仕事に慣れ私生活も落ち着き、空いた時間ができて初めて、自由な時間の使い方がわからないと気づく人も多いのではないでしょうか。趣味のひとつもあればよいですが、これといった趣味がないと時間を持て余してしまいます。
そんなときこそ「料理」に挑戦してはいかがでしょうか。今までろくに料理はしたことがないという人も、料理アプリを利用すればスマホ1つで簡単にレシピは検索できますし、料理のコツも教えてくれます。自炊をすれば節約にも繋がり、食費が切り詰められるメリットもあります。これを機にあなたもおいしい自炊生活をスタートしませんか?
料理が趣味になる2つの理由
料理をした経験が少ないと、料理が趣味と聞いてもピンとこないかもしれません。料理が趣味という人は、どうして料理が楽しいのでしょうか。
まず、自分好みの味の料理が食べられることが挙げられます。食べることが好きな人であれば、人一倍味にはこだわりがあることでしょう。味の好みは人それぞれ。自分で作れば、塩加減や甘さ、出汁などの味付けを好きなように調整でき、納得する味を追求できます。
次に、料理はすればするほど上達するので達成感を得られます。繰り返し料理することで、思い通りの味を出せたり、凝った料理が作れたりするようになります。上達の度合いは自分の舌で感じることができるのでわかりやすく、満足感もありますので、料理が楽しくなっていきます。誰かから料理の腕を褒められたら尚更です。
節約や健康によいというメリットも!
自分で料理を作るメリットは、楽しいだけでありません。なんといっても食費の節約になります。例えば、お洒落なカフェでパスタを頼むと、安くても700〜800円、ドリンクとセットで1,000円以上はかかります。ところが、同じような食材を購入して自宅で作れば、数百円で済ませられます。
お弁当を持参するとさらに節約になります。平日の朝はお弁当を作る時間がないという人でも大丈夫。週末におかずをまとめて作って冷凍しておけば、平日は解凍してお弁当に詰めるだけなので、それほど時間はかかりません。そうすることで1食あたり例えば200円以下に抑えることも可能です。今までランチに800円かけていたところを1ヵ月のうち20日間お弁当にすれば、600円×20日間で1万2,000円も節約できる計算になります。
スーパーの特売日に材料をまとめて購入し、食材自体を冷凍保存しておくのもおすすめです。お肉はもちろん、野菜、果物など、冷凍保存できる食材はたくさんあります。買い過ぎてしまった食材を腐らせて無駄にしないためにも、冷凍庫は上手に活用しましょう。
また、健康に気をつけるようになることもメリットの1つです。外食の場合、どうしても野菜不足や油、塩分オーバーになりがちです。その点、自分で作れば、気になる油や塩分を減らしたり、多めに野菜を取り入れたりと工夫ができます。毎日の食事は健康を大きく左右するため、自炊して食事に気を使うことはとても大切です。
料理初心者には料理アプリが強い味方に!
家で料理を作ることがほとんどないという人には、「面倒だから」「料理のやり方が分からないから」という理由を挙げる人も多いでしょう。確かに、忙しくてコンビニご飯や外食ばかりしていて料理に慣れていないと、自炊はハードルが高く感じられます。
そんな悩みを持つ人におすすめなのが料理アプリです。今、スマホで利用できる料理アプリはたくさんあり、料理名や食材からレシピを探すオーソドックスなものから、手順が動画で分かるもの、1週間分の献立を考えてくれるものなど、それぞれに特徴があります。こういった料理アプリは無料のものが多いので、複数のアプリをダウンロードして使い勝手のいいものを探してみてもよいでしょう。
それでもやはり自炊のハードルが高い場合は、料理動画を見るだけでもいいので気軽に眺めることから始めてみましょう。初めは簡単な動画を見て、自分にもできそうだと思えたら材料を買ってみましょう。もし、食材を買ってきたけど気分が乗らなければ、次の日でも、その次の日でもいいのでやる気が少しでも起きた時にぜひ試してみてください。少しずつステップアップして料理のやり方が分かると、自炊が次第に楽しくなってくるはずです。もしかすると、意外と料理の才能があることに気づくかもしれません。
趣味を楽しみながら老後に備えよう
楽しく料理を作りながら、健康な身体を手に入れ、おまけに節約もできる。こんな理想の未来が、料理アプリの活用で叶うかもしれません。浮いたお金でiDeCo(イデコ)に挑戦すれば、老後の資金作りを始めることだって可能です。ランチをお弁当に代えて節約した1万2,000円をiDeCoで積み立てれば、30年間経つと定期預金で運用しても430万円以上の資産になります。
さらに、うまく運用できれば投資した以上のお金を将来得られるかもしれません。「趣味がない」と悩んでいる人は、楽しみながら健康な身体と老後資産まで手に入るかもしれない、料理アプリを使った節約生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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