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第6回 iDeCoに加入した後にやるべき3つのこと!

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iDeCoに加入をしたら、次は何をやるべきなのでしょうか?iDeCoはセカンドライフに向けた資産形成を目的とした制度です。
いざ加入したものの、何をしたらよいのかわからないという方のために、今回はiDeCoに加入した後にやるべき3つのことをご紹介します。

STEP1  目標金額や目標運用利回り、毎月の掛金額を決める
iDeCoは目的が“老後資金の準備”と明確ですので、60歳までにiDeCoでいくら用意したいのかという目標金額をあらかじめ決めることが大切です。公的年金や退職金をいくらもらえるのかなど、iDeCo以外で準備できる金額も考えてiDeCoで準備したい金額を決めましょう。iDeCoで積立てできる金額には職業等などによって異なる上限がありますが、まずは自分のお財布と相談のうえで毎月いくら積立ができるのか、無理のない範囲で決めましょう。掛金額は年1回変更することもできますし、積立てを一時的に停止することもできます。最初に決めた金額をずっと積立て続けなければならないわけではないので、そこはご安心ください。
目標金額と毎月の掛金額が決まれば、年間どのくらいの利回りで運用していけばよいのかがわかります。ただし、目標通りの利回りで運用できるとも限りませんので、こちらも無理のない(現実的な)範囲で決めましょう。下記の図は、毎月1万円を積立てた場合の例ですが、毎月2万円積立てができれば単純に倍の金額になります。
「老後2,000万円問題」が話題になったことをご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、60歳時点で2,000万円を準備するのはしっかりと運用をしないと難しいことがわかりますね。一方で、当たり前のことですが老後に必要な金額は全員同じではありません。ご自身がイメージするセカンドライフにはどのくらいの金額を用意する必要があるかも、しっかりと考えてみましょう。

【ご参考】
毎月1万円を積立てながら運用した場合
(赤字は、積立金額=元本に対して倍以上の金額になるケース)

SBI証券の節税シミュレーションでも利回りを変更してシミュレーションできます。設定した利回りによって運用結果はかなり違ってきますので、数字を変えてみながら目標運用利回りを決めてみましょう!
シミュレーションはこちら

STEP2  資産配分と運用商品を決める
目標金額や利回り、毎月の掛金額を決めた後は、目標に到達できるような資産配分(ポートフォリオ)と運用商品をじぶんで決める必要があります。資産運用において、1つの資産だけに投資をするのはリスクが高くなると言われています。それはiDeCoでも変わりません。できる限り分散投資を意識して考えてみましょう。
具体的には、国内の株式や債券、海外の株式や債券、不動産などの資産に、どのような割合で投資をするのか検討していきます。とは言っても、どの資産を組み合わせたらどのくらいの運用利回りになるかわからない、という方も多いのではないしょうか?
もし迷ってしまったら、GPIFや国民年金基金連合会といった年金運用を行っている機関の運用を参考にしてみるというのも1つの方法です。GPIFは、日本の【年金積立金管理運用独立行政法人】のことで、わかりやすくいうと、わたしたち日本国民の年金を運用する機関です。そして国民年金基金連合会は、自営業やフリーランスの方が、国民年金の上乗せとして積立を行うことが出来る「国民年金基金」を管理している機関です。

【GPIF】
(2021.3末)

【国民年金基金連合会】
(2021.3末)

みなさんから集めたお金を、ご覧の資産で運用をしています。こちらの最新の運用資産の配分(ポートフォリオ)は、それぞれのサイトでも確認できます。どちらも、外国株式・国内株式・外国債券・国内債券とバランスよく運用しているのがわかりますよね。2021年3月時点で、GPIFの年率運用利回りが3.7%、国民年金基金連合会の年率運用利回りは4.24%となっています。
ご自身の目標運用利回り⇒資産配分を考える際に、参考になる数字ですよね。世界中に年金運用を行っている機関がありますので、気になったらチェックしてみるのも面白いかもしれません。

STEP3  毎月の掛金額を引いた収入でのライフプラン(生活設計)を考える
iDeCoは、ご自身の老後のためにコツコツとお金を積立てて運用を行う制度です。ですので原則60歳までは資金を引き出して使うことはできません。その代わりに税制メリットが非常に大きい制度なのです。
(税制メリットのコラムはこちら
いつでも使えるお金ではありませんので、毎月積立てるお金を差し引いて、残った分で生活設計を考える必要があります。STEP1でも触れたとおり、iDeCoでは毎月の掛金額を変更したり、積立を一時停止することが出来ますので、ご自身のライフイベントなどによって、そういった仕組みを駆使して、無理なくやりくりをしていきましょう。

あとはしばらくほったらかしで大丈夫です。毎日見る必要はありません。残高が少し増えてきたり、市場環境の大きな変化があった時などは、ご自身の運用状況を確認するようにしましょう。
いままでも、これからも、みなさまの将来のための資産形成を、SBI証券は応援しています!

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