初級- 年代で違う?2026年上半期 日米株買付代金ランキングTOP15

初級- 年代で違う?2026年上半期 日米株買付代金ランキングTOP15

年代を通してランキングから見えた傾向

「自分と同じ年代の人たちって、どんな株を買っているんだろう?」「投資を始めてみたけど、周りの人たちはどんな銘柄を選んでいるの?」
そんなふうに思ったことはありませんか?


今回の【マユコの投資レシピ】では、SBI証券に口座をお持ちのお客さまの現物での買付代金(購入した金額の合計)をもとに、2026年上半期における年代別の国内株式・米国株式のランキングをご紹介いたします!
※ETF(上場投資信託)を含む


ご紹介に入る前に、大切なことが1つあります。
これからご紹介するランキングは、あくまでSBI証券でお取引をされているお客さまの買付データを単純に示しただけのものであり、一般化できるものではありません。
また、ランキングは購入した金額の合計をもとに集計したものであり、購入した人数の多さ(=多くの人に選ばれているかどうか)を示すものではありません。
そして、ランキングに入っている銘柄がご自身の投資の目的やリスク許容度に合っているとも限りません。
これらの点を踏まえたうえで、ランキングを見ていきましょう!(図表1)


■年代を問わず1位に輝いた銘柄

ランキングで最初に目を引くのが、キオクシアホールディングス(285A)です。
年代によって投資スタイルは異なることも予想されますが、幅広い年代で1位となりました。
同社は、半導体メモリの製造で世界大手の会社です。


上位を見渡すと、AI・半導体関連の銘柄が複数の年代でランクインしていることがわかります。
アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)、東京エレクトロン(8035)、ディスコ(6146)などは半導体関連の会社です。
世界的な半導体需要の高まりを背景に、幅広い年代の投資家から半導体関連の企業に資金が集まっていることがうかがえますね。


半導体は、スマートフォンやコンピューターなど、私たちの身近なさまざまな機器に使用されています。
半導体需要が高まっている理由には、AIの普及があります。皆さんも生成AIを利用しているのではないでしょうか?
AIが高速でデータを処理するためには、半導体が欠かせません。


また、各年代でランクインしているフジクラ(5803)、古河電気工業(5801)は電線株といわれますが、どちらもAIの普及とともに買われてきた銘柄です。
両社が手がける光ファイバーは、AIが大量のデータを高速でやりとりするために欠かせない製品です。


さらに、JX金属(5016)もすべての年代でランクインしていますね。
同社もAIの普及とともに買われてきた銘柄の1つですが、光ファイバーとは別の形でAIを支えている会社です。同社は半導体向けの材料となる非鉄金属を手がけています。


このように、半導体そのものを手がける企業だけでなく、半導体やAIを支える企業にまで、幅広い年代から資金が集まっていることがうかがえますね。


■年代が上がるにつれて、入れ替わる顔ぶれ

任天堂(7974)は、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」やゲームソフトで知られる会社ですよね。
20代・30代では5位、40代では7位と若い年代ほど上位にランクインしており、50代・60代になると12位・13位まで順位を下げ、70代以上では圏外となりました。
ゲームに馴染みのある年代にとっては、同社は投資対象として選ばれやすいのかもしれません。


反対に、年代が上がるにつれて存在感を増していくのが3大メガバンクグループです。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は20代から40代にかけて徐々に順位を下げ、40代では15位となりますが、50代以降では6~7位まで回復します。
さらに、三井住友フィナンシャルグループ(8316)は50代から、みずほフィナンシャルグループ(8411)は70代以上から、それぞれ初めてランクインします。3大メガバンクグループがすべて出揃うのは、70代以上の年代だけです。


銀行株の収益には、日本銀行による政策金利の引き上げが大きな影響を与えます。日本銀行は2024年にマイナス金利を解除してから、段階的に金利を引き上げています。
こうした金利環境の変化は、銀行株が注目されてきている背景の1つと考えられます。


■20代・30代限定でランクインした米国株

20代・30代に限って、マイクロン テクノロジー(MU)という米国株がランクインしていました。
同社は、キオクシアホールディングスと同じく半導体メモリを製造している大手企業です。


40代以上になると、15位までを見ても米国株は1つもランクインしていません。今回のデータを見る限り、米国の個別株が存在感を持つのは、一部の年代に限られているようです。


次回の【マユコの投資レシピ】では、米国株にフォーカスしたランキングをご紹介予定です!

図表1 2026年上半期 SBI証券の年代別 日米株買付代金ランキングTOP15

ランクインしているETF(上場投資信託)とは

■ランクインしているETF(上場投資信託)について

今回のランキングには、特定の株価指数や個別株よりも大きく値動きするように設計されたETFがいくつかランクインしました!


一般的に、「レバレッジ型(ブル型)」の商品とは、対象となる株価指数や個別株と同じ方向に2倍や3倍などの値動きを目指す商品です。
一方で、「インバース型(ベア型)」の商品は、対象の株価指数や個別株の値動きに対して反対の値動きを目指す商品です。例えば、対象の指数が下がると、インバース型の商品の価格は上がるように設計されています。


また、「上場投資信託」と聞いて、なぜ今回のランキングに入っているの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ETFは証券取引所に上場しており、株式と同じように取引できる商品です。
SBI証券では、国内ETFは「国内株式」、米国ETFは「米国株式」として取り扱っています。そのため、今回の集計にも株式と並んで登場しています。


ETFと投資信託の違いについて取り上げた【マユコの投資レシピ】はこちら!

初級- ETF(上場投資信託)と投資信託の違いは?はじめて選ぶ人の比較ガイド 関連記事 初級- ETF(上場投資信託)と投資信託の違いは?はじめて選ぶ人の比較ガイド




■レバレッジ型・インバース型の商品は長期保有には向かないとされる

これらの商品は、連動する指数や個別株の日々の値動きに合わせて2倍、3倍など大きく値動きをするよう設計されています。その性質上、連動対象の価格が想定とは異なる方向に動く場合、損失が大きくなってしまうことがあります。
長期でコツコツ資産を育てていきたい方には、基本的には向かない商品だと言われているので、気になった方はまず「どんな仕組みの商品なのか」を必ず調べてからご検討いただくことをおすすめします。


レバレッジETF・インバースETFについて詳しくは以下をご覧ください。

相場観を機動的に活かすレバレッジETF・インバースETF



図表2 レバレッジ型・インバース型の商品とは

ランキングはあくまで参考程度に

ここまで、SBI証券のお客さまの年代別買付代金ランキングの傾向を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
自分と同じ年代の人がどんな銘柄を買っているかを知ると、なんとなく安心できたり、逆に自分とは違って面白く感じたりしたかもしれません。


ここで一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。
冒頭でもお伝えしたように、今回のランキングは、「買付代金」の大きさを示したものであり、「人気」の高さを示すものではありません。そして、ランキングに入っている銘柄が、ご自身の投資目的やリスク許容度に合っているとも限りません。
同年代の人とでも、投資に回せる金額や目的、リスクをどれほど取りたいかは人それぞれだと思います。


今回のランキングを見てみて、気になる銘柄があった方は「ランキングに入っていたから」という理由だけで選ぶのではなく、まずはその会社がどんな会社で、株価が今どのくらいの水準にあるのか、ご自身で確認してみることをおすすめします!


SBI証券では、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)といった投資指標を確認することができます。
ぜひ、銘柄選びに以下の【マユコの投資レシピ】を活用してみてくださいね!


今回もお読みいただきありがとうございました!
次回は来月9/10に更新予定です。それではまたお会いしましょう👋🏻


【マユコの投資レシピ】では、取り上げてほしいテーマや感想を募集しています。 以下の「こちら」からリクエストをお寄せください。

ご意見・ご要望受付中
WEBリクエスト募集中!

気になる投資テーマや、「こんなレポートが読みたい!」というご要望がございましたら、ぜひご意見をお寄せください。

リクエスト時はカテゴリを
[商品・サービス > 投資情報 > レポート]
に選択のうえ、ご入力をお願いいたします。

WEBリクエストはこちら

図表3 【マユコの投資レシピ】ランキングはあくまで参考程度に

免責事項・注意事項

・レポートおよびコラムの配信は、状況により遅延や中止、または中断させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

・本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなさるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製または販売等を行うことは固く禁じます。

【手数料等及びリスク】

SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、商品先物取引、外国為替保証金取引、取引所CFD(くりっく株365)、 店頭CFD取引(SBI CFD)では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示または契約締結前交付書面等をご確認ください。