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相場先読み!米株特集

1月の米国株式市場を振り返ると、主力ハイテク株が牽引する展開でした。NYダウとS&P500指数、ナスダック100指数が史上最高値を更新した他、セクター(S&P500の11業種)ではコミュニケーション・サービスや情報技術、金融等の上げが目立ち、不動産や素材等が下げました。個別株はアメリカン エキスプレス(AXP)やキャタピラー(CAT)、メルク(MRK)等が上場来高値圏で、アマゾン ドットコム(AMZN)やセールスフォース(CRM)等は52週高値圏です。 注目のGAFAMの決算発表は、マイクロソフト(MSFT)はクラウドの牽引等で10-12月期の売上高とEPSが市場予想を上回りました。アマゾン ドットコム(AMZN)は主力のオンラインストア好調とコスト抑制で10-12月期の営業利益が前年比4.8倍となりました。メタ プラットフォームズ A(META)は1-3月期の売上高見通しが市場予想を上回った他、初の四半期配当と500億ドルの追加自社株買い計画を発表しました。一方、アップル(AAPL)は1-3月期の売上高が前年同期と同程度との見通しを示し、成長の鈍さが示されました。アルファベット A(GOOGL)の10-12月期は主力の検索広告売上高が市場予想を下回りました。 2月の米国株の注目点は、?CPI(2月13日)、?決算発表(特に市場の注目が高い半導体大手エヌビディア)、?大統領選の党員集会・予備選(サウスカロライナ州等)と考えています。CPIが市場予想の範囲内に収まるかどうか注視されます。決算動向はS&P500指数採用銘柄のうち218社が決算発表済みで(2月1日時点)、EPSのポジティブサプライズは約79%と堅調です。また、市場予想ではエヌビディア(NVDA)の11-1月期は前年比3.3倍の大幅増収が見込まれています。大統領選挙関連では共和党ではトランプ前大統領が2連勝中と人気が高いですが、2月24日のサウスカロライナ州の予備選が注目されます。対抗馬のヘイリー元国連大使が過去に知事を務めていた州で、仮にトランプ前大統領がサウスカロライナ州でも勝利するとトランプ前大統領の優位性が一気に勢いづく可能性があります。 今回のコンテンツでは半導体を取り上げます。半導体株の動きを表すSOX指数は史上最高値圏で推移しており、半導体・同製造装置セクターの年初来上昇率は24業種中でトップです(2月1日まで)。その背景のひとつとしては、世界半導体売上高の前年比伸び率が昨年11月におよそ1年ぶりにプラスに転じました。AIを牽引役とした需要や過去のシリコンサイクルの動きから推測すると当面の間は伸び率のプラス基調が継続すると思われます。また、日本の電子部品・デバイスの出荷・在庫バランスが改善してきているほか、韓国の半導体生産・出荷の伸び率が足元で急増しており、関連市場の回復が鮮明になりつつあります。 当コンテンツはBloombergデータ、各社資料、当社Webサイトを基にSBI証券が作成

投資情報部 齊木 良

2024/02/02

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