【3月権利確定】NISA活用!20万円以下の株主優待&好配当期待7選

投資情報部 植田 雄也
2026/03/19

当ページの内容につきましては、SBI証券 投資情報部 植田による動画での詳しい解説も行っております。投資初心者の方が抱える「何からはじめればいいの?」という疑問から、運用戦略や商品選びまで、実践的な内容をわかりやすくお伝えします。
NISA植田道場
※YouTubeに遷移します。
【3月権利確定】NISA活用!20万円以下の株主優待&好配当期待7選
■不安定な相場で注目される「優待×配当」戦略
2026年の東京株式市場は、年初から方向感の定まりにくい展開が続いています。米国株の動向や金利政策、中東リスクなどを背景に上下に振れる場面が目立ち、短期的には神経質な相場環境となっています。
そうした中、東京株式市場は3月相場を迎えました。とりわけ3月は、多くの銘柄で配当や株主優待の権利が確定する月となります。銘柄の選択肢が豊富で、配当や株主優待を重視する中長期スタンスの投資家にとっては重要な月といえるでしょう。
足元では、上場企業による株主優待制度の導入は2021年を底に導入企業数が増加し、SBI証券の株主優待検索サイトで検索可能な銘柄は1,633銘柄(3/18時点)に達しています。また、配当については、上場企業の配当総額が2026年3月期は20兆円を超え過去最高記録に達する見通し(2026年1月4日の日経報道)です。これらを背景に、株主還元の強化は日本株の大きな魅力のひとつとなっています。
今回は、NISAでも活用しやすい「20万円以下」で購入可能、かつ株主優待と配当に着目して銘柄をご紹介します。
■スクリーニング条件
今回の「NISA植田道場」では、3月に株主優待の権利が確定する銘柄をご紹介します。スクリーニング条件は以下の通りです。
・3月に株主優待の権利が確定
・株主優待権利確定のための最低保有株数に基づく金額が、20万円以下(株価は3/16時点)
・上記の条件において、保有期間に関係なく株主優待の権利を確定させることが可能であること
・東証プライム市場に上場
・会社予想1株配当金を基準にした予想配当利回りが2.28%(3/16時点の東証プライム市場の予想配当利回り)以上
・直近四半期(累計)の純利益が黒字
・取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄を除く
掲載銘柄は上記条件をすべて満たしています。掲載の順番は、3/17時点でSBI証券の株主優待検索ページにおいて閲覧回数の多い順となっています。
■「株主優待」の注意点
なお、「3月に権利が確定する株主優待銘柄」のほとんど(図表の銘柄はすべて)が3/27(金)を権利付最終日としています。この場合、3/30(月)の権利落ち日以降に買い付けができても、配当および株主優待の権利を確保することはできませんので、ご注意ください。
また、権利付最終日に優待実施銘柄を買い、権利落ち日に売ることで、効率良く株主優待の権利獲得を考える投資家の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで注意すべき点は、買い付ける時の株価が予想外に高くなったり、売る時の株価が予想外に安くなったりなど、相当額の売却損が出てしまうケースです。配当取りも同様で、権利落ち日には配当実施分だけ株価が下がることが多くなっています。ノーコスト・ノーリスクで株主優待や配当を享受することは難しいでしょう。
日本株投資戦略では、「〈2026年2月〉 株主優待 新設・拡充が続々!銘柄表でチェック」
と題したレポートもご用意しております!レポートは こちら
新興株ウィークリーでは、「株価急落で買い好機!?好業績+好配当+割安感7銘柄」
と題したレポートもご用意しております!レポートは こちら
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【銘柄一覧】【3月権利確定】NISA活用!20万円以下の株主優待&好配当期待7選
| 取引 | チャート | コード | 銘柄名 | 終値(円) 【3/17】 |
優待獲得最低株数での優待内容の概要 |
| 現物買 | 📊 | 1333 | Umios | 1,480 | ギフトカード500円相当 |
| 現物買 | 📊 | 1379 | ホクト | 1,935 | ①健康セット (アガリクスドリンク等詰合せ4,000円相当) ②レトルトセット (レトルトカレー、炊き込みご飯の素等詰合せ1,800円相当) ③きのこ・レトルトセット (きのこ2種類、レトルトカレー等詰合せ1,400円相当) 上記から1点を選択。 |
| 現物買 | 📊 | 9997 | ベルーナ | 910 | 優待割引特典、優待ポイントまたは自社取扱商品から選択1,000円相当 優待割引券1,000円相当2枚 |
| 現物買 | 📊 | 3167 | TOKAIホールディングス | 1,160 | ①-1天然水(500ml入)12本 or ①-2天然水宅配サービス(12l入)1本(※1) ②QUOカード500円相当 ③自社グループ食事券1,000円相当 ④自社グループ会員サービスポイント1,000ポイント相当(※1) ⑤自社モバイルデータ通信サービス利用料割引2,100円相当(※1) 上記から1点を選択。サービス加入が条件の優待もある点に注意 |
| 現物買 | 📊 | 5659 | 日本精線 | 1,250 | QUOカード1,000円相当 |
| 現物買 | 📊 | 4732 | ユー・エス・エス | 1,692.5 | QUOカード500円相当 |
| 現物買 | 📊 | 2804 | ブルドックソース | 1,896 | 当社グループ製品詰合せ1,000円相当 |
※会社公表データ、当社HPデータ、Quickデータ等をもとにSBI証券が作成。
※「優待獲得最低株数での優待内容の概要」は、株主優待内容のすべてを記載したものではありません。正式な内容は各社Webサイト等でご確認ください。
※上記掲載銘柄についてはすべて、優待獲得最低株数は100株で、権利付最終日は3月27日(金)です。
※1.①-2、④、⑤は各サービスに既加入または新規加入の株主が対象
一部掲載銘柄を解説!
■TOKAIホールディングス(3167)~選べる優待に加え“水・通信・食事券”など生活密着型特典が充実~
◎LPガスを中心とするエネルギー事業を起点に、情報通信、CATV、建築設備不動産、ライフサービス、ブライダルなど生活密着型サービスを多角展開しています。顧客件数は約346万件(2026年3月期第3四半期時点)と、ストック型ビジネスを基盤に安定収益を確立しています。2026年3月期の会社計画は売上高2,460億円(前期比1.0%増)、営業利益183億円(前期比8.6%増)、純利益106億円(前期比15.0%増)ですが、2026年3月期第3四半期累計(2025年4~12月期)の業績は、売上高1,773億円(前年同期比2.4%増)、営業利益123億円(同27.0%増)、純利益75億円(同33.1%増)と増収・大幅増益となり、通期業績予想の上方修正(営業利益:175億円→183億円など)を行いました。
株主還元については、配当性向40~50%を目安に継続的かつ安定的な配当を基本方針としており、2026年3月期は年間36円(中間17円、期末19円)へ増配を予定しています。こちらも、業績予想の修正を背景に配当予想の上方修正(増配)も行われています。3月17日終値1,160円で計算される予想配当利回りは3.1%です。安定したキャッシュフロー創出力を背景に、継続的な株主還元が期待されます。
◎3月末および9月末の株主に対し、保有株式数に応じて、①~⑤のいずれかを選択する株主優待が実施されています。また、希望者には同社グループ結婚式場共通婚礼10%割引券、及び同社グループお食事20%割引券が贈呈されます。
〔1〕100株以上~300株未満
①天然水(500ml入)12本 or ①-2天然水宅配サービス(12l入)1本(※1)
②QUOカード(500円相当)
③フレンチレストラン「ヴォーシエル」、鉄板焼きレストラン「葵」で使用できる食事券(1,000円相当)
④TLCポイント(1,000ポイント相当)(※1)
⑤モバイルデータ通信サービス利用料割引(350円×6カ月=2,100円相当)(※1)
〔2〕300株以上~5,000株未満
①天然水(500ml入)24本 or ①-2天然水宅配サービス(12l入)2本(※1)
②QUOカード(1,500円相当)
③フレンチレストラン「ヴォーシエル」、鉄板焼きレストラン「葵」で使用できる食事券(3,000円相当)
④TLCポイント(2,000ポイント相当)(※1)
⑤モバイルデータ通信サービス利用料割引(850円×6カ月=5,100円相当)(※1)
〔3〕5,000株以上
①天然水(500ml入)48本 or ①-2天然水宅配サービス(12l入)4本(※1)
②QUOカード(2,500円相当)
③フレンチレストラン「ヴォーシエル」、鉄板焼きレストラン「葵」で使用できる食事券(5,000円相当)
④TLCポイント(グループ会員サービスのポイント)(4,000ポイント相当)(※1)
⑤モバイルデータ通信サービス利用料割引(1,880円×6カ月=11,280円相当)(※1)
◎希望する株主に対し、100株以上保有で以下を贈呈しています。
・結婚式場(グランディエール ブケトーカイ)で使用できる優待割引券(婚礼10%割引+10万円割引券)
・フレンチレストラン「ヴォーシエル」、鉄板焼きレストラン「葵」で使用できる食事券(20%割引券)
■ベルーナ(9997)~ワイン・食品など自社商品も選べる多彩な優待が魅力~
◎カタログ通販を主力に成長してきた企業で、現在は「プロパティ・ホテル」「専門通販(化粧品・グルメ等)」「アパレル・雑貨」「データベース活用」など多角的に事業を展開しています。特に近年は、不動産・ホテル事業の拡大により収益構造の変革を進めている点が特徴です。2026年3月期第3四半期累計(2025年4~12月期)の業績は、売上高1,643億円(前年同期比3.6%増)、営業利益108億円(同48.1%増)、当期純利益77億円(同44.7%増)と増収・大幅増益となりました。セグメント別では、プロパティ・ホテル事業が国内ホテルの稼働率向上や不動産販売により大きく伸長し、全体の利益成長をけん引しました。一方、アパレル・雑貨や呉服関連など一部事業は苦戦しましたが、グルメやデータベース活用などの事業は堅調に推移しており、事業ポートフォリオの分散が進んでいます。
2026年3月期の会社計画は売上高2,146億円(前期比1.8%増)、営業利益135億円(前期比13.6%増)、純利益23億円(前期比8.0%増)を見込んでいます。中期的には、営業利益250億円の達成を目標としており、特にプロパティ・ホテル事業(目標90億円)とデータベース活用事業(同60億円)の成長が柱となります。
配当については、DOE(株主資本利益率)1.5%を下限とし、連結配当性向35%を目途としています。2026年3月期は年間30円(中間15円、期末15円)を予定しています。3月17日終値910円で計算される予想配当利回りは3.2%です。
◎3月末および9月末の株主に対し、保有株式数に応じて、①~③のいずれかを選択する株主優待が実施されています。
〔1〕100株以上~500株未満
①会社運営の通信販売で使用できる優待割引券(1,000円相当)
②ベルーナオンラインストアで使用できる優待ポイント(1,000円相当)
③取扱商品:食品、お菓子、ワイン、日本酒のいずれかから選択(1,000円相当)
〔2〕500株以上~1,000株未満
①会社運営の通信販売で使用できる優待割引券(3,000円相当)
②ベルーナオンラインストアで使用できる優待ポイント(3,000円相当)
③取扱商品:食品、お菓子、ワイン、日本酒のいずれかから選択(3,000円相当)
〔3〕1,000株以上
①会社運営の通信販売で使用できる優待割引券(5,000円相当)
②ベルーナオンラインストアで使用できる優待ポイント(5,000円相当)
③取扱商品:食品、お菓子、ワイン、日本酒のいずれかから選択(5,000円相当)
■ブルドックソース (2804)~老舗ソースメーカー、特別配当や自己株取得で株主還元を強化~
◎ソース類を中心とした調味料メーカーで、「ブルドック」「イカリ」などのブランドを展開しています。家庭用・業務用のソースやドレッシングは、世界50か国以上の国で販売されており、国内外で安定した需要基盤を有しています。近年は生産体制の見直しや高付加価値商品の投入などにより、収益力の改善を進めています。2026年3月期第3四半期累計(2025年4~12月期)の業績は、売上高112億円(前年同期比0.5%増)、営業利益5.1億円(同370.0%増)、純利益23億円(同366.3%増)と増収・大幅増益となりました。価格改定効果や生産性向上に加え、投資有価証券売却益の計上が利益を押し上げています。足元では、家庭用ソースはやや低調ながら、業務用ソースや輸出が伸長しています。特に業務用はインバウンド需要や外食向けの拡大を背景に好調で、海外でもアジア・オセアニアを中心に成長が続いています。
2026年3月期の会社計画は売上高153億円(前期比4.7%増)、営業利益6億円(同169.0%増)、純利益23億円(前期比268.8%増)を見込んでいます。中期的にはROE5%以上の達成を目標に掲げ、ブランド価値向上と効率化を進めています。
株主還元については積極姿勢を強めており、総還元性向60%を目安に配当と自己株取得を実施しています。2026年3月期は年間45円(中間20円、期末25円+特別配当5円)を予定しています。3月17日終値1,896円で計算される予想配当利回りは2.3%です。 老舗ブランドを基盤としつつ、価格戦略や生産改革、海外展開を進めることで収益力の回復動向が注目されそうです。
◎年1回3月末株主に対し、保有株式数に応じてグループ製品詰め合わせが贈呈されます。
・100株以上800株未満:グループ製品詰合せ(1,000円相当)
・1,000株以上:グループ製品詰合せ(3,000円相当)
※1. ①-2、④、⑤は各サービスに既加入または新規加入の株主が対象
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・確定拠出年金運営管理業 登録番号223
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