年代別の外国株買付代金ランキングをチェック
「自分と同じ年代の人は、どんな外国株を買っているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
前回の【マユコの投資レシピ】では、年代別の日米株買付代金ランキングをご紹介しました。
今回はその続編として、SBI証券に口座をお持ちのお客さまの現物での買付代金(購入した金額の合計)をもとに、2026年上半期における年代別の外国株のランキングをご紹介いたします!
なお、今回のランキングも前回同様、「買付代金」の大きさを示したものであり、「人気の高さ」や「おすすめ度」を示すものではありません。
このことを頭の片隅に置きながら、ご覧いただければと思います!
それではさっそくランキングを見ていきましょう!(図表1)
図表1 2026年上半期 SBI証券の年代別 外国株買付代金ランキングTOP15
年代を通してランキングから見えた傾向
今回、外国株全体を対象に集計してみたところ、意外にもランクインしたのは米国株式に区分される銘柄(ADR含む)ばかりでした。
今回のデータを見る限り、外国株の中では米国株が存在感を放っているようです。
■全年代でランクインした個別株
最初に目を引くのは、全年代で1位となったマイクロン テクノロジー(MU)ですよね。同社は、半導体メモリの製造で世界大手の企業です。
前回ご紹介した、日本のキオクシアホールディングスと同じく半導体メモリを手がけている会社です。
マイクロン テクノロジーのほかにも、サンディスク(SNDK)、エヌビディア(NVDA)といった半導体関連の銘柄が全年代を通して上位にランクインしています。
生成AIの普及に伴い、半導体の需要が高まっていることを背景に、半導体関連の企業に世界中から資金が集まっています。この流れはSBI証券のお客さまにもしっかり表れているようですね。
また、すべての年代で比較的上位にランクインしたのがスペース エクスプロレーション テクノ A(SPCX)という銘柄です。この銘柄はスペースXとして知られており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
世界有数の富豪として知られる実業家イーロン・マスク氏が率いる、ロケットやスターリンク衛星、SNS「X」の運営などで知られる企業です。
スペースXは2026年6月に株式市場に上場したばかり!
株式市場に上場すること(IPO)は、これまで一部の投資家しか購入できなかった会社の株式を、株式市場で売買できるようにすることを指します。
スペースXの上場は、集めた資金の額から「史上最大のIPO」ともいわれ、話題になりました。
上場からまだ日が浅いにもかかわらず、幅広い年代から資金を集めていることがわかりますね。
ちなみに、マスク氏が率いるもう一つの会社テスラ(TSLA)も、多くの年代でランクインしています。
■全年代でランクインしたレバレッジ型ETF
さらに、全年代でランクインしたETF(上場投資信託)もありました。Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF(SOXL)という銘柄です。
この商品は、半導体関連株から算出される指数(ベンチマーク)の3倍の大きさの値動きを目指すように設計されている商品です。
対象の指数が上がればこの商品の価格はより大きく値上がりする一方で、下がればより大きく値下がりします。
値動きが大きくなりやすい商品のため、長期保有には基本的には向かないと言われています。気になった方はまずは仕組みやリスクを確認していただくことをおすすめします。
なお、SOXLとは逆に、半導体株の指数が下落したときに利益が出るように設計されている商品であるDirexionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS)も、20代から50代にかけてランクインしていました。
半導体株が「これから上がる」と考えている方だけではなく、逆に「そろそろ下がるのでは」と考えて投資をしている方もいらっしゃるようですね。
■20代は新しい産業への関心が比較的高め
一方で、年代によって異なる傾向も見えてきました。
20代に目を向けると、量子コンピューターの開発を手がけるIonQ Inc(IONQ)や、航空宇宙企業のロケット ラボ コーポレーション(RKLB)といった、比較的新しい産業に関わる銘柄がランクインしていました。
20代を中心に、こうした新しい分野の企業への関心が比較的高いことがうかがえます。
■30代から60代で多くランクインした「指数連動型ETF」
次に、30代から60代にかけて多くランクインしていたのが、S&P 500やNasdaq-100といった米国の株価指数に連動を目指すETFです。
バンガード S&P 500 ETF(VOO)やインベスコ QQQ トラストシリーズ1 ETF(QQQ)などがその代表例です。
これらの商品を購入することで、自分で企業を選ぶ手間なく米国の主要企業に幅広く投資することができるのが特徴です。
■60代・70代以上で新たに顔を出す企業
60代・70代以上のランキングになると、それより若い世代には見られなかった銘柄が新たに登場します。
まず、60代では台湾セミコンダクター ADR(TSM)という銘柄がランクインしていました。
ADR(米国預託証券)とは、米国以外の企業の株式を、米国株と同じように、ドル建てで米国市場で売買できる、株式と同じ性質を持つものです。
TSMは台湾の半導体メーカーですが、ADR銘柄のため、米国市場で取引ができます。このように、海外の主要企業に米国株と同じ感覚で投資できる仕組みとしてADRが使われています。
さらに、70代以上になるとインテル(INTC)、アップル(AAPL)といった企業もランクインしてきます。米国株にあまり詳しくない方でも企業名は知っているという方も多いのではないでしょうか。
これらの企業はいずれも50年以上にわたり事業を続けてきた老舗という共通点があります。年代が上がると、こうした社歴が長く、知名度の高い企業も新たにランクインしてきていることがわかりますね。
■ランキング全体から見えてくる、外国株に求められている「成長」
ランキングを通して見ると、半導体関連株、レバレッジ型ETF、上場したばかりのスペースXなど、値動きの大きさや今後の成長性が意識されやすい銘柄の買付代金が大きかったことが確認できます。
一方で、70代以上では、インテルやアップルのような社歴の長い有名企業への関心も見られました。年代が上がるにつれて、値動きの大きさだけでなく、なじみのある企業への安心感も投資先を選ぶ材料になっているのかもしれません。
日本株の中にも成長性を意識した投資先はありますが、今回のランキングを見る限り、米国株に対してはその傾向がより強く表れているようです。
図表2 ランキングからみた各年代の傾向
米国株、買う前に知っておきたい3つのこと
ここまでランキングについて見てきましたが、「そもそも、米国株って日本からでも買えるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません!
実は、SBI証券なら国内株と同様に米国株のお取引が可能です!
ただし、取引できる時間や買い方、取引単位など、違う部分がいくつかあります。
今回は、米国株について知っておきたいポイントを一緒に見ていきましょう。
■取引できる時間
米国株はアメリカの時間に合わせて取引されるため、取引できる時間は日本時間で23:30-翌6:00(サマータイムは22:30-翌5:00)となっています。
さらに、アメリカでは2026/12/6から取引時間が延長される予定です。
そのため、SBI証券でも2026年内に延長された時間での取引にも対応した23時間取引をご提供できるようリリースを予定しております!
続報をお待ちください。
23時間取引などについて詳しくはこちら
■買い方
米国株を購入する際は、米ドルによる「外貨決済」または日本円による「円貨決済」がご利用いただけます。
■取引単位
基本的には、日本株は100株単位で購入できますが、米国株は1株から購入することができます。
少額から気軽に始められるのは、米国株の大きなメリットです!
米国株式のサービス概要について詳しくはこちら
こうした違いを知ったうえで、まずは今回のランキングに出てきた米国株がどんな銘柄なのか、SBI証券で確認してみませんか?
気になる1銘柄を見つけることが、外国株投資に踏み出すはじめの一歩となるはずです!
今回は、外国株の年代別買付代金ランキングについてご紹介させていただきました!
次回は来月10/1に更新予定です。それではまたお会いしましょう👋🏻
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