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iDeCoをやめたいと思った時にはこのチェックリストを使って、まずは振り返りを!

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「iDeCo(イデコ)」は老後のための資産形成方法のひとつといえます。しかし、そうと分かってはいても毎月同じ金額を積み立てし続けるのは難しいと思う方もいるのではないでしょうか。そこで、iDeCoをやめたいと思った時に役立つ振り返りチェックリストを作成しました。iDeCoをやめたい・・・と思ったら、このチェックリストを活用し、ご自身のことを振り返ってみましょう。

iDeCoって解約できるの?
まず、iDeCoは一部例外を除いて原則解約したり、途中で引き出したりすることはできません。積み立てた資産は60歳になるまで引き出すことができないのです。一部例外の「脱退一時金」の受け取りは、国民年金の保険料免除者になるなどの一定の要件を全て満たした場合に限られます。
iDeCo公式サイトの用語集「脱退一時金」はこちら
基本的には60歳まで積み立て続けるものという意識を持ちましょう。
そうはいうものの、転職や退職など、ライフイベントに応じて状況が変わることがあるのも事実です。そのため、今まではiDeCoの拠出をしていてもよかったものの、これまでと同じ金額で続けるのが難しくなったのでやめたいと思う場面もあるかもしれません。

iDeCoをやめたいと思った時に振り返るチェックリスト
iDeCoを解約して資産を引き出すことはめったにできない、ということは前述したとおりです。しかし、月々の拠出金額を変更(減額・停止)することはできます。本当に拠出金額を停止してもよいのかを考えるためのチェックリストを作成しました。質問に対して○か×で答えてみましょう。

1.毎月の拠出金額を5,000円に減額すれば積み立てを続けられそう
2.拠出を停止した場合でも口座管理手数料などがかかることを知らない
3.積み立て停止期間を自分の中で決めていない
4.携帯料金など、毎月の固定費の見直しをしていない
5.最近、プチぜいたくが多くなった


いかがでしたでしょうか。それぞれの質問に対して、どのような回答になりましたか。○が多い場合には、拠出停止ではなく、ご自身の状況やiDeCo制度の整理をして、まずは減額を考えてみましょう。

なぜiDeCoをやめたいと思ったのか自問自答を
先程のチェックリストをもとに、各項目の解説をしていきます。

1. 毎月の拠出金額を5,000円に減額すれば積み立てを続けられそう
現在の毎月の拠出金額はいくらでしょうか。毎月1万円を拠出している方は5,000円に減額したら積み立てを続けることができる可能性もあるかもしれません。iDeCoは1年に1回限り、拠出金額を変更することができます。ただし、拠出金額の変更には手続きが必要ですし、手続き完了までには時間がかかることには少し注意が必要です。なお、iDeCoの毎月の最低拠出金額は5,000円となっています。

2. 拠出を停止した場合でも口座管理手数料などがかかることを知らない
iDeCoは毎月の拠出を停止したとしても、口座管理手数料等を支払わなければなりません。そのため、せっかくコツコツと増やした資産が運用次第では減るおそれもあるのです。

3. 拠出停止期間を自分の中で決めていない
iDeCoの拠出停止をするとしても、いつから拠出を再開するのかを決めていなければダラダラとそのままになってしまうおそれがあります。老後のためのじぶん年金ですから、将来への備えとして続けることが大切です。「家計の見直しができたら再開しよう」「いつかやるつもりだ」という気持ちだけではいつまでも再開できない可能性もありますので、「○月になったら再開するために家計のやりくりを抜本的に見直す」などの気持ちと行動が必要です。

4. 携帯料金など、毎月の固定費の見直しをしていない
実は家計の中で知らず知らずのうちにかさばっているのは毎月の固定費です。たとえば、携帯料金などの通信費、光熱費、保険料など、見直せばもう少し減らせる可能性もあります。iDeCoをやめる前に、まずは固定費の見直しを行い、本当に今の支払いが妥当なのかを検討することが先決です。

5. 最近、プチぜいたくが多くなった
最後はプチぜいたくです。「コンビニでついついお菓子を買ってしまう」「毎日コーヒーショップでコーヒーを買うのがやめられない」「タクシーに乗ってしまう」など、ちょっとしたぜいたくも積み上がると結構な金額になるのではないでしょうか。それが毎月の収支を圧迫する原因ならば、プチぜいたくし過ぎのおそれもあります。すぐに収支の見直しを始めましょう。

このように、それぞれの項目の内容を具体的にチェックすることで、本当にiDeCoへの拠出を一時的に停止しなければならないのか考えることができます。このうえで、どうしても拠出停止しなければならない事情があるのであれば、加入しているiDeCoの金融機関で手続きを行いましょう。

iDeCoの拠出を停止したらこれまで積み立てた資産はどうなる?
やむを得ない事情でiDeCoの拠出を停止した場合、それまで積み立てた資産はどのようになるのでしょうか。運用自体がストップするわけではありません。今まで積み立てた資産の運用を指示するだけの「運用指図者」になります。

ただし、運用指図者になったとしても、上述したとおり毎月口座管理手数料等の費用が発生します。SBI証券のiDeCoは、SBI証券に支払う費用はゼロ円ですが、国民年金基金連合会や事務委託先金融機関に支払う費用は、どこの金融機関でiDeCoを開設していても必ずかかります。

>>SBI証券のiDeCo「手数料・その他費用」はこちら

なので、いずれにしても、毎月手数料がかかるわけですから、その金額以上の運用益をあげないと、資産は減ることになります。この点を認識し、拠出を停止している間も定期的に運用状況を確認するようにしましょう。

iDeCoとうまく付き合えるよう、金銭感覚を養おう
繰り返しになりますが、iDeCoは原則解約して引き出すことができない制度です。減額して運用を続けられる場合は金額変更手続き、どうしても一時的に拠出をストップしなければいけないなら停止の手続きが必要になります。しかし、iDeCoは老後のための私的年金でもありますから、本当に拠出をストップしなければならないのかよく考えることが肝心です。そのため、iDeCoをやめたい・・・と思ったら、まずは毎月の収支を見直し、無駄遣いをしていなかったかどうか自分の行動を振り返るようにしましょう。無駄遣いがもとでやめることのないように、日ごろから金銭感覚を養い、老後のための資産形成を行いたいものです。

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