レポート・コラム

SBIラップの「アクティブ」なリバランスとは?

SBIラップの「アクティブ」なリバランスとは?


【この記事のポイント】
  • リバランスには「パッシブ」「アクティブ」の2つの考え方がある
  • 「リバランス(パッシブ)」の目的は、投資配分を維持しリスク水準を一定に保つこと
  • 「リバランス(アクティブ)」の目的は、市場動向に合わせて適切にリスク水準を変更すること
  • SBIラップはAIが金融市場の変調を予測し、毎月1回、「リバランス(アクティブ)」を行う

「リバランス」の2つの目的

SBIラップは、合計8種類のSBIラップ専用の投資信託(以下、「投資対象ファンド」と表示)を用いてグローバル分散投資を行いますが、運用開始後はリバランスと呼ばれるメンテナンスが自動で行われます。 なお、リバランスには2つの考え方があり、ここでは、目的ごとに「リバランス(パッシブ)」「リバランス(アクティブ)」と、用語を分けて解説します。「リバランス(パッシブ)」とは、ある時点において最適化された資産のバランス(比率)が、相場変動により崩れてしまった際に、元のバランス(比率)に戻すことをいいます。例えば、下図円グラフのように、当初株式と債券の比率が5:5であることが最適であると定め、100万円を元本として運用を始めたとします(①)。その後、株式のみが上昇し時価ベースで総額125万円まで運用資産が増えた場合、株式と債券の比率は6:4となり、株価変動の影響を受けやすい(リスク水準が高い)投資配分となってしまいます(②)。そこで、当初定めた比率(5:5)に戻るように、株式を売却して債券を購入する(リスク水準を戻す)、ということを行います(③)。つまり、「リバランス(パッシブ)」の目的は、投資配分を維持しリスク水準を一定に保つこと、であると言えます。そのため、「リバランス(パッシブ)」のみを行う場合、原則として運用期間を通じて投資配分が大きく変動することはありません。
02 graph 1@2x
「リバランス(アクティブ)」とは、ある時点において最適化された資産のバランス(比率)そのものを、戦略的に見直すことをいいます。例えば、下図左側の円グラフのように、当初は米国株式、新興国株式、米国債券、金の比率が1:1:4:4(リスク水準が低い投資配分)であることが最適な投資配分であると考え、運用を始めたとします(①)。しかし、その後、新興国の景気が上向きになり株式相場が上昇局面を迎えた場合、今の投資配分のままでは新興国株式が上昇したときにその恩恵を十分に享受できません。そこで、米国株式、新興国株式、米国債券、金の比率が1:7:1:1(リスク水準が高い投資配分)になるように、売買を行って投資配分を変更する、ということを行います(②)。つまり、「リバランス(アクティブ)」の目的は、金融市場の動向に合わせて適切にリスク水準を変更すること、であると言えます。そのため、「リバランス(アクティブ)」を行う場合、運用期間中に市場動向が大きく変われば、それに合わせてダイナミックに投資配分を変更させていくことになります。
03 graph 2@2x

SBIラップと他のファンドラップ・ロボアドバイザーの違い

資産運用を行う上で、「リバランス(パッシブ)」と「リバランス(アクティブ)」はどちらも大切な考え方ですが、これまでのファンドラップ・ロボアドバイザー業界においては、「リバランス(パッシブ)」を行いリスク水準を維持することに特化したサービスが主流となっていました。しかし、SBIラップにおいては、毎月1回「リバランス(アクティブ)」を行い、市場動向に合わせて自動で“最適なリスク水準に変更”することを目指します。なお、人間が手動で「リバランス(アクティブ)」を行うことも可能ですが、その場合、人間の主観や経験が結果に悪影響を及ぼすこともあるため、より精緻な分析や決断力が求められます。そこで、SBIラップにおいては、高い予測精度が期待できる「AI」を活用することで、分析力や決断力を補い、プロの投資家も実践しているような資産運用を実現します。資産運用に対する考え方は様々ですが、適切に「リバランス(アクティブ)」を行わないと、株式相場が上昇局面にあるときにその恩恵を十分に享受できなかったり、或いは、●●ショックなどが発生したときに相場下落の影響を大きく受けてしまうということに繋がります。また、例で挙げたように投資先の国や地域の選定も大切であることも踏まえると、SBIラップが「リバランス(アクティブ)」を行うことは、リターンの獲得を目指すうえで合理的であると考えられます。SBIラップは、AIを活用し金融市場の変調を予測し投資配分を最適化することで、中長期的にグローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指します。
04 graph 3@2x v2

(よくある質問)毎月、投資配分が最適化されるのであれば、短期リターン狙いがおすすめ?

SBIラップでは、リターンを最大化することを目的に、市場動向を予測して毎月「リバランス(アクティブ)」を行います。そのため、もしその予測が全て的中すれば、短期運用でも着実にリターンを獲得できる、と思われるかもしれません。しかし、実際には、そもそも世界の金融市場は常に成長しているわけではなく、例えばコロナショックのように短期的にあらゆる資産の価値が減少してしまう局面も存在し、短期運用にはリスクが存在します
05 graph 4@2x
SBIラップは、このような「下落局面」では、AIを活用し危機を事前に察知し保守的な投資配分にすることで下落の影響を抑え、また、その後の「反発局面」では積極的な投資配分にすることで、リターンの最大化を目指します。このような仕組みによって、SBIラップは、短期的なパフォーマンスも追求しつつ、また、下落局面とも向き合いながら、中長期的にグローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指します。SBIラップは、中長期でリターンを狙うことがおすすめです。なお、そのようなSBIラップの特性を踏まえると、相場が下落している中で、SBIラップが積極的な投資配分に切り替わった際は、それが反発局面のシグナルと言えるかもしれませんので、現在の投資配分をご参考に、自身でタイミングを見極めて追加投資を行うこともおすすめです。

※本コラムについて

・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、作成時点での当社の見解をご紹介するために作成した資料です。

・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。