- ROE(自己資本利益率)に着目して世界の優良銘柄を厳選
- 高ROE銘柄に投資を継続することの旨味とは?
- 「割安な株価水準」に着目し「お買い得価格」で投資
ROE(自己資本利益率)に着目して世界の優良銘柄を厳選
当ファンドでは、景気の波を乗り越え、長年にわたり安定的に成長してきた実力のある企業を「優良銘柄」と定義して、次の3つの要素から成り立っているとしています。 1つ目は、「安定的な収益力」です。当ファンドでは、収益力を示す指標としてROEに着目しています。ROEが高い企業は、企業活動による利益の拡大や積極的な株主還元により継続的な株主価値の向上が期待できるため、景気後退時やリスクオフの局面にも強い傾向があります。2023年9月末時点での当ファンドと日本を含む世界の主要国を対象とする世界株の代表的指数であるMSCI World Indexの保有銘柄の時価総額で加重平均したROEを比較すると、当ファンドは指数を上回る高水準となっています。 2つ目は、「収益力を維持する仕組み」です。当ファンドでは、収益力を支える企業競争力や収益基盤、企業文化などに着目しています。2023年9月末時点の組入上位10銘柄を例に見てみると、WindowsやOffice製品で高いシェアを誇るマイクロソフト社や、iPhoneに代表されるように高い価格決定力をもたらすブランド力を保持するアップル社などへ投資をしており、収益力を維持する仕組みを保持する企業を中心に投資をしていることが分かります。 3つ目は、「株主に対する還元姿勢」です。具体的には過去の配当実績や増配、自社株買いなど、経営陣の株主に対する積極的な還元姿勢を重視します。2023年9月末時点の組入上位10銘柄に含まれるジョンソン・エンド・ジョンソン社やペプシコ社などは長期の連続増配実績が有名で、株主還元に積極的な姿勢が評価されています。高ROE銘柄に投資を継続することの旨味とは?
継続的に高いROEを維持している銘柄群と世界株(MSCI World Index(配当込み))のパフォーマンスを比較してみると、前者が世界株の約1.3倍という好パフォーマンスとなりました。長期間高いROEを維持することができているということは、長期にわたって企業の資本効率が高く、株主への還元姿勢も積極的であることを示し、投資家からの需要も高まるため、長期的なリターンが期待できます。「割安な株価水準」に着目し「お買い得価格」で投資
ただし、単純に優良銘柄に投資するだけでは優れた投資成果は期待できません。当ファンドは先進国の優良株を対象に、配当利回りなど各種バリュエーション指標を参考にし、企業の本源的価値を下回る水準の株価で取引されている銘柄を選定していきます。割安な銘柄に投資することで、株価が企業の本源的価値に修正されるときの上昇を享受することが期待できます。また、株価上昇時においては割高感が強まりにくい傾向にあり、株式市場全体の下落局面においては下落幅を抑える効果が期待できます。 足元では、世界的なインフレや米国を中心とした金融政策の動向が注視されていますが、当ファンドでは引き続き運用哲学に基づき定量・定性両面から銘柄を調査・分析し、割安株への投資を続けてまいります。景気後退やリスクオフの局面にも強いバリュー株ファンド。ぜひ匠ラップを通じて「ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・バリュー)」に投資をしてみませんか? ファンドの詳細(リスクや手数料等)については、以下に掲載の投資信託説明書(交付目論見書)の内容をご確認ください。投資信託説明書(交付目論見書)※ 本コラムについて
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