【相続体験談】少額から、不動産も寄付できる新しい相続を選んだ理由とは (一般社団法人日本承継寄付協会 2025.3.25)

少額から、不動産も寄付できる新しい相続のかたち「遺贈寄付」

「遺贈寄付」と聞くと、「お金持ちがするもの」「多額の資産が必要」といったイメージをもつ方も多いかもしれません。

しかし実際には、遺贈寄付は少額(1万円〜)からでき、換金すれば不動産なども寄付できる、という特徴があります。

(換金せずに不動産の寄付を希望する場合には、寄付の受け入れが難しい場合があるため、事前に寄付先への相談が必要です。)

近年、おひとりさまやおふたりさまなど、相続先に悩む方が、遺贈寄付を選択するケースが増えています。

ですが、相続の話はなかなか友人にも相談しづらく、他の人がどのように相続を決めたのか、話を聞く機会は少ないと思います。

そこで本コラムでは、財産の一部や不動産を遺贈寄付することを決めたお二人の体験談をご紹介します。

体験談1)「ばあば、こんな人だったね」って笑いながら思い出してもらえるように(70代女性・子ども3人の場合)

現金30万円を地域の子ども食堂へ遺贈寄付する遺言書を作成した70代女性に、その想いを伺いました。

※写真はイメージです。

「孫が通っている子ども食堂へ寄付されるように遺言書に書きました。息子世代も大変だと思いますが、孫が大人になったときの世の中はもっと大変になっているんじゃないかなと心配です。これからの世代のために少しでも役に立てると嬉しいです。

寄付は資産家がするイメージだったのですが『1万円でも、自分の気持ちでよいんだよ』と息子から勧められ、それなら私にもできるなと。私はずっと専業主婦だったので、最後に社会にポンと足跡を残せた気がして、なんだか安心しました。

葬儀屋を営む息子が笑顔の多いお葬式もあると教えてくれ、私のときもそんな感じになるとよいなと思っています。子どもや孫たちが遺言書をみて『ばあば、こんなこと考えてたんだね』って笑いながら話してくれると嬉しいですね。」

体験談2)みんなが幸せだと、僕も嬉しいんです(60代男性・独身の場合)

現金1,000万円、自宅マンション(6,500万円相当)を子ども支援の国際NGOへ遺贈寄付する遺言書を作成した60代男性に、遺贈寄付を選択した理由を伺いました。

※写真はイメージです。

「食べるものがない、学校に行けない子どもたちがゼロになって欲しいと思い、子ども支援の国際NGOへ寄付をすることに決めました。

世界には1日中働いて学校も行けずに過ごす子どもたちがいることを思うと、僕はあまりに恵まれすぎています。自分のことは必要最低限にして、余っているものは全て寄付をしたいと思い、昔から寄付を続けています。趣味の自転車だけは、まだ手放せずにいますが(笑)。

僕には子どもがいないので、アクションを起こさないと残った資産は国庫に入ってしまい、何に使われるかはわかりません。それよりも、生きているうちに使い道を決めたいと思い、遺贈寄付の遺言書を書くことにしました。

死んだ後にも自分の財産が困っている人のために使われると思うと、今から嬉しい気持ちになります。」

さらに詳しく知りたい方へ

遺贈寄付について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

▼遺贈寄付の方法が知りたい方は

https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_7866.html

▼遺贈寄付を含む遺言書の書き方を知りたい方は

https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_8088.html

▼遺贈寄付のメリットを知りたい方は

https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_8001.html

▼遺贈寄付の体験談をさらに知りたい方は

https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_8571.html

▼寄付先を知りたい方は

日本承継寄付協会が発行する遺贈寄付情報誌「えんギフト」を無料でお取り寄せいただけます

https://www.izo.or.jp/service/gift.html

監修:一般社団法人日本承継寄付協会

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