これぞ、匠の1本 SBIプレミアムチョイス

創業1805年から脈々と
受け継がれる運用哲学を
体現して頂きたい

ピクテ投信投資顧問株式会社
投資戦略部 ストラテジスト
田中 純平 氏

世界の優良企業に厳選投資、
「iTrust世界株式」は有力な資産形成ツール

 ピクテ投信投資顧問が設定・運用する「iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)」の運用について、ストラテジストの田中純平氏に聞いた。

ファンドの特徴は?

 主に競争優位性の高いグローバル優良企業の株式を厳選して投資しています。弊社としては、お客様に長期的な資産形成をしていただきたいと考えています。そういった意味では、投資している企業が5年先も10年先も付加価値を創出し続けるかどうか、つまりサステナビリティ(持続可能性)が重要になると考えられます。グローバル優良企業は長期にわたってサステナブルな成長を実現することが期待されるため、当ファンドではそのような企業に着目しています。

競争優位性の高いグローバル優良企業を選定するにあたっては、5つのポイントがあります。それらは「豊富な資金力」、「優れた開発力」、「価格競争力」、「ブランド力」、「マーケティング力」になります。この5つの観点で総合的に優れた企業をグローバル優良企業と定義づけて投資を行います。

 一般的に、企業の中長期的な利益成長性というものは、長い目で見れば株価に反映されると言われておりますので、長期投資を前提とした資産形成に株式投資は向いていると考えられます。しかし、個別の株式の値動きは非常に激しいので、しっかりと銘柄分散だけでなく、地域分散、業種分散を行って頂くことで値動きを抑えていただくことが重要になります。この「iTrust世界株式」では、銘柄分散、地域分散、業種分散といった3つの分散を徹底したファンドでもあります。

 グローバル優良企業を厳選して投資しているため、投資スタイルでは「クオリティ」の要素が強くなる傾向があります。これまでの市場は、グロース株が大きく値上がりし、それに続いて出遅れていたバリュー株が見直されるといった流れでした。特に、グロース株が大きく値上がりしたので、ここ数年は当ファンドのリターンが市場インデックスのリターンをやや下回るような結果になっています。

 クオリティが優位になる市場環境は、インフレ圧力が高まって金利が上昇するような環境です。一般的に、優良企業はマーケット・シェアが高く、ブランド力もあることから、価格決定力が高いと言えます。物価が上昇しコストが上がっても、製品・サービス価格にコスト増加分を価格転嫁することが容易なため、高い収益性を維持することが可能です。

 また、インフレ高進によって金融引締め政策が行われると、企業の借入金利も上昇することが想定されますが、財務体質が健全な企業は借入金利の上昇によって経営が圧迫されるリスクが相対的に低いと考えられます。さらに、景気過熱状態から景気が緩やかに拡大する状態になると、利益が安定的に成長している優良企業の方が注目されやすいという傾向もあると思います。世界的にインフレ懸念が強まるような局面は、当ファンドにとっては追い風になることが期待されます。

これだけは負けないポイントは?

 ピクテは1805年に創業したプライベートバンクを母体とした資産運用会社です。欧州の王侯貴族や世界の富裕層を中心とした顧客の資産を守り続けてきたピクテは、「顧客中心主義」という信念を貫いてまいりました。この「顧客中心主義」こそが、216年にわたってピクテが顧客から信頼され続ける理由のひとつです。

また、「顧客中心主義」を実践するうえで重視していることが、徹底して分散投資を行い、顧客の資産を最適な投資先に導くことを目指す「資産保全」です。さらに、弊社は少数のパートナーが共同出資を行い経営にあたる「パートナー制」を採用しており、株式を公開しておりません。そのため、外部の株主や債権者から圧力を受けず、長期的な観点から経営を行うことが可能です。これらはすべて、顧客からの信頼を獲得するために創業当時から現在まで脈々と受け継がれている弊社のDNAであり、強みでもあります。

「顧客中心主義」を貫く運用会社としては、お客様の特性にふさわしい資産運用サービスをご提供したいと考えています。例えば、資産形成世代の方々には中長期的な成長性が期待できるファンドを、資産保全世代の方々にはリスク管理が徹底されたファンドをといったように、商品性が明確なファンドをご提供するように心掛けています。そのような観点から、この「iTrust世界株式」は、主に資産形成世代の方々にご検討頂きたいファンドのひとつと捉えております。

運用を通して社会をどう変えたいか?

 サステナビリティはピクテの経営理念の中核をなしています。その取組みの根底には、「健全な社会があってこそ、顧客の長期的な資産保全を実現できる」という考え方があります。

 私どもが重視しているのは「顧客中心主義」です。これを実践するにあたって、資産保全が重要になりますが、資産保全を実現するためには、やはり社会全体がサステナブルである必要があります。「健全な社会があってこそ、顧客の長期的な資産保全を実現できる」という考え方が根底にあります。

 サステナブルな投資を実現するために、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資という観点は重要です。また、地域社会に根ざした支援活動も積極的に行っていますし、様々な社会問題の解決に役立つような提言も行っています。そういった意味では、幅広いステークホルダーを意識していると言えます。

「iTrust世界株式」においてもESGの要素も投資の際に考慮しながら運用を行っています。運用を通じて持続可能な社会に貢献すること、これがピクテの使命でもあります。ピクテが200年以上も続いているということは、弊社がこれまでサステナビリティを重視してきたという証左ではないかと考えます。

iTrust世界株式
愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~

ピクテ投信投資顧問株式会社
カテゴリ:全世界株式

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