~「セリング・クライマックス」か、「ブラックマンデー」の前夜か?!~

~「セリング・クライマックス」か、「ブラックマンデー」の前夜か?!~

投資情報部 李 燕

2023/10/26

10/19-10/25の中国株主要指数は続落しました。中国の景気懸念や米長期金利の不透明感を背景に、中国株に対するポジション圧縮の動きが続きました。

今回のトピックスは、”「セリング・クライマックス」か、「ブラックマンデー」の前夜か?!”です。

今週の中国株市況

図表1 主要中国株指数の年初来推移

注:10/25までのチャートです。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

図表2 香港市場の業種別指数の年初来推移

注:業種別指数は香港市場のハンセン総合指数のサブ指数です。10/25までのチャートです。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

図表3 当社内売買代金上位10銘柄の騰落率と関連ニュース(注)

銘柄コード 銘柄名 騰落率 関連ニュース等
NIO 蔚来汽車(ニオ)Inc ADR -3.9% 新興EVメーカー。テスラの決算を受け、米国市場でEV関連銘柄が売られた。同社を含む他の新興EVメーカーもテスラと同様に利益率の低下に見舞われる可能性があると警戒された。米金利高止まりに対する警戒も、新興EVメーカーの下落幅を大きくしたとみられる。その後、米長期金利が一時低下し、中国が経済支援を表明した際は上昇する場面もあった。しかし、その後中国の景気懸念や米長期金利の不透明感に対する警戒は続き、ポジション圧縮の動きが優勢となった。米中ハイテク戦争をめぐる不透明感(※本文を参照)も投資家心理に影を落とした。ただ、ノルウェーの大手銀行傘下の運用会社が7-9月に同社株のポジションを倍に増やしたことが明らかになるなど、一部の機関投資家は下落局面を利用してポジションを構築したもようだ。なお、同社EVの主要生産会社であるJAVが自動車工場の売却を発表。それに対し同社は、自社のEV生産には影響ないとコメントした。
BABA 阿里巴巴集団(アリババグループ)ADR -2.4% EC大手。毎年恒例の「独身の日(11/11)」セール(プレセールは10/24に開始)を控え、同社は大幅な値引きやAIツールを導入した販売促進を実施すると発表。中国の景気懸念や米長期金利の不透明感を背景に、中国株に対するポジション圧縮が続いたが、「独身の日」セールに対する期待が株価を下支えし下落率は限定的だった。中国当局が経済支援を表明したことも支援材料となったが、米金利高止まり懸念を受けた米テック株の調整で投資家は慎重姿勢を崩さなかった。中国の経済支援について中身を見極めたいとの思惑も強かった。米中ハイテク戦争をめぐる不透明感も投資家心理に影を落とした。株価は節目の80ドルをやや下回ったところで反発したが、この水準は下値抵抗線になっているため、当面は80ドルを維持できるかどうかが注目されよう。
00700 テンセント(騰訊) -4.1% ゲーム・フィンテック大手。中国の景気懸念や米中ハイテク戦争をめぐる不透明感で中国株に対するポジション圧縮の動きが続いた。中国本土系の大手証券が目標株価を引き下げたことも嫌気された。同証券会社はマクロ経済の不透明感を理由に、同社のフィンテック&法人向けサービス部門(WeChat決済業務が含まれている)の増収率を下方修正した。なお、同社が今年これまで(10/18)実施した自社株買いの金額は898億香港ドルとなり、香港市場で首位となった。大手証券会社は、自社株買いとバリュエーション面での割安感を理由に、同社株は今後60日間で80%の確率で上昇する可能性があるとし、買い推奨した。
XPEV シャオペン ADR 2.2% 新興EVメーカー。ボラティリティを伴いながら小幅高となった。テスラの決算を受け、米国市場でEV関連銘柄が売られた局面で同社株も急落。テスラと同様に利益率の低下に見舞われる可能性があると警戒された。ただその後は急反発。同社が10/24の「XPeng Tech Day」で、自社開発の二足歩行ロボットや宇宙船をモチーフにした7人乗りのスマートEV多目的車を発表したことが好感された。また同社CEOは10/24に、自動運転支援機能の「NGP (Navigation Guided Pilot)」が2024年末までに欧州の一部地域で利用可能になると表明した。ただ10/25は再び大幅下落。米金利高止まりやテック株の高バリュエーションに対する警戒が続く中、市場予想を下回った決算を発表した一部の米テック株が急落し、投資家のリスク回避を誘った。
01211 比亜迪 ( Byd ) -6.2% 中国EV最大手。個別要因より、EV関連銘柄の売りが響いた。テスラの決算を受け、米国市場でEV関連銘柄が大幅安となる中、香港市場でもEV関連銘柄が売られた。テスラの軟調決算を受け、テスラが再び値下げで攻勢をかける可能性があると指摘されている。ただ、これまで同社はテスラの値下げや競争激化にもかかわらずシェアを拡大してきた。したがって、EV市場に対する懸念よりも、中国の景気懸念や米長期金利の不透明感を警戒した投資家のリスク回避が、同社の利益確定売りにつながったとみられる。なお、今年日本市場に参入したBYDは「ジャパンモビリティーショー2023」に出展し、24年春に発売予定の新車種を披露した。株価は10/24に200日移動平均まで下落した後、小反発。軟調地合いのなか、当面は株価が200日移動平均を維持できるかどうかが注目されよう。
00941 チャイナモバイル -5.8% 中国通信キャリア最大手。10/20に決算発表後、利益確定売りに押された。7-9月期決算は売上高が前年同期比8.1%増と市場予想を上回ったが、純利益が同3.8%増となり市場予想をやや下回った。投資収入が予想外に急減したことも、嫌気された。ただ、一部のアナリストは軟調地合いのなか、株価が過剰反応している可能性を指摘。主力のデータ通信サービスの増収率は市場予想および競合他社を上回ったことを理由に、投資判断「買い」を維持した。10/25の下落率が大きいのは、同業のチャイナユニコム(00762)の急落に連れ安したものとみられる。チャイナユニコムは決算発表後、大手証券会社が目標株価を引き下げ、10/25に8.5%も下落した。ただ連れ安とはいえ、同社株は10/25に出来高を伴いながら200日移動平均を下回った。株価は当面、200日移動平均線が下値支持線として機能するかどうかが注目される。
PDD PDD ホールディングス ADR 2.1% EC大手。軟調地合いの中、小幅高となった。海外版EC「Temu」のGMV(総取引額)が7-9月に50億ドルに達したと報じられ、買い材料となった。低価格戦略で中国のEC市場で高い成長率を維持している同社は、昨年9月から海外展開(たとえば米国)を進めている。安さを強みとする「Temu」は米国でも人気を博しており、GMVの急増につながっている。中国の大手証券会社は「このペースで行けば「Temu」のGMVは、ブラックフライデーとクリスマスの到来とともに、年間GMV目標の150億ドルを超え、180億ドルに達する可能性もある」と予想した。
LI リーオート ADR 3.5% 新興EVメーカー。テスラの決算を受け、米国市場でEV関連銘柄が売られ同社株も下落。ただ、その間の下落率は他の新興EVメーカーより限定的だった。同社が2023年上期に黒字転換し、通期ベースでも黒字化が見込まれるためであろう。その後、10/24に大幅反発。10/16-10/22の週も同社のEV販売が好調で、引き続き、新興Evメーカーのうち首位になったことが好感された。
02269 薬明生物技術 -3.6% バイオ医薬品開発受託大手。個別要因より、相場環境や需給要因により下落した。中国の景気懸念や米長期金利の不透明感に対する警戒を背景とした中国株に対するポジション圧縮が響いた。同社は中国の代表的なバイオ医薬品関連として、海外投資家の保有比率が比較的高い。一部の海外投資ファンドが同社の持ち株比率を引き下げた。一方、中国系ファンドは7-9月に同社株のポジションを増やしたと報じられた。
BILI ビリビリ ADR 1.3% 動画プラットフォーム大手。軟調地合いの中、小幅高となった。大手証券会社が目標株価を引き下げたが、毎日のアクティブユーザー数は着実に増加しているとも指摘。株価は50日移動平均が上値抵抗線となっており、当面は50日移動平均を回復できるかどうかが注目される。

注:米国上場の中国企業ADRを含めた2023年7月-9月の中国株売買代金上位10銘柄で、売買代金順となります。米国市場と香港市場に同時上場している銘柄については、売買代金を合算の上、銘柄表記は売買代金の多い銘柄となっています。騰落率は10/25時点、過去5日間の株価騰落率です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

今週の中国株市況

10/19-10/25の中国株主要指数は、ハンセン指数が3.9%下落、ハンセンテック指数は3.5%下落しました。米国上場のADRで構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC指数)は0.9%下落しました。

中国の景気懸念や米長期金利の不透明感を背景に、中国株のポジションを圧縮する動きが続きました。中国当局が経済支援を表明し、主要指数は一時持ち直す場面もありましたが、米金利高止まり懸念を受けた米テック株の調整で投資家は慎重姿勢を崩しませんでした。中国の経済支援についても、今後明らかになる中身を見極めたいとの思惑が強かったとみられます。

米中ハイテク戦争をめぐる不透明感も投資家心理に影を落としました。以下2つの出来事がきっかけです。

1)中国税務当局は10/22にアップル(AAPL)の主要受託生産会社である台湾企業Foxconnについて調査を開始しました。米国の対中制裁に対する報復措置の一環なのかそれとも政治要因なのかは不明ですが、米中ハイテク戦争が背景との見方が多く、警戒を誘いました。なお、中国当局は10/25に、Foxconnに対する調査は「通常の法執行活動」であると説明しました。

2)中国半導体大手のSMIC(00981)は半導体製造装置メーカーのASML ホールディングス NYRS(ASML)の装置を使って、ファーウェイ(華為技術)の最新スマートフォン向けに先端プロセッサを製造したことが明らかになりました。ASMLの販売が米国の対中輸出規制に違反したという指摘はないと報じられていますが、報道をきっかけに米国が対中輸出規制を強化するかもしれないと懸念されました。実際、米国が10/22に発表した新たな対中輸出規制について、自社製品が輸出規制の対象となったエヌビディア(NVDA)は当初は発効日が10/30の予定でしたが、1週間前倒しとなり10/23からすでに輸出規制が発効したことを明かしました。

軟調地合いのなか、香港市場では全業種が売り優勢でした。主要指数構成銘柄の騰落率上位・下位5銘柄は、図表4の通りです。

図表4 ハンセン指数指数とハンセンテック指数構成銘柄の騰落率

ハンセン指数構成銘柄の騰落率上位5銘柄と下位5銘柄

銘柄コード Bloomberg銘柄名 騰落率 企業概要
03692 Hansoh Pharmaceutical 11.8% 医薬品大手
01378 中国宏橋集団 10.0% アルミニウム製品メーカー
02382 舜宇光学 [サニーオプチカル] 8.0% 大手光学機器メーカー
00981 中芯国際 [SMIC] 5.1% 半導体受託生産(ファウンドリ)大手
01093 石薬集団 [CSPCファーマシュ-ティカル] 4.6% 医薬品大手
銘柄コード Bloomberg銘柄名 騰落率 企業概要
06618 京東健康(JD Health) -9.8% JDドットコム(09618)傘下のインターネットヘルス大手
09888 百度 [バイドゥ] -11.3% 検索エンジン大手
02628 中国人寿保険 [チャイナ・ライフ] -12.8% 大手保険会社
00762 中国聯通[チャイナ・ユニコム] -13.3% 通信キャリア
00968 信義光能 [シンイー・ソーラー] -16.5% 太陽光発電ガラスメーカー

ハンセンテック指数構成銘柄の騰落率上位5銘柄と下位5銘柄

銘柄コード Bloomberg銘柄名 騰落率 企業概要
02382 舜宇光学 [サニーオプチカル] 8.0% 大手光学機器メーカー
00981 中芯国際 [SMIC] 5.1% 半導体受託生産(ファウンドリ)大手
00992 聯想集団 [レノボ・グループ] 3.8% パソコン(PC)大手
02015 理想汽車[リーオート] 3.1% 新興EVメーカー
09961 携程旅行網 [トリップドットコム゚] 2.8% オンライン旅行サービス大手
銘柄コード Bloomberg銘柄名 騰落率 企業概要
00241 阿里健康信息技術 [アリババ・ヘルス] -9.3% アリババ(09988)傘下のインターネットヘルス大手
06618 京東健康(JD Health) -9.8% JDドットコム(09618)傘下のインターネットヘルス大手
01797 East Buy Holding Ltd -10.4% 漢字社名は「東方甄選」、オンライン教育会社
09888 百度 [バイドゥ] -11.3% 検索エンジン大手
01024 快手(Kuaishou Technology) -16.3% ショート動画大手

注:騰落率は2023/10/25時点、過去5日間の株価騰落率です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

今回のトピックス

今回のトピックスは、”「セリング・クライマックス」か、「ブラックマンデー」の前夜か?!”です。

足元の相場動向を確認してみると、米長期金利の先行き不透明感を背景に世界同時株安となっており、投資家は好材料より悪材料に反応しやすくなっています。たとえば、中国が財政赤字の拡大と国債増発を承認したことは、これまでの「物足りない」支援策と比べるとかなりインパクトのある「異例」の措置と言えます。平常時なら投資家のセンチメント好転につながるような材料ですが、今回は一時的に相場を押し上げる効果しかありませんでした。

米中関係をめぐっても両国間では歩み寄る動きがありました。しかし、それらのニュースはそれほど注目されておらず、相場は「スルー」しました。たとえば、米財務省と中国財政省は10/23に、金融政策や共通の課題に関する協力について話し合う目的で新設された「金融作業部会」の初回会合を開催しました。習近平・国家主席は10/25に、中国は米国と協力する用意があると表明しました。バイデン米大統領は10/27にホワイトハウスを訪れる中国の王毅外相と面会する見通しだと報じられています。米中首脳会談の実現に向けた調整とみられています。

このように好材料が無視され、悪材料の方がより意識されているのは何故なのか。まず、考えられるのは、好材料のインパクトがそれほど大きくないことです。つまり、中国の支援措置にしても米中の関係改善にしても、投資家はより目に見える確実なものを期待しています。

次に、下記の2つの要因によって、投資家は多少の好材料では反応しづらくなっていると思います。

1)中国の政策と経済回復に対する信認の欠如

これまで中国当局は幾度も経済支援策を打ち出しましたが、その効果は今のところ弱く、景気の力強い回復には及びませんでした。そもそも中国当局のこれまでの政策は「不動産依存から脱却し、ハイテク分野を強化していく」という構造改革を優先的に進めたいとの印象が強いと捉えられています。一方、市場では不動産市場の回復と経済の力強い成長をもたらす政策を期待しています。

したがって、今回の「異例」の財政赤字拡大についても、どれほどの効果があるだろうかと疑問に思う投資家が多く、今後明らかになる中身と効果を見極めたいとの思惑が強いです。なお、今回の措置について、BI(Bloomberg Intelligence)のエコノミストは中国の2024年のGDP成長率を0.5%押し上げる可能性があると予想しました。

なお、10/30-10/31に5年1度の全国金融工作会議が開催される予定です。不動産危機や地方政府の債務急増といった金融リスクの解消に焦点を当てる予定だと報じています。今回の会議で、足元の不動産問題について当局の認識や対応方針に変化が出るかどうかが注目されます。

2)「ブラックマンデー再来?!」に対する警戒

もっとも足元の中国株売りは、世界同時株安の中で起きており、「ブラックマンデー再来?!」を警戒した世界投資家によるリスク資産圧縮の側面も強いです。

たとえば、10/23のウォール・ストリート・ジャーナルの寄稿記事(寄稿ブラックマンデー再来間近か)の冒頭では、「米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が米国の金融市場と経済を脅かしている。米国の市場と経済は急激なリセッション(景気後退)の危機にひんするとともに、1987年のブラックマンデー再来のリスクに直面している。」と書いてあります。他の金融紙でも「ブラックマンデー」に触れる記事が増えており、「米10年債利回りの急上昇で、”どこか”が壊れる可能性がある」と警戒されています。一方、米経済は堅調で「ブラックマンデー再来?!」は危惧との声もあります。

幾度の相場暴落を経験してきた専門家の間でも意見が分かれているのが現状です。世界同時株安の様相からすると、投資家は「ブラックマンデー再来?!」や「金利上昇によって”どこか”が壊れること」を警戒しているようです。他方、過去の経験から、”どこか”が壊れ、「ブラックマンデー」のように相場暴落となった際は、FRBが動き出す可能性があるとも指摘されています。

中国株に関して言えば、足元の売りは、好材料よりも悪材料に、より反応している点からすると「セリングクライマックス」に近い印象もあります。ただ、昨年10月末の暴落時と比較してみると、下げ幅と出来高からは「投げ売り」とも言いづらい状況です。また、もし世界株式市場で「ブラックマンデー再来?!」に対する警戒が続き、「ブラックマンデー」に似たような下落局面が来た際は、長期平均予想PER(株価収益率)よりもはるかに低い水準まで売られる可能性があります。

総合的にみると、中国株はバリュエーション面での割安感からすると、中長期的に投資妙味が増していると言えます。他方、当面は不透明感が多く、中国経済や米国の金融政策・経済の動向に目を配る必要がありそうです。ただ、もし「セリングクライマックス」のような状況となれば、関連当局の対応で反転する可能性もあるかもしれません。

図表5 MSCI中国指数の推移(過去10年)

※BloombergをもとにSBI証券が作成。

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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