金利上昇・株安トレンドが継続すると予想する。確かに、米国の利上げペースは減速してきた。しかし、まだ実質金利の水準が低すぎる。米10年国債利回りとコアPCEの差として求められる実質金利はまだマイナスだ。これがプラスにならなければインフレ抑制は難しい。業績よりも物価動向に一喜一憂する局面が続く。日本の防衛費倍増問題も心配だ。扱いを間違うと、トリプル安(金利上昇、円安、株安)のきっかけになりかねない。韓国、台湾に一人当たりGDPで追い抜かれた。年間の1人あたりの労働生産性も、OECD加盟38カ国で29位と1970年以降で最も低い順位に下がった。日本は開き直るしかあるまい。マクロ経済政策には頼れない。人材は企業の資本だ。エンゲージメントの強化、ウェルビーイングの改善から始めたい。

ストラテジー2023年予想

北野 一
SBI証券 金融調査部長(チーフストラテジスト)
1982年に三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。債券ディーラー、為替アナリストを経て、金融ビックバン後、東京三菱証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)で株式ストラテジスト。2006年からJPモルガン証券、2013年からはバークレイズ証券にて日本株ストラテジーを担当。2016年からは、みずほ証券でエクイティ調査部長。2019年7月にSBI証券入社。日本株ストラテジストとして再スタート。
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