IFAコラム

 
マネーの基本

IFAの実力を最大限に発揮するための4つのツール

個人投資家のために、客観・中立の立場から資産運用のアドバイスをするIFA(独立系金融アドバイザー)。

個人投資家にアドバイスをしながら金融商品の売買を仲介する、IFAの人気が高まっています。

IFAは金融機関から独立した立場のため、業務委託元である金融機関の提供ツール次第で、資産運用アドバイスのプロとしての実力が十分に活かせない場合があります。そこで今回は、どのようなツールが揃えば、IFAの実力が最大限に発揮されるのかを考えてみたいと思います。

IFAになるための条件

最初にIFAになるための条件について確認しておきましょう。

IFAになるために国家試験に合格する必要はありませんが、最低限証券外務員2種の資格を保有していなくてはなりません。また所属する金融商品取引業者から商品の提供を受ける必要があることから、証券会社などの金融商品取引業者と業務委託契約を結ぶ必要があります。そして必要な書類を所管の財務局に提出し、金融商品仲介業者として内閣総理大臣の登録を受けることが必要となります。

2019年5月31日現在、法人、個人を含めると889の金融商品仲介業者が、登録を受け活動しています。

さらに、日本証券業協会に金融商品仲介業者の外務員として登録が必要です。証券外務員2種以上の資格保有者が金融商品仲介業者として登録している法人に入社し、外務員登録することでIFAの業務を開始することができます。

IFAが実力を発揮するのに必要な4つのツールとは

IFAに求められるのは、個人投資家それぞれのライフプランに合った資産運用の提案です。

では、投資家の大切な金融資産を増やすための提案をするためにはどのようなツールが必要となるのでしょうか。

1. 金融商品が豊富
投資家一人ひとりのライフプランにあった柔軟性のある運用を実現するためには、豊富な金融商品のラインナップが欠かせません。IFAが投資の提案を行う際、金融商品の選択肢が多ければ多いほど、ポートフォリオは充実します。IFAの立場で考えた時、組み込める金融商品が少ないと、実力を発揮できずにビジネスチャンスを失う可能性があります。

SBI証券では国内外の株式に加え、数多くの投資信託や債券など、商品ラインナップが豊富です。加えて、「SBI債」などSBI証券ならではの商品も取り扱っています。契約前に業務委託先の金融商品取引業者が取り扱う商品ラインナップをチェックすることをお勧めします。

2. 充実したサポート体制
独立してIFAビジネスを始めようと決断しても、煩雑な手続きや書類の準備などで、二の足を踏んでいる方も少なくないのではないでしょうか。もし、提携先となる金融機関がバックオフィスのようなサポートしてくれたらどうでしょうか。人件費や経費を抑えながら、あなたはIFAビジネスを始めることができるでしょう。

SBI証券ではIFAの方に必要な事務手続きを、準備段階から丁寧にサポートしています。

例えば、IFAとして注意が必要なコンプライアンス対応についても、様々なアドバイスが行える体制を整えており、ビジネス開始前には「金融商品仲介業導入研修」などを実施しています。何か質問や相談があれば、IFAビジネス専用の電話窓口でいつでも相談が可能です。

また、IFAの方々がクライアントへの営業活動で、別のクライアントからの注文が直接受けられなかったり、事務手続きなどの説明をする時間がなかったりした場合は、専用のコールセンターがあなたのクライアントをフォローいたします。

3. 経験豊富な担当者による手厚いバックアップ
IFAビジネス開始後は、業務委託先の証券会社担当者と電話のみならず、直接相談したほうが良いケースもあるでしょう。SBI証券では、主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡)に、経験豊富なサポート要員が駐在しており、投資アドバイスや顧客への営業訪問の同行、IFAの方々の様々な要望に対して、迅速に対応、対面で相談する事もできます。

4. トレーディングツールなどソフトが充実
IFAがクライアントに最適な投資提案をするためには、豊富でタイムリーな情報提供が欠かせません。SBI証券には、「HYPER SBI2」と呼ばれるリアルタイム・トレーディングツールがあり、どなたでも無料でご使用いただけます。「HYPER SBI2」は、国内外の指標、為替情報などを網羅し、株価や市況を適宜知らせてくれるアラート機能が付いています。また、個別銘柄の騰落率を始めとするランキングなども充実しており、注目する銘柄が10,000銘柄まで登録できるうえ、20銘柄の相場状況を一度に確認することが可能です。豊富な情報をいち早く、しかも簡単に入手できます。

また、SBI証券では、IFAの方々のために、下記の2つのツールをWEB上で提供しています。

1) クライアント管理や営業サポート、業務管理などを網羅している「IFAポータル」
3) クライアントの取引内容や手続き状況が確認できる「コールセンターシステム」

操作は非常に簡単で、IFAの方々は人手を増やしたりそのためのシステムを導入したりする必要がありません。経費を抑えながらIFAビジネスに専念することが可能です。

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