実は投資できちゃうあの有名ブランド

世界的に有名なブランドを身につけることは、多くの女性たちの憧れです。その憧れのブランドは今、投資の世界でも高い注目を浴びています。その理由とは一体どんなものなのでしょうか?また、そんな高嶺の花であるブランドを傘下に持つ企業の株式を誰もが簡単に買う方法があります。今回はその方法も合わせて紹介します。

有名ブランドは世代を超えて人々から愛されている

ファッション業界はブームやそのときの景気動向で移り変わりもありますが、ファンを魅了してやまないブランドがたくさんあります。有名な企業の一例としては「LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン」、「エルメス」、「フィナンシエール・リシュモン」、「スウォッチ・グループ」などがあります。長く人々を魅了してきたブランドはその美しさに加えて高い品質を保っているだけではなく、専門性の高さや丁寧な接客もポイントです。

加えて、購入後のメンテナンスにも応じてくれるといったサービスの良さがうかがえます。そうして長く生き残っているブランドの商品は、祖母から母、母から子へと代々受け継がれることもあるのです。世代を超えたファンの育成ができているといえます。

有名ブランドにもデジタル化の波が

そんな有名ブランドにも最近は新しい波が訪れています。それはインターネットによるデジタル化です。これまでは、路面店や百貨店で丁寧かつクオリティの高い接客と品質を保つことが重視されていた有名ブランドも、最近ではインターネットを駆使した取り組みが行われるようになりました。たとえば、バーバリーはファッションショーをライブ配信することで誰でも視聴できるようにしました。このようにデジタル戦略を巧みに活用したブランドが増えてきています。

またデジタル戦略が進んだことで、路面店に行かずともECサイトでかんたんにショッピングができるようになり、自国で販売していないブランドや商品も海を超えて購入することも可能になりました。

デジタル化の流れはこれだけではありません。世界的に著名人や女優たちがSNSを通じて自分たちのファッションを紹介していることもあげられるでしょう。彼女たちがSNSで紹介したものが品薄になり、人気を博すこともしばしば見受けられます。ブランド側もこういった傾向を察知して、ロゴの大きさや色合いを工夫することでSNSに映える商品をデザインすることもあるようです。

加えて、最新のトレンドを意識すべく、ラグジュアリーブランドがストリートブランドのデザイナーを抜てきするなど、新しい波も訪れています。日本でも2017年にルイ ヴィトンとシュプリームのコラボレーションは話題になりました。トレンドや世の中の状況を踏まえたマーケティングやデザイン戦略が行われているのです。時代が変わり、消費者のニーズやトレンドも変わる中、有名ブランドがずっと多くの人から称賛を受けているのは、このような見えないところでの工夫が行われているからに他なりません。

有名ブランドはどのようにして支援できるの?

日本だけではなく世界的に有名なブランドは今や先進国だけではなく、成長が著しいアジアの国々でも購買力が高まっているといえます。ブランドは嗜好品のため、景気の波に影響を受ける可能性もあるでしょう。しかし、ブランドのトレンドを見れば世の中のファッションのトレンド、世の中の様相、経済状況を反映しているともいわれています。つまり、そういったブランドを持つ企業をチェックすれば、世の中の流れも自然と分かるようになるかもしれません。

では、このようなブランドを持つ企業をどうやって応援するのかを考えてみましょう。まずは、上場している企業であれば基本的に株主となって支援することが可能です。それぞれの銘柄によって、上場している市場や決済に用いる通貨、売買単位などが異なるので注意しましょう。加えて、海外の取引所に上場している銘柄の場合は、国内株式とは異なり、取扱える証券会社が異なるため、あらかじめ確認しておくことが肝心です。

個別銘柄に直接投資をするのが少し不安だと感じるのであれば、有名なブランドの株式等に投資している投資信託を購入するのも一案です。投資信託は通常複数の銘柄に投資されるので、個別銘柄のみを保有ことに比べるとリスク分散効果が期待できます。加えて、少額でも購入できるので無理なく憧れの企業を複数応援できます。

株式や投資信託は少額投資非課税制度NISA(ニーサ)での購入も可能です。ただし、NISA枠を活用して外国株式を購入できる証券会社は限られているので注意が必要です。今年のNISAをまだ活用していない人は検討してもよいかもしれません。

興味がわいた人は一度銘柄をチェックしてみよう

このように、世界の有名ブランドは個別株式や投資信託を活用して購入できることがわかりました。景気の波はあるものの、いつの時代も人の心をひきつけてやまないそのブランド力。あなたも一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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