンド アセマネOne 国際株式・インド 37.66% 21.01% 17.70% 13.73% ★★★
11 DIAM割安日本株ファンド(年1回決算型) アセマネOne 国内株式・大型ブレンド 46.50% 21.34% 17.43% 11.38% ★★★★★
参考 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ 国際株式・グローバル・含む日本 35.21% 19.47% 17.40% - ★★★★

※新NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い、積立可のファンド)で、1年・3年・5年すべてでオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))を2024年に入って初めて上回ったファンドを5年リターン順に掲載(2024年2月末基準)、残高10億円未満(3/13基準)のファンドを除く
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません

【投信はつみ プロフィール】
投信家の長女として生まれる。金融機関に勤める20代。
父・たまるは、はじめての資産運用はリスクを抑えたつみたて投資で、という思いから「はつみ」と命名。
はつみは2018年のつみたてNISA制度開始から米国株式インデックスファンドを中心につみたて投資をはじめる。
6年間のつみたてNISAである程度の資産がたまってきたため、2024年からの新NISAをきっかけにポートフォリオの組み方について考えるようになる。
2024年からの成長投資枠でアクティブファンドなどへの分散投資を検討し、成長投資枠でつみたて投資をはじめることに。

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