【2月権利確定】20万円以下で買える株主優待&好配当期待8選

【2月権利確定】20万円以下で買える株主優待&好配当期待8選

投資情報部 鈴木英之

2026/02/06

【2月権利確定】20万円以下で買える株主優待&好配当期待8選

■日本株の上昇継続に期待

2026年の株式市場はここまで、乱高下を繰り返す展開になっています。米国株の堅調や半導体株の再動意等があり、力強い上昇相場になる局面もあれば、地政学的リスクの表面化で急落する場面も見られました。2/8(日)に衆議院選挙が投開票となり、結果次第で上下に大きく動く可能性が考えられます。加えて、2025年10~12月期の決算発表が佳境を迎えており、投資家としては息の抜けない日が続くとみられます。

ただ、日本株は中長期的には上昇が続くのではないでしょうか。緩やかなインフレが定着しつつあることがひとつの理由です。また、上場企業による株主優待制度の導入が増えてきたことや、配当の増加等により、株式投資の魅力が増してきたことも重要な要因と考えられます。前者については2021年を底に導入企業数が増加し、SBI証券の株主優待検索サイトで検索可能な銘柄は1,636銘柄(1/23時点)に達しています。また後者については、上場企業の配当総額が2026年3月期は20兆円を超え過去最高記録に達する見通し(2026年1月4日の日経報道)です。

「株主優待」「配当」の充実はむしろ、上昇相場の一方の主役になっているのかもしれません。


■スクリーニング条件

今回の「日本株投資戦略」では、2月に株主優待の権利が確定する銘柄をご紹介します。スクリーニング条件は以下の通りです。

・2月に株主優待の権利が確定

・株主優待権利確定のための最低保有株数に基づく金額が、20万円以下(株価は2/4時点)

・上記の条件において、保有期間に関係なく株主優待の権利を確定させることが可能であること

・東証プライム市場に上場

・会社予想1株配当金を基準にした予想配当利回りが2.23%(2/4時点の東証プライム市場の予想配当利回り)以上

・直近四半期(累計)の営業利益が前年同期比で増益

・取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄を除く

掲載銘柄は上記条件をすべて満たしています。掲載の順番は、1/23時点でSBI証券の株主優待検索ページにおいて閲覧回数の多い順となっています。


■「株主優待」の注意点

なお、「2月に権利が確定する株主優待銘柄」のほとんどが2/25(水)を権利付最終日としています。この場合、2/26(金)の権利落ち日以降に買い付けができても、配当および株主優待の権利を確保することはできませんので、ご注意ください。

また、権利付最終日に優待実施銘柄を買い、権利落ち日に売ることで、効率良く株主優待の権利獲得を考える投資家の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで注意すべき点は、買い付ける時の株価が予想外に高くなったり、売る時の株価が予想外に安くなったりなど、相当額の売却損が出てしまうケースです。配当取りも同様で、権利落ち日には配当実施分だけ株価が下がることが多くなっています。ノーコスト・ノーリスクで株主優待や配当を享受することは難しいでしょう。

それでも、コストやリスクを軽減して、株主優待の権利を確保する方法はあります。ひとつは、複数銘柄に投資をし、リスク分散を図る方法です。

もうひとつは「つなぎ売り」を活用した取引です。「つなぎ売り」で株主優待をお得に活用する方法については、SBI証券のWebページでご紹介していますので、参考にしてください。ただし、制度信用売りを利用した場合、株主優待品の価値を上回る逆日歩が発生する可能性があるため、注意が必要です。一般信用短期の在庫がある場合は、逆日歩が発生しないこちらの利用をご検討いただくことがよいと考えられます。また、「つなぎ売り」をした場合、信用取引の「売り」により、配当調整金を支払う必要が出て、実質的に配当を受け取れなくなるなど、重要な注意点*(下記脚注の詳細参照)があります。メリットとデメリットを十分理解した上でのご利用をお願い申し上げます。

重要な注意点 ~つなぎ売りを利用した場合の「配当金(現物と信用)受け払いの差額」~

※権利付き最終日の大引け時点でつなぎ売りをしている場合、現物については税金が差し引かれた配当金(配当金の約80%)を受取り、一般信用売り建玉については配当落ち調整金(配当金の100%相当)をお支払いいただきます。したがいまして、配当金の約20%相当の差額をお客さまにご負担いただくことになります。
※権利付き最終売買日と権利落ち日をまたいで信用売建玉がある場合、権利落ち日に予想配当金相当額(予定配当調整金)をあらかじめ委託保証金現金から拘束させていただき、配当金が確定後に拘束金から支払いを行います。信用売建玉に対する支払予定配当金相当額合計(予定配当調整金合計)は、ログイン後ページ内「口座管理」>「口座(円建)」>「信用建余力」>「建余力・追加保証金」の「増担保・配当調整金」に表示させていただいております。

先週の日本株投資戦略では、

「12月発表の優待新設・拡充銘柄」に関するレポートもご用意しております!

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【銘柄一覧】【2月権利確定】20万円以下で買える株主優待&好配当期待8選

取引 チャート ポートフォリオ コード 銘柄名 終値(円)
【2/4】
優待獲得最低株数での優待内容の概要
3048 3048 3048 3048 ビックカメラ 1,732 買物優待券(1,000円)2枚(8月は同1枚)
3546 3546 3546 3546 アレンザホールディングス 1,116 JCBギフトカード1,000円相当
2726 2726 2726 2726 パルグループホールディングス 1,623 子会社運営または提携先宿泊施設共通割引優待券(50%)2枚
8217 8217 8217 8217 オークワ 891 自社商品券500円相当またはQUOカード500円相当
8016 8016 8016 8016 オンワードホールディングス 741 優待割引券(20%割引)(自社グループオンラインショップで6回まで利用可)
3608 3608 3608 3608 TSIホールディングス 1,075 優待割引クーポン1冊(1冊7枚綴)および自社ブランド株主限定品等(複数より選択)
8008 8008 8008 8008 ヨンドシーホールディングス 1,842 優待券2,000円相当またはQUOカード500円相当(2027年以降は1年以上継続保有が必要)
2935 2935 2935 2935 ピックルスホールディングス 1,255 1,500円相当の自社グループ商品詰合せ等または2,000円相当の自社グループ会社施設商品券
  • ※会社公表データ、当社HPデータ、Quick Workstation Astra Managerデータ等をもとにSBI証券が作成。
  • ※「優待獲得最低株数での優待内容の概要」は、株主優待内容のすべてを記載したものではありません。正式な内容は各社Webサイト等でご確認ください。
  • ※上記掲載銘柄についてはすべて、優待獲得最低株数は100株で、権利付最終日は2月25日(水)です。

一部掲載銘柄を解説!

■ビックカメラ(3048)~保有株数に応じて買物優待券を贈呈

◎家電量販チェーンです。家電を中心に音響映像機器や情報通信機器を販売しています。都市駅前を中心に大型店を展開しているのが特徴で、ヤマダホールディングスやエディオンが地方や郊外を中心に展開しているのと異なる店舗戦略になっています。またEC比率も約13%で、2025年8月期は増収でした。2026年8月期の会社計画は売上高1兆130億円(前期比4%増)、営業利益305億円(同0.7%増)ですが、同第1四半期(2025年9~11月期)の営業利益は74億円(前年同期比66.2%増)と順調な滑り出しになりました。配当性向は40%を目途にしており、中間(2026年2月末)20円、期末(2026年8月末)21円、年間で計41円を予定しています。1月22日終値1,757円で計算される予想配当利回りは2.3%です。

◎2月末株主に対し、保有株式数に応じて買物優待券(1,000円)を以下の枚数で贈呈しています。

 ・100株以上2枚

 ・500株以上3枚

 ・1,000株以上5枚

 ・10,000株以上25枚

◎8月末株主に対し、保有株式数に応じて買物優待券(1,000円)を以下の枚数で贈呈しています。ただし1年以上2年未満保有の株主には各々1枚ずつ、2年以上保有の株主には各々2枚ずつ追加贈呈されます。

 ・100株以上1枚

 ・500株以上2枚

 ・1,000株以上5枚

 ・10,000株以上25枚


アレンザホールディングス(3546)~高めの配当利回りに加え保有株式数に応じたJCBギフトカードを贈呈

◎東北から中国・四国にかけてホームセンター131店舗、ペット専門店124店舗を含む計303店舗(2025年2月末)を展開しています。2026年2月期の会社計画は売上高1,550億円(前期比1.1%増)、営業利益37.5億円(同6.9%増)ですが、同第3四半期累計(2025年3~11月期)の営業利益は32.7億円(前年同期比31.3%増)と順調です。安定配当を指向しており、中間実績(2025年8月末)19円、期末(2026年2月末)19円、年間で計38円を予定しています。1月22日終値1,118円で計算される予想配当利回りは3.3%と高めです。

◎年1回2月末株主に対して保有株式数に応じてJCBギフトカードを以下の金額相当分で贈呈しています。

 ・100株以上1,000円相当

 ・500株以上3,000円相当

 ・1,000株以上5,000円相当

 ・3,000株以上10,000円相当


ヨンドシーホールディングス8008)~高めの配当利回りに加え多彩な株主優待を準備

「4℃」ジュエリーの企画・製造・販売及び高級ブランド時計の買取・販売を行う「ブランド事業」、アパレルOEM・ODM及びデイリーファッション「パレット」をチェーン展開する「アパレル事業」を展開しています。2026年2月期の会社計画は売上高660億円(前期比43.8%増)、営業利益28億円(同42.9%増)ですが、同第3四半期累計(2025年3~11月期)の営業利益は19.2億円(前年同期比66.7%増)と順調です。M&A効果に加えアパレル事業の好調が貢献しました。配当政策はDOE(株主資本配当率)4.0%を目安に将来は1株100円を目指すとしています。中間実績(2025年8月末)41.5円、期末(2026年2月末)41.5円、年間で計83円を予定しています。1月22日終値1,860円で計算される予想配当利回りは4.4%と高めです。

◎年1回2月末株主に対して保有株式数に応じて①~③のうちひとつの株主優待を選択できます

 ・100株以上:①株主ご優待券(2,000円分)、②4℃オリジナルQUOカード(500円分) 、③日本水フォーラムへの寄付(1,000円分)

 ・500株以上:①株主ご優待券(8,000円分)、②Canal 4℃ジュエリー、③日本水フォーラムへの寄付(5,000円分)

 ・3,000株以上:①株主ご優待券(12,000円分)、② 4℃ジュエリー、③日本水フォーラムへの寄付(8,000円分)

 ・5,000株以上:①株主ご優待券(15,000円分)、② 4℃ジュエリー、③日本水フォーラムへの寄付(10,000円分)

なお、2026年2月末株主への株主優待に保有期間の制限はありませんが、2027年2月以降は「1年以上継続保有」が条件となります。

新着記事(2026/02/06)

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