初級- SBI証券でIPOデビュー!IPOの基本と申込方法を知ろう

初級- SBI証券でIPOデビュー!IPOの基本と申込方法を知ろう

IPO(新規上場株式)って何?

ニュースで「IPO」や「上場」といった言葉を耳にしたことはありませんか?
最近では、米国のスペースXという企業がIPOを行いました。このIPOは、集めた資金の額から「史上最大のIPO」ともいわれ、話題になったことも記憶に新しいかもしれません。
また、AIツール「Claude」を手がけるアンソロピックも上場に向けた動きが報じられるなど、IPOが話題になることが増えています。


「そもそもIPOって何?」「自分も申し込めるの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
今回の【マユコの投資レシピ】では、IPOの基本から、SBI証券での申込方法まで、投資初心者の方にもわかりやすく解説します!
ぜひ最後までお読みいただき、スペースXのIPOに参加できなかった方も、今後IPOに参加したいと思ったときに備えて基礎知識を身につけましょう!


■上場って何?IPOって何?

「上場」とは、会社の株式が証券取引所で売買できるよう、証券取引所から資格を認められることです。
すべての会社が上場できるわけではなく、証券取引所が定める基準をクリアした会社だけが上場することができます。


では、IPOとは何でしょうか?
IPOを一言で表すと、「会社がはじめて上場して、その株式を投資家に向けて公開すること」です。
このとき、会社が新しく株式を発行したり、すでに株式を持っている株主が株式を売り出したりして、投資家が買える株式を用意します。
上場すると、これまで会社関係者など一部の投資家しか購入できなかった会社の株式が、株式市場で広く一般に売買できるようになります。
英語の「Initial Public Offering」の頭文字をとって、IPOと呼ばれています。


IPOにはもう1つ大きな特徴があります。
それは、上場して市場で売買が始まる前に、株式を先に買える機会があることです。
IPOの購入に申込をして抽選に当選し、所定の手続き※をすると、上場前に、あらかじめ決まった価格で株式を購入できます。この価格を「公開(発行)価格」といいます。
株価は買いたい人と売りたい人のバランスで変動するため、上場後の株価は公開価格より高くなることも、安くなることもあります。
※米国株式の場合、購入までの手続きは案件によって異なります。


IPOに申し込むと、上場までは次のように進んでいきます。国内IPOの場合と、SBI証券が2026年6月に購入申込を受け付けた米国のスペースXの場合を並べて見てみましょう(図表2)。
スペースXのIPOは、SBI証券にとってはじめての米国株式IPOの受付でした。
なお、日米どちらの場合も、申込をしても必ず購入できるとは限りません。また、国内IPOでは、抽選で当たっただけでは購入は確定せず、期間内に購入意思表示をすることが必要です。


■日本と米国で、IPOはどう違う?

IPOは、日本だけでなく、米国でも行われています。
日本と米国では、IPOの買い方は同じなのでしょうか?先ほどのスペースXを例に違いを見てみましょう!


違いのポイントは、大きく分けて2つです。以下は、SBI証券のインターネットコースのお客さまが対象の基本的な内容です。
※お取引制限がある場合、お申込みできない可能性があります。


1つ目は、申込から購入までの手続きです。
国内IPOでは、ブックビルディング(需要申告)の申込と、当選後の購入意思表示の、あわせて2回の手続きが必要です。
一方、スペースXでは購入申込期間に申し込み、当選後に辞退(オプトアウト)しない限り、自動的に購入される仕組みでした。


2つ目は、決済方法です。
国内IPOは円で購入できますが、スペースXの場合は米ドル(外貨決済)のみでした。
抽選の前までに、あらかじめ米ドルを用意しておく必要がありました。


なお、日本の個人投資家が、米国のIPOに上場前から申し込める機会は、そう多くありません。スペースXは、日本の証券会社を通じて、その申込ができた数少ない事例でした。
また、申込ができる場合でも、購入までの流れや決済方法などは案件ごとに異なることがあります。実際に申し込むときは、購入申込概要をしっかりチェックしてくださいね!

図表1 IPO(新規上場株式)とは?

図表2 【国内IPOと米国IPO(スペースXの場合)】申込から上場までの流れ

IPO申込前に知っておきたい4つのポイント

ここまで、IPOの基本と、日本と米国の違いについてお伝えしてきました。
「IPOに申し込んでみたい!」と思ったとき、事前に確認しておきたいことがあります。ここからは、申し込む前に気を付けたいポイントを一緒に見ていきましょう!


■上場後に株価は上がるもの…?

「IPOに当選した!」となると、なんだか嬉しくなりますよね。ここでポイントなのが、「公開価格で買えること」と「上場後に株価が上がること」は別の話だという点です。
IPOで株式を購入するときの価格を「公開価格」、上場後に市場ではじめてついた株価を「初値(はつね)」といいます。
例えば、IPOに当選し、公開価格が1,000円の株式を買ったとします。このとき初値が900円なら、買ったときより安い株価で市場で売買が始まることになりますよね。


このように、初値が公開価格を上回るとは限りません。
その会社の成長への期待が低かったり、公開価格が割高だと受け止められたりすると、初値が公開価格を下回ることがあります。
また、上場直後は値動きが荒くなり、値下がりするリスクもあります。


■目論見書をのぞいてみよう

IPOに申し込む前に、「目論見書(もくろみしょ)」を確認しましょう!
目論見書を一言で表すと、「投資判断のための会社の説明書」です。
どんな事業を行っている会社なのか、そこからのぞいてみてくださいね。
※申込時には必ず目論見書を確認する必要があります。


■米国IPOは円じゃなくて外貨?

スペースXのIPOの決済方法は、米ドル(外貨決済)のみでした。※
抽選の対象となるために、円を米ドルに替えておくなど、あらかじめ準備をする必要がありました。国内IPOにはないひと手間ですよね。
外国株式は為替相場の変動によっても、損失が生じるおそれがあります。
※スペースXのIPOでの、SBI証券のお客さま向けの内容です(2026年10月14日時点)。


■NISAでも買える?

IPOは、NISA口座で買付ができる場合があります。
国内IPOはNISAに対応していますし、スペースXのIPOでは成長投資枠での購入申込が可能でした。
米国IPOは、NISAで買えるかどうかは案件によって異なる場合があるため、こちらに関しても申込前に概要をチェックしてみてくださいね。

図表3 【マユコの投資レシピ】IPOに申し込む前に確認したいポイント

SBI証券でIPOに申し込んでみよう(国内・米国)

ここまで、IPOとは何かから、IPOに申し込む前に知っておきたいことまでをお伝えしてきました。
ここからは、実際にSBI証券でIPOに申し込む方法をご紹介します!国内IPOと、米国IPO(スペースXの場合)の順に見ていきましょう。


■国内IPOの申込方法

国内IPOは、「ブックビルディング」に申し込むところからスタートします。
国内IPOのページへは、次の手順で進むことができます(図表4)。

□SBI証券メインサイト
国内株式TOP > IPO・PO

□SBI証券 株アプリ
右下メニューボタン > IPO・PO


抽選までに入金をしておきましょう。また、申込には、目論見書の電子交付サービスへの承諾が必要です。当選・補欠当選した場合には、期限までに「購入意思表示」が必要となります。


国内IPOのお取引の流れについて詳しくはこちらをご確認ください。

ブックビルディング お取引までの流れ >


■落選しても次につながる?IPOチャレンジポイント

IPOは抽選の結果、落選することもあります。そこでもらえるのが「IPOチャレンジポイント」です。
次回以降のIPO申込時に、ポイントを使うとIPOに当選しやすくなるというSBI証券のポイントプログラムサービス※です!
抽選に外れてしまった場合も、次の機会にIPOチャレンジポイントを使ってみてくださいね。
※国内IPOのみ


IPOチャレンジポイントについて詳しくはこちらをご確認ください。

IPOチャレンジポイント >


■米国IPOの申込方法(スペースXの場合)

ここでは、スペースXでのIPO申込方法を例に見てみましょう。
スペースXのIPOは、特設ページの「購入申込する」のボタンから申込が可能でした。
特設ページは、SBI証券のメインサイトなどにお知らせとして掲載されることがありますので、そちらから確認してみてくださいね。
申込には、外国株式取引口座の開設が必要です。


今回は、IPOの基本から、申し込む前に知っておきたいこと、SBI証券での申込方法までかんたんに解説させていただきました。
今後皆さまがIPOに参加されるときに、今回の【マユコの投資レシピ】を参考にしていただければ幸いです。


今回もお読みいただきありがとうございました!
次回の更新日は10月29日です。それではまたお会いしましょう👋🏻


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図表4 【SBI証券 株アプリ・メインサイト】国内IPOの確認方法

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