レポート・コラム

【「SBIラップ」3周年記念】第3弾まで広がった、特色のある運用コース

【「SBIラップ」3周年記念】第3弾まで広がった、特色のある運用コース

「SBIラップ」は2025年3月31日をもってサービス開始3周年を迎えることができました。日頃より、多くのお客さまにご利用いただいておりますこと心より感謝申し上げます。この記事では、お客さまとともに歩んできた「SBIラップ」の“今”を振り返ります。

「SBIラップ」の“今”

多様な投資一任サービスをご提供するべく2022年3月31日にサービスを開始した「SBIラップ」は、2年目に第2弾、3年目に第3弾をリリースし、多くのお客さまにご好評いただいています。「SBIラップ」はお客さまの大切なご資産をお任せで運用可能なサービスです。世の中に多くの投資一任サービスがある中でも、「SBIラップ」は今までのお任せ運用と一線を画すようなサービスを多くのお客さまにお届けしたいとの思いで、新提案を重ねてきました。その結果、より高いパフォーマンスを期待できると考える、特色ある珠玉の運用戦略を次々とリリースすることで、お客さまの多様なニーズにお応えする形でサービスの拡大を続けてまいりました。「SBIラップ」は、複数のコースを取り揃えることで、お客さまのご興味や目的に応じて、運用戦略をお選びいただくことができるサービスとなっています。

契約増加件数2期連続「No.1」(※)

お客さまからご愛顧いただいた結果、「SBIラップ」のサービスが開始された1年目および2年目につき、ファンドラップ・ロボアドの契約増加件数が2期連続で「No.1」となりました(2024年度分は2025年3月31日時点で一般社団法人日本投資顧問業協会より未公表)。2025年3月31日までの3年目においても、既に累積13万件以上のご契約をいただいており、ますます多くのお客さまに選ばれております。

※(2期連続「No.1」について)一般社団法人日本投資顧問業協会が公表している統計資料「契約資産状況『ラップ業務』『投資一任業』」に記載されている、ラップ業務および投資一任業務を営む協会会員の契約件数(個人及び法人の合計数)を用いて、2022年度(22年3月末~23年3月末)および2023年度(23年3月末~24年3月末)の増加件数を計算したもの。SBI証券調べ。

外部サイト:日本投資顧問業協会HP 統計資料 | 日本投資顧問業協会

2022年3月末:https://www.jiaa.or.jp/toukei/pdf/r/202203wrap.pdf 

2023年3月末:https://www.jiaa.or.jp/toukei/pdf/r/202303wrap.pdf 

2024年3月末:https://www.jiaa.or.jp/toukei/pdf/r/202403wrap.pdf

特色のある3つの運用戦略を展開

「SBIラップ」では、単一の運用戦略に留まらず、以下のそれぞれ大きな特色を持つ3つの運用戦略を展開しています。
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 ここで、3年間にわたる「SBIラップ」の歩みの中で拡大していった3つの運用戦略について、改めてそれぞれの特色を詳しくご説明します。

第1弾 AI投資コース

 

ファンドラップ・ロボアドパフォーマンスNo.1(※)のAI戦略

「SBIラップ AI投資コース(愛称:AIラップ)」(以下、「AIラップ」といいます)は、2022年3月31日より提供を開始し、2022年4月7日に運用を開始しています。「AIラップ」は、AIを活用して市場動向を先読みしながら機動的に投資配分を変更し、人を凌駕するパフォーマンスを目指すという特徴があります。

※金融庁公表「資産運用業高度化プログレスレポート2023」別添資料より主な投資一任型ロボアドバイザー5社比較(2022年末時点)

人を凌駕するパフォーマンスを目指す「AIラップ」の特徴

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 投資配分の変更は原則毎月1回 、その時々のマーケットデータを用いて実施しますが、相場が不安定な局面に突入したとAIが判断した際には臨時のリバランスを実施します。臨時のリバランスはサービス開始からの3年間で既に2回実施しており、不安定な相場環境への対応も目指しています。AIを活用した投資配分は、ご契約後にラップサマリー画面にて最新の状況を確認できるほか、毎月公開するマンスリーレポートにおいても、パフォーマンスに加えて、投資配分変更の背景の考察等をいつでも確認いただけます。

第2弾 匠の運用コース

 

投資のプロである世界中の機関投資家を含め、幅広いお客さまに提供されている、プロフェッショナルの英知を結集した運用戦略

「SBIラップ 匠の運用コース(愛称:匠ラップ)」(以下、「匠ラップ」といいます)は、2023年7月15日より提供を開始し、2023年7月19日に運用を開始しています。「匠ラップ」は、野村アセットマネジメント独自の投資戦略と同社が厳選したアクティブファンドを活用する匠の技を用いることで、リスクを抑えながら効率的にリターンを追求することを目指すという特徴があります。 

時代や技術が進んでも揺るがない「匠」の技が光る「匠ラップ」の特徴

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 投資対象とするアクティブファンドの中には、これまで限られた販売会社で特定の契約を行った富裕層のみが投資ができる戦略も含まれており、それぞれのファンドにおいて「匠」の目利きを用いて市場平均を上回る運用成果を目指します。「匠」の技を活用した投資配分は、ご契約後にラップサマリー画面にて最新の状況を確認できるほか、毎月公開するマンスリーレポートにおいても、パフォーマンスに加えて、毎月の投資配分の背景となった「匠」による金融市場の分析等を確認いただけます。 

「匠ラップ」の登場で、「SBIラップ」は運用戦略をお選びいただけるサービスに

2023年7月に「匠ラップ」のサービスを開始したことで、AI予測に基づきインデックスファンドに投資を行う「AIラップ」と、「オールウェザー・ファクターアロケーション戦略」に基づきアクティブファンドに投資を行う「匠ラップ」の、2種類のラップコースをご活用いただけるようになりました。

第3弾 レバレッジ運用 レバナビコース/レバチョイスコース

 

日本初の仕組みでファンドラップにレバレッジを活用し、投資効率と資金効率の2つの効率性を追求した運用戦略

「SBIラップ レバレッジ運用 レバナビコース/レバチョイスコース(愛称:レバラップ)」(以下、それぞれ「レバナビ」「レバチョイス」、両コースを指す場合は「レバラップ」といいます。)は、2025年2月8日より提供を開始し、2025年2月14日に運用を開始しています。レバラップは、大和アセットマネジメントが決定する最も投資効率が高いと考えられる「黄金比ポートフォリオ」を基にレバレッジを活用して高水準の資金効率を追求するという特徴があります。 

レバレッジを活用して高水準の資金効率を追求するレバラップの特徴

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※ 一般社団法人日本投資顧問業協会 投資運用会社要覧(2024年度版) Ⅳ 投資一任業(ラップ業務)に記載の25社を対象に運用の特色を調査 ウエルスアドバイザー調べ(2025年1月時点)

理論上、現物資産のみのポートフォリオの投資効率は「効率的フロンティア」以下に限定されますが、レバレッジの活用はその限界を突破し得る仕組みです。そして多くの場合、レバレッジはより高いリターンを求める場面で活用される傾向がある一方で、「レバラップ」の各コースにおいては、レバレッジ倍率をリスクに着目して決定しており、リスクをコントロールする視点でレバレッジを用いている点にその特徴があります。レバレッジ倍率等についてはご契約後にラップサマリー画面にて最新の状況を確認できるほか、毎月公表するマンスリーレポートにおいても、パフォーマンスに加えて、「黄金比ポートフォリオ」の状態等を確認いただけます。

特色ある運用戦略が好評でサービス拡大中

2022年3月31日のサービス開始からの3年間の歩みの中で、「SBIラップ」の足もとのお預かり資産は1,300億円(※)を超えております。
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※「SBIラップ×SBI新生銀行」(2022年10月以降)、「SBIラップ×投資信託相談プラザ」(2023年8月以降)、「SBIラップ×ひろぎんライフパートナーズ」(2024年12月以降)を含む。

長期の資産運用に資する各種仕組みが充実

「SBIラップ」においてはいずれのコースもグローバルな分散投資をお届けしていますが、長期運用には欠かせない積立の機能も充実しています。2025年1月には積立機能の改善も行い、一層便利となりました。さらに、月間の平均運用資産額に応じて自動でポイントが貯まっていく、ポイントプログラムも実施しています。リターンが期待できる特色のある各戦略で、積立機能もご活用いただきながらほったらかしで運用をお任せできる「SBIラップ」を、是非長期の資産運用にご活用ください。 今後も更に特色ある新たな運用戦略をお届けできるよう、そしてよりご利用いただきやすく皆様の資産形成に資するよう、不断の改善を継続してまいりますので、今後とも「SBIラップ」をよろしくお願いいたします。

※本コラムについて

記載内容は本コラム作成時点のものであり、将来変更されることがあります。

 

■株式会社SBI証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者 

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会

■株式会社FOLIO

金融商品取引業者(第一種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業) 関東財務局長(金商)第2983号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

SBIラップに関するご注意事項

SBIラップの利用開始にあたり、SBI証券総合口座開設が必要です。当社にインターネット取引口座をお持ちの個人のお客さまにお申し込みいただけます。 法人口座のお客さまは、現在お申し込みいただけません。SBIラップは、株式会社FOLIOとの投資一任契約に基づくものであるため、原則としてお客さまが自ら投資信託の個別の売買注文を行うことはできません。ご契約にあたっては、サービス概要等をよくお読みください。

 

SBIラップのリスクについて

SBIラップは、ラップ専用の投資信託(以下、「投資対象ファンド」と表示)への投資により運用を行いますので、次のような原因で運用資産の時価評価額は大きく変動する可能性があります。したがって、お客さまの投資元本は保証されているものではなく、これを割り込むことがあります。

・投資対象ファンドは実質的に国内外の値動きのある有価証券等により運用を行うため、金利水準、株式相場、不動産相場、商品(コモディティ)相場等の変動による組入れ有価証券の値動き及び為替相場変動等に伴い、投資対象ファンドの基準価額も変動します。これらの要因により投資対象ファンドの基準価額が下落し、損失が生じるおそれがあります。

・投資対象ファンドに実質的に組み込まれた株式や債券等の発行者の倒産や信用状況等の悪化により投資対象ファンドの基準価額が下落し、損失が生じるおそれがあります。

・SBIラップレバレッジ運用の投資対象ファンドのうち、「マルチ戦略ファンド・シングル(ラップ専用)」(以下、「シングルファンド」と表示)および「マルチ戦略ファンド・トリプル(ラップ専用)」(以下、「トリプルファンド」と表示)が投資対象とする連動債券について、連動債券が追加発行されないこととなる場合および連動債券の早期償還事由が生じた場合、または、連動債券の発行体がスワップ取引を活用した場合でスワップ取引の相手方に債務不履行や倒産その他の事態が生じた場合には、予想外の損失を被る可能性があります。

・トリプルファンドは、実質的に純資産総額の概ね3倍相当額の投資を行うため、投資対象の市場における値動きに比べて大きな損失が生じる可能性があります。トリプルファンドはレバレッジ倍率に比した高リスク商品であり、初心者向けの商品ではありません。長期に保有する場合、対象資産の値動きに比べて基準価額が大幅に値下がりすることがあるため、そのことについてご理解いただける方に適しています。

 

SBIラップ AI投資コースの費用について

お客さまには運用にかかる費用として、以下の手数料等をご負担いただきます。

・投資一任手数料:運用資産額(現金部分を除く)に対して0.660%(年率/税込)

・投資対象ファンドの信託報酬(X)※:信託財産に対して0.1606%(年率/税込)

・投資対象ファンドを通じて投資するETFの経費率(Y)※:銘柄毎に異なり、0.03%~0.49%程度(年率)に収まります。

・その他の費用:信託財産にかかる監査報酬、信託事務の処理に要する諸費用、法定書類(目論見書、運用報告書等)の作成等にかかる費用、組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料、外貨建資産の保管に要する費用等は、原則としてお客さまの負担とし、信託財産の中から支払われます。これらの費用は、運用状況等によって変動するため、事前に具体的な金額や上限額等を示すことはできません。

※これらは2024年12月21日付の目論見書の情報をもとに記載しています。 ※ご負担いただく利用料等およびリスク情報につきましては、契約締結前交付書面、投資対象ファンドの交付目論見書等をご確認ください。 ※実質的な信託報酬(X+Y)は、投資対象ファンド毎に異なります。そのため、実質的な信託報酬の合計額は、8種類の投資対象ファンドの組み入れ状況によって変動しますが、最新の運用戦略を用いて運用を行った場合、その合計額は0.218%~0.400%程度(年率/税込)に収まります。この値は目安であり投資対象資産の投資状況等により変動し、また投資対象ファンドの変動等により今後変更となる場合があります。

 

SBIラップ 匠の運用コースの費用について

お客さまには運用にかかる費用として、以下の手数料等をご負担いただきます。

・投資一任手数料:運用資産額(現金部分を除く)に対して0.770%(年率/税込)

・投資対象ファンドの信託報酬:銘柄毎に異なり、信託財産に対して0.374%~1.078%(年率/税込)の範囲内に収まります。

・投資対象ファンドの信託財産留保額:最大で信託財産の0.3%  詳しくは、投資対象ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

・その他の費用:信託財産にかかる監査報酬、信託事務の処理に要する諸費用、法定書類(目論見書、運用報告書等)の作成等にかかる費用、組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料、外貨建資産の保管に要する費用等は、原則としてお客さまの負担とし、信託財産の中から支払われます。これらの費用は、運用状況等によって変動するため、事前に具体的な金額や上限額等を示すことはできません。

※これらは2024年12月31日現在における最新の目論見書の情報をもとに記載しています。 ※ご負担いただく利用料等およびリスク情報につきましては、契約締結前交付書面、投資対象ファンドの交付目論見書等をご確認ください。 ※実質的な信託報酬は、投資対象ファンド毎に異なります。そのため、実質的な信託報酬の合計額は、9種類の投資対象ファンドの組み入れ状況によって変動しますが、最新の運用戦略を用いて運用を行った場合、その合計額は0.592%~0.792%程度(年率/税込)に収まります。この値は目安であり投資対象資産の投資状況等により変動し、また投資対象ファンドの変動等により今後変更となる場合があります。

 

SBIラップ レバレッジ運用 レバナビコースの費用について

お客さまには運用にかかる費用として、以下の手数料等をご負担いただきます。

・投資一任手数料:運用資産額(現金部分を除く)に対して0.770%(年率/税込)

・投資対象ファンドの信託報酬(X)※:銘柄ごとに異なり、信託財産に対して0.00%~0.3575%(年率/税込)

・投資対象とする連動債券にかかる費用等(Y)※:[シングルファンド]年率0.22%程度、[トリプルファンド]年率0.50%程度  ※マネーファンドは連動債券を投資対象としません。

・その他の費用:監査報酬、有価証券売買時の売買手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負担いただきます。これらの費用は、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。

※これらは2025年1月22日現在における最新の目論見書の情報をもとに記載しています。 ※ご負担いただく利用料等およびリスク情報につきましては、契約締結前交付書面、投資対象ファンドの交付目論見書等をご確認ください。 ※実質的な信託報酬(X+Y)は、投資対象ファンド毎に異なります。そのため、実質的な信託報酬の合計額は投資対象ファンドの組み入れ状況によって変動しますが、2024年12月時点の運用戦略を用いて運用を行った場合、その合計額は0.592%~0.758%(年率/税込)の範囲内に収まります。この値は目安であり投資対象資産の投資状況等により変動し、また投資対象ファンドの変動等により今後変更となる場合があります。

 

SBIラップ レバレッジ運用 レバチョイスコースの費用について

お客さまには運用にかかる費用として、以下の手数料等をご負担いただきます。

・投資一任手数料:運用資産額(現金部分を除く)に対して0.715%(年率/税込)

・投資対象ファンドの信託報酬(X)※:銘柄ごとに異なり、信託財産に対して0.00%~0.3575%(年率/税込)

・投資対象とする連動債券にかかる費用等(Y)※:[シングルファンド]年率0.22%程度、[トリプルファンド]年率0.50%程度  ※マネーファンドは連動債券を投資対象としません。

・その他の費用:監査報酬、有価証券売買時の売買手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産で、ご負担いただきます。これらの費用は、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。

※これらは2025年1月22日現在における最新の目論見書の情報をもとに記載しています。 ※ご負担いただく利用料等およびリスク情報につきましては、契約締結前交付書面、投資対象ファンドの交付目論見書等をご確認ください。 ※実質的な信託報酬(X+Y)は、投資対象ファンド毎に異なります。そのため、実質的な信託報酬の合計額は投資対象ファンドの組み入れ状況によって変動しますが、2024年12月時点の運用戦略を用いて運用を行った場合、その合計額は0.414%~0.847%(年率/税込)の範囲内に収まります。この値は目安であり投資対象資産の投資状況等により変動し、また投資対象ファンドの変動等により今後変更となる場合があります。