2023年の東京株式市場では、日経平均株価が7/3高値(終値ベース・33年ぶり高値水準)まで年初来で3割弱の上昇となりました。円安、堅調な企業業績に加え、東証のPBR1倍割れ企業等への対策要請、バフェット氏の商社株買い等が追い風になりました。しかし年後半は米インフレ・金利上昇に対する懸念もあり、もみ合い相場となりました。(12/11時点)
物色的には、年後半にかけての米金利低下や、半導体市況の底入れ等もあり、半導体関連の多くが物色されました。原材料価格の上昇一服で鉄鋼や電力なども買われました。反面、中国経済の不調が逆風になった企業の下げも目立ちました。