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日本には高い理念と
成長を兼ね備えた会社が
いっぱいあります!

アセットマネジメントOne株式会社
運用本部 株式運用グループ 国内株式担当ファンドマネジャー
酒井 義隆 氏

運用スタイルを固定しない国内株投信「自由演技」、
投資機会を選ばず組み合わせ自由な使い勝手

 アセットマネジメントOneが設定・運用する「One国内株オープン(愛称:自由演技)」の運用について、担当ファンドマネジャーである酒井義隆氏に聞いた。

ファンドの特徴は?

 日本株アクティブファンドには、いくつかのタイプがあり、「中小型株」、「成長株」、「割安株」など特定のスタイルを持っているファンドが多いのですが、このファンドは、相場の局面に応じて、いろいろなスタイルをとりながら運用を行っています。私は8年くらい前に公募投信の運用を始めましたが、その時に、「お客さまに寄り添っているファンドは少ないのではないか」と感じました。私の運用経験の全てを注ぎ込んで「6カ月以上保有していただけるのであれば、どのような環境でもインデックスを超える運用を提供する」ことをめざして運用しています。

 2014年10月から、このファンドの運用を引き継いだのですが、私が担当してからは、マーケットとの付き合い方が変わった部分があると思います。私の尊敬するファンドマネジャーの一人から、「マーケットは、理不尽な上司だ」と聞いたことがあります。理不尽な上司は、一年中ずっと機嫌が悪いということはなくて、1年間のうち3カ月から半年ぐらいは普通で、3カ月ぐらいは機嫌が良くて、残りの3カ月が本当に機嫌悪く、その機嫌が悪いときに変なことをすると、凄く怒られるというようなことがあると思います。マーケットも似たような感じで、自分たちが正しいと思っていることをやっていても、リターンが取れない時期もあります。そんな時期は、できる限り目立たないように、ポートフォリオで言えばリスクをとらないようにしています。市場の環境に応じてアクセルを踏んだりブレーキを踏んだりする対応を明確にしました。

 運用スタイルとしては、実際には大型株運用と中小型株運用を織り交ぜたような運用をしています。大型株は日本を代表するような会社の中で安定成長をしている会社を選んでいます。中小型株は、その時々でトレンディな銘柄が出てきますが、その中で会社を選ぶ際には、「世の中にワクワクするようなものやサービスを提供する会社」という基準で選ぶようにしています。日本を含め、世の中の多くの国が成熟化してきて、本当に必要なものに関しては必要なお金を払うだけですが、ワクワクするものとかサービスに対しては、思い切ってお金を払う方が多いということがあると思います。その分、業績が上振れするような期待も高まります。

他には絶対負けない部分は?

 一つは、運用を担当している私自身が、いろんな運用経験があるということです。16年間の運用経験のうち、最初の8年間はクオンツ(定量分析)運用をしていました。そして、直近8年間は、当ファンドも含めてファンドマネジャーの責任で投資判断をするジャッジメンタルな運用をやってきました。クオンツ運用では、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資産の運用を始め、海外のソブリンウェルスファンドや企業年金の担当もしていました。ジャッジメンタルの方では、公募の投資信託もあれば、私募投信向けのロング・ショートファンド、スマートベータなど、様々な運用を担当しています。あまり、このような経験のあるファンドマネジャーは聞いたことがなくユニークな存在だと思います。

 様々なタイプの運用経験があるというと、結局、どれもモノにできなかったと感じられるかもしれませんが、運用の担当者と、たとえば、野球のユーティリティプレーヤーは性格が異なると思います。野球では、どのポジションも守れる選手は結局レギュラーではなくて控え選手というケースが思い浮かびますが、運用では、違うタイプの運用を経験することによって、投資判断に磨きがかかるような感覚があります。

 そして、担当したお客さまも、世界最大の機関投資家であるGPIFから、個人のお客さままで、公的な年金、私的な年金、投資信託、金融法人、ヨーロッパのファミリーオフィス、プライベートバンクなど、世界中の様々なお客さまを担当しています。そのようなお客さまと四半期ベースでディスカッションしたり、運用状況を説明したりしていると、世界中のいろんな投資家の方々の投資態度や投資意欲の変化、資金フローの変化などが、タイムリーに把握できます。これは他のファンドマネジャーにも負けないところだと思っています。

 そして、このファンドは、使い勝手の良さが、他のファンドには負けないと思っています。エントリータイミングを問わずに6カ月間保有していただければ、良い結果をお返しすることを目指していると申し上げましたが、タイミングリスクを取らないということは、一つの使い勝手の良さにつながると思います。

 また、どのファンドと一緒に持っていただいても、分散投資効果が得られるという点でも使い勝手が良いと思います。特定のスタイルを持たない運用を行っていますので、例えば、米国成長株ファンドと異なる運用成績であるように、日本の大型株ファンドや中小型株ファンドと組み合わせても、分散投資効果が期待できるファンドになっています。いろんなファンドと組み合わせることによって、思いがけない付加価値を生み出すことができる点が、他のファンドとは異なる魅力なのではないかと思っています。

運用を通じて、何を成し遂げたいと思っていますか?

 運用担当者は、お客さまにお仕えしていますので、基本的には世の中に必要とされる運用を、必要な場所にしっかりと安定的に届けることが、一番大切にしていることです。ファンドマネジャーに限らず、運用会社の使命だというふうに思っています。

 さらに、プラスアルファで何ができるのかを考えた時に、世の中の社会問題を解決する会社に投資をし、世の中を良くしよう、世の中の困ったことを解決しようという会社を応援することができると思います。この分野に関して言うと、弊社には責任投資グループがありまして、ESGアナリストが積極的に活動しています。当ファンドにも世の中をより良くしていく視点を取り入れています。二酸化炭素を出さないことでカーボンニュートラルに貢献するとか、100年後に生きる人たちにとってフレンドリーな会社に応援するなど、お客さまの利益を第一優先にしながら、運用を通じて社会に直接貢献できるようなことができたら、本当に素晴らしいことだと思いながら仕事をしています。

One国内株オープン
愛称:自由演技

アセットマネジメントOne株式会社
カテゴリ:国内株式

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