※以下は同ファンドが投資対象とする「グローバル・マルチテーマ マザーファンド」(以下、マザーファンド)の情報を記載しています。そのため、パフォーマンスデータは費用控除前です。よって、ファンドの運用実績ではありません。ファンドでは運用管理費用等がかかります。あくまでご参考としてご理解ください。
- テーマ型投資は「一発屋」か?
- 未来のトレンドを見据えて成長テーマを選び、投資銘柄を厳選
- 成長テーマや投資配分を機動的に見直し、高評価を獲得
テーマ型投資は「一発屋」か?
「グローバル・マルチテーマ」というだけあって、当ファンドはいわゆる「テーマ型投資」の戦略です。一般的には、世の中で大きな話題となっているテーマに関連する株式などに投資することを指します。時代を象徴するような成長テーマへの投資は大きなチャンスになる可能性を秘めている一方、廃りもあることから、特定の成長テーマへの投資は必ずしも長期の資産形成には適さない場合もあります。(出所)野村アセットマネジメントからの情報提供をもとにSBI証券作成
しかし今回ご紹介する戦略は、単なるテーマ型ではなく「マルチテーマ型」です。このマルチテーマ型というコンセプトは、どうすれば“成長テーマが変わる中で保有し続けられるファンド“を作れるかという議論の中から誕生しました。投資対象を1つのテーマに絞らずに複数の成長テーマを想定することで、市況に応じて“今はどのテーマに投資するのがいいのか”を選別することが可能となりました。未来のトレンドを見据えて成長テーマを選び、投資銘柄を厳選
マザーファンドは、2023年7月末現在、世界株式を凌ぐ良好なパフォーマンスを誇ります。(出所)野村アセットマネジメントからの情報提供をもとにSBI証券作成
※上記は過去のデータ(月次)であり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、 ファンドの運用実績ではありません。ファンドの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
その源泉は、運用の匠による銘柄選定プロセスにあります。「グローバル・マルチテーマ」では、世界各国の株式の中から、業績や利益を伸ばしているグロース株に厳選投資します。ポートフォリオ構築に際しては、最初に「新たな価値の創造」「新興国へのトレンドの広まり」「社会構造の変化」という3つの観点で中長期の成長が見込まれるテーマを複数選定します。2023年7月末時点では、以下の10テーマを選定しています。1)新たな価値の創造
生活や社会を変える革新的な技術・サービスの誕生や普及に注目します。2)新興国へのトレンドの広まり
先進国から新興国へ普及が拡大する財・サービスに注目します。3)社会構造の変化
人口動態や生活スタイルの変化に伴う新たなビジネスチャンスに注目します。(出所)野村アセットマネジメントからの情報提供をもとにSBI証券作成
次に、選定した各テーマの関連銘柄を調査します。成長テーマにおける“世の中のトレンド”を発見し、そのリサーチを進める過程で“さらに付随するトレンド”をさまざまな視点から調査します。「AI/クラウドサービス」を例にご紹介すると、近年私たちに身近なところでもChatGPTやメタバースをはじめとしてAI技術やクラウドサービスの成長は目覚ましいものになっています。これらの技術やサービスの広がりを背景に、世界で作成・取得・複製・消費されるデータ量は加速度的に増加しています。AIが膨大なデータを効率的に分析することでより効果的な広告配信や業務効率化が進展すると想定すれば、デジタル広告サービス提供企業やDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進サービス企業が付随的に成長していくと考えられます。ほかにも、クラウドサービスの成長に伴いハッキングの脅威が増すと考えれば、セキュリティ・サービスを提供する企業の成長にも期待できるでしょう。こうして調査した銘柄を、市場環境やマクロ経済動向、テーマごとの成長特性の違いなどを加味して選定しポートフォリオを構築しています。成長テーマや投資配分を機動的に見直し、高評価を獲得
テーマを選定した後にも、時代のトレンドや市場環境の変化に柔軟に対応し、古くなった成長テーマを除外して新たなテーマを追加したり、各テーマへの投資配分を変更したりするなど、臨機応変に対応しています。(出所)野村アセットマネジメントからの情報提供をもとにSBI証券作成
上記はマザーファンドの組入株式部分より算出した投資配分(純資産比、月次)です。過去の運用実績であり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
※過去に選定されていた成長テーマであり、「エネルギー革命」「インフラ投資」は2018年7月まで、「食糧・農業需要」は2015年8月まで。*成長テーマ変更の際には、個別銘柄の成長テーマ分類を見直す場合があります。
このようなまさに「匠の技」と呼ぶべき運用により、マザーファンドの運用戦略は米国のファンド調査会社「eVestment」社の評価で、運用効率を図る「シャープレシオ」が同一カテゴリー内において上位12%以内と高い評価を獲得しました。(2023年3月末現在)※投資信託の運用効率を測るための指標のひとつ。単純なリターンの大小ではなく、そのリターンを得るためにどれ位のリスクをとっているかを計測する指標です。(マザーファンドの運用戦略:Nomura Global Equity Multi-Theme Strategy)
上記は、eVestment(ファンドの調査会社)の「グローバル・オールキャップ・エクイティ」のカテゴリーにおける、各指標の順位を示しています。
(出所)野村アセットマネジメントからの情報提供をもとにSBI証券作成
市況がリスクオンの環境の時は大きな変動を伴い成長する「高グローステーマ」の投資比率を高め、逆の場合は安定的な成長を見込む「安定グローステーマ」の投資比率を高める。テーマの分析はもちろん、銘柄の選定や投資配分比率の決定までを運用の匠にお任せできるファンド。是非匠ラップを通じて「ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・マルチテーマ)」に投資をしてみませんか。ファンドの詳細(リスクや手数料等)については、以下に掲載の投資信託説明書(交付目論見書)の内容をご確認ください。投資信託説明書(交付目論見書)※ 本コラムについて
・ 投資環境に関する過去の事実等の情報提供や作成時点での見解をご紹介するために作成した資料です。
・ 記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆または保証するものではありません。
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※当コラムで使用した指数等について
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