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フィデリティ投信株式会社
シニア・プロダクト・ストラテジスト
藤原 嘉人 氏

世界最大級の米株アクティブファンド、
「フィデリティ・米国株式ファンド」を支える調査力

 フィデリティ投信が設定・運用する「フィデリティ・米国株式ファンドBコース(資産成長型・為替ヘッジなし)」の運用について、シニア・プロダクト・ストラテジストの藤原嘉人氏に聞いた。

ファンドの特徴は?

 今後5年間で企業収益が2倍になることが期待できる米国企業を選んで投資をしています。経験豊富なアナリストを総動員して調査に当たり、企業収益を予測します。調査は徹底した現場主義です。出向いて話をし、周辺を聞き込み調査します。アクティブファンドの運用者として企業とは幅広くコンタクトしています。IR担当の方、企業トップ、さらに、現場、例えば工場長、人事の方、それから、取引先の方、競合他社など、同じビジネス領域での戦略の違いを明らかにします。また、フィデリティの強みの1つに、未上場企業も調査して、まだ一般的に知られていない新しい技術、ビジネスモデルの評価や将来性の分析などを行っています。

 また、企業との対話では、事業構造の再編、女性の活用や、どういう人材を登用すべきか、経営陣構成の見直しなどについて提案することもありますし、従業員の安全性などについても意見交換をしています。場合によっては、他の企業でこういう形でガイドラインを作っていますと提案することもあります。企業の分析は、一言で言うと、近道がなく、地道な調査の積み重ねです。地道にコツコツと調査をし、企業収益の予想について確度を高め、それに基づいて銘柄選択をしてきた結果が運用成果になっています。この調査の蓄積は、どこにも真似ができないと思います。

 ただ、企業分析に優れたアナリストがいて、良い銘柄をピックアップできたとしても、結局それをポートフォリオにまとめていくのは、主たる担当者です。このファンドでは、ウィル・ダノフが務めています。米モーニングスターからもこのファンドの元となる運用戦略「フィデリティ・コントラ・ファンド」は「ファンドマネジャー・オブ・ザ・イヤー2007」(米国株式部門)を受賞し、名誉殿堂入りしています。

 ウィル・ダノフは、年間1200社の企業面談を重ね、リサーチのインプットを活用しながら、網羅的に見て長期的な視野で今後の成長企業を選んでいます。彼の持ち味は、とても人好きというか、気さくで明るい性格です。彼の周りには、本当に人がよく集まっています。仲間のアナリストから、とても有名なIT企業のトップの方々まで、たくさんの方々がウィルに会いに来てくださり、そういう方からのインサイトなども運用に活かされていると思います。

 彼自身は、特定のテクノロジーについて詳しいということではないのですが、彼はテクノロジーに限らずいろんな業界の人と意見交換をしてきた積み重ねがあるので、広い視野で話ができるのです。大企業のトップの方でも彼と会うことによって新しいアイディアが生まれるようなことがあり、それが、人々を彼に惹きつけているのだと思います。

 彼のトレードマークは、スマイルマークです。あの黄色の円の笑っているマークが、企業の成長、それから、お客様の笑顔につながると、自分のトレードマークにしています。スマイルマークのネクタイやマグカップを自分で作って周りに配っています。

 ウィル・ダノフに代わる人間はいないと思いますが、運用哲学やアプローチは運用チーム継承されていますので、彼に匹敵する人材は、パフォーマンスだけでは既に育っています。人間性も含めた形でお客様に支持されるというような文化を継承していくことが、フィデリティ全体としてのチャレンジだと思います。

他社と何が違うのでしょうか?

 フィデリティのボトムアップアプローチは現場主義の調査を大きなスケールで展開することです。運用経験豊富なプロフェッショナルが350名以上、全世界に展開をしています。アクティブ運用で世界トップですので、企業調査の質、それから、量が圧倒的であると思います。まさに社名の「フィデリティ(忠誠)」そのもので、当たり前のことをきっちり当たり前にやっているというアプローチが、自信を持って申し上げられる特徴だと思います。

 例えば、Googleは、創業者のラリー・ペイジ氏との接点もあり、そのビジョンがすごく優れていることが早くからわかっていたのですが、業界関係者に幅広く話を聞いていくと、競合他社は「Googleが上場してくると脅威」という声が多くありました。上場と同時に投資を開始しています。その後も定点観測でミーティングを重ね、YouTube、Googleマップ、Androidプラットフォームなど、安定的かつ高い成長を生む力が確信できましたので、いまだに高いポジションを維持しています。

 また、「フィデリティ・コントラ・ファンド」は、50年以上にわたる優れた運用実績があります。過去にあった様々な危機をしっかりと克服してきました。マーケットには、必ずしも一本調子ではなく紆余曲折があるのですが、下落局面ではできるだけ資産を守り、上昇局面でしっかりと上昇するというポートフォリオの特性があります。長期投資を目指すお客様に自信を持ってこのファンドをおすすめできます。

運用を通じて世の中に何をもたらそうとしているのですか?

 一言で申し上げるとお客様に喜んでいただきたいということです。お客様からのお手紙を良く頂戴します。「子供が生まれたのでファンドに投資をした。頑張ってくれ」とお手紙をいただいた同じお客様から、「子供を大学に入れる費用がファンドから賄えた。よくやってくれた」と。さらに、お子様が結婚して「結婚式に使えた」と。その後、お孫さんが生まれたので、「孫のためにファンドを買った。もっと頑張れ」と。お客様から、節目に手紙を頂戴します。
そういったお客様の人生の節目にお役に立てるというのは私達の喜びです。

 それが世の中を変えるかどうかわかりませんけれども、それが我々の使命であり、お客様に貢献できる側面だと思います。それが運用者、それから我々リサーチのメンバーの強烈なインセンティブになっています。

 実際、ウィル・ダノフのオフィスの前に、この手紙が貼ってあります。一通じゃないのです。いろんな方々から、また、同じお客様から何通もの手紙をいただきます。そして、お子様が生まれた時の写真、子供の頃の写真、大学に入ったときの写真などを送っていただいていて、ウィルは、それをとても大切にしています。そして、我々みんなが、このようにお客さまに長年にわたって喜んでいただくことを目指していきたいと思っています。

フィデリティ・米国株式ファンド Bコース
(資産成長型・為替ヘッジなし)

フィデリティ投信株式会社
カテゴリ:米国株式

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