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公務員1年生だけど、なにか資産形成を始めた方がいいの?

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安定を目指して公務員になったものの、日本の経済成長率の低迷、高齢化社会などの数々の課題を前に、自分の将来に不安を抱くこともあるのではないでしょうか。公務員1年生でまだお給料が少なくても、将来のためにできることはたくさんあります。そこで、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」、「NISA(ニーサ)」、定期預金など少額から始められる商品を例にどのような資産形成が出来るのかを一緒に考えてみましょう。

20代から少額積立を始めたほうがよい理由

お給料が増えたら貯蓄をしようと考えていたとしても、入る金額が大きくなると使う金額も大きくなりがち。また、今後ライフイベントが発生した場合、なにかとお金がかかるものです。
加えて日本は歴史的な低金利が続いているので、定期預金だけではなかなか資産が増えにくい状況にあります。
少額でも早いうちから積立投資を始めることで時間を味方につけ、複利効果を最大限に生かした資産形成ができます。

例えば、23歳から毎月1万円ずつ10年間積み立てた場合と、28歳から毎月2万円ずつ5年間積み立てた場合では、どのくらいの差が出るのかを考えてみましょう。仮に年率1%、複利で運用できた場合、積立総額はどちらも120万円ですが、複利の効果で長期間にわたり積み立てているほうが多く利益を上げていることがわかります。

※単位は円、税引前での試算です。また試算結果はあくまでシミュレーションであり、投資成果を保証するものではありません

運用の利回りが高くなった場合はさらに差が生まれますので、早くからしっかり運用することが重要と言えます。長期積立投資のメリットが分かったところで、次にどのような方法で始めるのが良いかを考えていきましょう。

老後に備える資産作りなら、iDeCo(イデコ)への加入を検討しよう

iDeCoは「自分で作る自分のための年金」と言われており、自分で積み立てたお金を投資信託や定期預金で運用し、その成果によって将来の受け取り額が決まります。
iDeCoには次のような3つの税制メリットがあります。

・ 掛金が全額所得控除の対象になり、所得税・住民税が軽減される
・ 運用益が非課税になる(NISA同様に、運用の利益に対する20.315%の税金がかからない)
・ 一時金で受け取る場合は退職所得控除の対象に、年金で受け取る場合は公的年金控除の対象になる

このように、iDeCoには非常に大きい節税メリットが用意されています。
公務員の方の場合、掛金は月額5,000~12,000円、1,000円単位で自由に設定できるので、少額からでも始められます。また、掛金は年に1度変更したり、途中で止めたりすることも可能です。
注意すべきなのは、iDeCoは「自分のための年金」を作る制度なので、運用した資産を使えるようになるのは原則60歳以降ということ。使えない=確実に貯められる、と捉えて、余裕資金で長く運用することを前提に始めましょう。

老後よりも前に使う可能性のあるお金は「NISA」「つみたてNISA」で運用を

「NISA」「つみたてNISA」も運用益に対して通常かかる20.315%の税金がかからないので、効率よく運用することができます。また、所得控除のメリットはありませんが、いつでも現金化できる気軽さがあります。
NISAの年間の積立上限額は120万円で、非課税期間(運用益に対する税金がかからずに運用できる期間)は5年間です。つみたてNISAの年間積立上限額は40万円で、非課税期間は最長20年です。
NISAは投資信託や株式等で運用が可能なのに対し、「つみたてNISA」で購入できる商品は、金融庁が長期投資に適していると判断した投資信託等(※制度上ではETFも対象商品ですが、SBI証券ではつみたてNISA口座でETFをお買付いただくことができません。)に限られているといった違いもあります。
NISAとつみたてNISAの併用はできないので、どちらか一方を選んで運用します。

目的に応じてiDeCoやNISA、つみたてNISAを活用して少額積立を始めよう

ここまで、少額積立ができる制度や商品についてご紹介してきました。20代という若いうちから積立投資を始めることで、やりくり上手になりつつ、時間を味方につけて効率よく資産を増やしていくことができるのではないでしょうか。仕事も資産形成も堅実に、コツコツ頑張ってみてはいかがでしょう。

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