社会のために、あなたの想いとお金を活かす 遺贈寄付Q&A (一般社団法人日本承継寄付協会 2025.5.14)

本コラムでは遺贈寄付についてよく寄せられる質問について、Q&A形式で回答していきたいと思います。
遺贈寄付をご検討いただく際の一助となれば幸いです。
Q1:遺贈寄付は少額でもできますか?
少額からできます。
遺贈寄付はお金持ちがするものという誤解があるかもしれませんが、
生前のお金の心配をせずに、誰もが少額(1万円)から想いとお金を活かすことができます。
最後に残されたお金の一部でできる、プライスレスな使い方です。
Q2:相続人に遺したいし、遺贈寄付にも興味があります。
相続人に遺し、残りの財産を遺贈寄付として寄付することができます。
少額の寄付は残された親族の8割が好意的に受け止めているという調査結果があります。
最後のお金の使い方によって「誇りに思う」「地域に貢献できて嬉しい」「その人らしさ」といった財産以外のものも遺すことができます。
通常の相続では、相続人に財産が移転するだけですが、遺贈寄付では相続人ではない方々へ、想いやストーリーを伝えることができます。
Q3:最後に財産が残るかどうかわかりません。遺贈寄付はできますか?
財産を残さなくても大丈夫です。老後資金には影響ありません。
遺贈寄付は最後に残った財産から寄付するため、生前の資金に影響なく寄付ができます。
また、遺贈寄付の遺言書を作成しても、お金を残すことを約束したわけではないので、財産を使い切ってもかまいません。
Q4:遺贈寄付は相続税がかかりますか?
遺言書を作成して寄付をした財産には、相続税がかかりません(NPO法人、社団法人、財団法人等法人格のある寄付先の場合)。
また、相続した財産を相続税申告期限までに特定の寄付先(※)に寄付をした場合には、相続税に含まれず、所得税も軽減される場合があります。
※相続財産からの寄付で相続税が控除されるのは、特定の寄付先に限ります。詳しくは税理士にご相談ください。
Q5:遺贈寄付された財産はどのように活かされるのでしょうか。
お選びいただいた寄付先の活動資源となります。また、様々な形で後世に想いや名前を残す方法もあります。
それぞれの寄付先で、寄付されたお金がどのように使われたのかに関する活動報告をウェブサイト等で見ることができます。
気になる団体があれば、ぜひ確認してみてください。
また、遺贈寄付をすると少額からでも、感謝状が送られたり、銘板で名前を残したりすることもできます。
金額によっては、オリジナルの形に残るものや、名前をつけた基金をつくることもできます。
遺贈寄付について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
▼寄付先を知りたい方は
日本承継寄付協会が発行する遺贈寄付情報誌「えんギフト」を無料でお取り寄せいただけます
https://www.izo.or.jp/service/gift.html
▼遺贈寄付の方法が知りたい方は
https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_7866.html
▼遺贈寄付を含む遺言書の書き方を知りたい方は
https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_8088.html
▼遺贈寄付のメリットを知りたい方は
https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_8001.html
▼遺贈寄付の体験談をさらに知りたい方は
https://go.sbisec.co.jp/consult/inheritance_column/column_detail_8571.html
監修:一般社団法人日本承継寄付協会
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