“Livin’On A Premium!”
~プレミアム企業の
クセになる魅力~

三菱UFJ国際投信株式会社
外部委託運用部 ファンドマネジャー
小野 蒼 氏

プレミアム企業に長期投資し優れたパフォーマンス、下落時にも強い
「MSグローバル・プレミアム株式オープン」

 三菱UFJ国際投信が設定・運用する「モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン」の運用について、外部委託運用部株式・リートグループの小野蒼氏に聞いた。

「モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン」の特徴は?

 一番のポイントは、「元本を失わないこと」を最重視して運用を行うことで、長期的に優れたパフォーマンスを挙げている点です。元本を失わないために、プレミアム企業の株式に投資しています。

 プレミアム企業とは、高いブランド力、有力な特許などの競争力のある無形資産を裏付けとして、持続的に利益成長ができるような企業のことです。プレミアム企業は、例えばインフレ局面、あるいは、金融ショックが起きたときなど、株式市場の下落局面でも着実に利益を成長させていけることができます。ポートフォリオは、株式市場の下落局面に強いという特徴があり、この点が、長期的に優れたパフォーマンス実績の一因となっています。

 具体的には、パソコンソフト「Windows」で世界的に有名なマイクロソフトや洗剤用品の「アリエール」などを提供するP&Gなど保有しています。このようなプレミアム企業を保有することで、元本を失わないという原則を守りつつ、長期的に資産形成ができると考えています。

 当ファンドと同じ運用戦略のファンドは1996年にスタートしました。2000年代初頭のITバブル、2008年の金融ショックの時などには、先進国株式を上回るパフォーマンスをあげています。同運用戦略を設定してから現在までの先進国株式の年率リターンは8.4%でしたが、同運用戦略の年率リターンは14.0%になっています。下落局面で株価の下落を最小限にとどめることが、長期的なパフォーマンスを優れたものにしていくことにつながっています。下落局面に強いだけでなく、地道に着実に超過収益を稼いでいく、そういったファンドだと思っています。

このファンドが持つ他にはない強みは?

 長期的に優れたパフォーマンスが一番の強みだと思います。先ほども申し上げました通り、当運用戦略の設定来の年率リターンは先進国株式を大きく上回っていますが、その理由は、プレミアム企業を保有していることによって、株式市場の下落局面に強いことだと思います。

 資産形成は、マラソンに例えることができると思うのですが、マラソンでも、ペースアップとダウンを繰り返していると、一定のペースで走るより記録が悪くなってしまうそうです。それと同じで、株式運用においても大きな下落と上昇を繰り返しているよりも、少しずつでも着実に成長していける方が長期的にパフォーマンスが良くなっていきます。

 また、プレミアム企業に投資することによって、例えば、投資初心者の方ですとか、海外株に抵抗感がある方にとっても魅力を感じられる商品、また、投資先企業のイメージがつきやすい商品になっていると思います。株価の下落局面で基準価額が市場の下落率よりも低い下落にとどまっていることは、投資経験の浅い投資家の方々には安心感になると思います。また、このファンドは結果的に有名な企業を主に組み入れていますので、ファンドを購入された方が月次報告書などを見ていただいた時に、組入上位銘柄がいずれも目にしたり、耳にしたことがある企業が入っていると思います。そういったところでも、海外株式に投資するファンドなのですが、親しみやすさというのがあると思います。

 そして、長期に優れたパフォーマンスの出ているファンドだけに、投資家の方々にも長期にわたってファンドを保有していただき、このファンドの運用成果を十分に享受していただきたいと思っています。そのため、私ども、外部委託運用部と現地の運用チームで四半期ごとにミーティングを行っていまして、そこで運用状況について詳しく質問して運用の理解を深めています。ゲートキーパーとして、どのような運用がされているのかというのをしっかりモニタリングする役割を果たしていくことで、長期的な運用に貢献できると思っています。

運用を通じて、何を実現しようとお考えでしょうか?

 元本を失わないことを一番のミッションとし、プレミアム企業の株式に投資をしていますが、プレミアム企業を見つけ出す上で、またポートフォリオに組み入れた銘柄が、プレミアム企業であり続けるためという観点でも、当ファンドではESG(環境・社会・ガバナンス)が非常に重要な要素であると運用チームは考えています。

 運用プロセスにおいて、ESGの要素を十分に考慮して組み入れています。プレミアム企業の一つの特徴として、高いブランド力があると思うのですが、例えば、環境に配慮された製品ですとか、高いデータセキュリティを持っている製品というのは、長期的に見て、ブランド力を高めることになると思います。そういった観点から、ESG要素を重視するということがプレミアム企業を選定する要素の一つであると思って運用を行っております。

 また、保有する銘柄については少なくとも年2回、企業の経営陣とミーティングを行う中で、必要に応じてESGの各要素について改善を促したり、提案を行っています。このように、ESGを考慮した運用通じて投資家の皆様だけでなく、社会全体に良い影響を与えられれば、そういうふうに思っております。

 当ファンドは、来年2022年2月に設定10周年を迎えます。国内でも長い期間にわたって運用しているファンドですし、為替ヘッジなしと為替ヘッジありの2コース合計での残高が2,000億円突破し、残高の規模も大きくなりました。この歴史と運用の規模に表れているように、ファンドの運用チームと受益者の関係が、非常に良好なものになっています。

 ファンドの運用戦略は、基本的には設定来から変わっておらず、一貫した運用を続けていて、私達も非常にチームを信頼しているところです。20年、30年という長期の運用の中では、先ほど申し上げましたように、ESGを企業評価の要素としたて体系的に取り入れるなど、社会の流れに合わせて微修正しているところもあります。そのことによって、長期の運用期間を有しつつも、いつの時代でも魅力的なファンドであり続けています。皆様には、当ファンドを長期資産形成のコアになるファンドとしてご検討いただきたいと思います。

モルガン・スタンレー 
グローバル・プレミアム株式オープン
(為替ヘッジなし)

三菱UFJ国際投信株式会社
カテゴリ:全世界株式

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