日米株式市場急落 相場急落時の投資戦略とは?

投資情報部 髙田航輝

2026/11/06

日米株式市場急落 相場急落時の投資戦略とは?

【米国株式市場が急落】

11月5日の米国株式市場は3指数がそろって下落しました。

特に下げが大きかったのはNASDAQ総合指数で、終値は24,314.997ptとなり、前日比-5.52%の急落となっています。さらに、フィラデルフィア半導体株指数は前日比-12.24%の大幅な下落です。11月3日の米中間選挙で民主党が勝利したことにより、今後データセンター規制が強化されることへの懸念が広がっています。ハイパースケーラーを中心とした旺盛な設備投資需要に支えられてきたAI・半導体関連銘柄にとっては業績・株価ともに逆風になる恐れがあり、ハイテク株を中心とした下げが広がったようです。

また、11月6日には米国の10月の雇用統計発表というイベントを控えており、積極的に買い向かう投資家も少なかったのではないでしょうか。

【国内株式市場にも下落が波及】

11月6日の日経平均株価は急落しています。

9時の取引開始から15分を経過せずに、前日比で3,000円以上下落しており、節目の6万円を割り込みました。

日経平均株価の構成比上位には、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連銘柄が多く、これらの銘柄の下落の影響を強く受ける傾向があります。

本日は半導体関連銘柄を中心に、下落が多くの業種に波及しているようです。9時15分時点では東証33業種すべてが前日比で値下がりしています。

【株価急落時の投資戦略】

本日のような相場は、下落の震源地である半導体関連銘柄以外にも売りが広がる「連れ安」の状態にあるといえます。このような状況下では、日ごろから目を付けていた銘柄を安く買えるチャンスであるともとらえられます。

例を挙げると、薬品関連、食品関連などのディフェンシブ銘柄や、比較的業績が好調なゲーム関連銘柄などが候補になりうると思います。

日経平均株価などの指数の下落が大きい日は、悲観的になりやすいですが、銘柄を選別するチャンスでもあります。このような日に上昇している銘柄や、下落が比較的小さい銘柄をチェックしておくと、今後の投資戦略に役立つかもしれません。

指数全体の「森」に目を向けるだけでなく、全体の下げに逆行して存在感を示している「木」にも注目していきたいです。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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